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bunakishike
折に触れて聞いた音楽の感想をだらだらと書いています。
音源は主に海外サイトからダウンロードしたハイレゾで、その他観たコンサートや映画などの感想を綴っています。
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今年のアカデミー賞の長編アニメーション部門で受賞した「アナと雪の女王」を見る。
いつも主張しているように字幕版だった。
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この手のアニメーションは3Dが多いものだがこの映画は吹き替え版も2Dらしい。
字幕版なのに結構入りがいい。
これを見ていたら不意に子どもたちは理解できるのかな?と思ってしまった。
昔はそんなこと全く思わなかったので思いがけないことだった。
最近大人でも字幕を避ける傾向があり子どもにとってはもっと辛いことになっている筈なのでこんなことを思ってしまったようだ。
アレンデール王国に生まれたエルサは物を凍らせたり雪を降らせたりする超能力があり、その魔力は日増しに強くなる。
ある日誤って妹のエルサを傷つけてしまい、それ以来エルサはその能力を隠すために城に閉じこもり、家族にも会わなくなってしまう。
国王が乗った船が沈んでしまったため、エルサは女王として戴冠式に臨んだエルサとアナだが。。。。
ストーリーはハッピーエンドで終わるオーソドックスなもので取り立てて目新しさはない。
良くも悪くもアメリカ人が好きそうなアニメだと思う。
キャラクターでは主人公のアナの奔放な行動がかわいらしい。
アナとの対比を狙っているのだと思うがエルサは少し暗い性格で、あまり面白いキャラクターではない。
二人の若い男たちはなかなか魅力的なキャラクターだ。
最近のディズニーの傾向は人間よりも動物たちが生き生きしていることだ。
この映画でも目立っていたのは人間ではなく雪だるまやトナカイなどのキャラクター。
雪だるまのオラフの陽気さ、氷売りのクリストの相棒スヴェン、この映画のヴィランズ(悪役)ハンスのうまのシトロン、医師のような姿のトロールたちなど人間たちよりもはるかに魅力的だ。
もう一人のヴィランスである貿易商のウェーゼルトン公爵は悪役にしても愛嬌があり憎めない。
全体的にはつまらなくはないが、これがアカデミー賞受賞作品かと言われると???だった。
劇場で見るほどの映画ではないような気がした。
国内では一部3Dでの上映もあるらしいが、どうしてこうなってしまったのだろうか。
3Dで見たら印象もだいぶ違ったかもしれない。
映像自体は非常に美しく、2Dで十分な気がする。
雪のシーンが美しく、時に枝にぶら下がった無数の氷が宝石のよう見えるシーンはとても幻想的で美しかった。
アカデミー歌曲賞を受賞した音楽はなかなか良かった。
機会があったらサントラを聞いてみたい。
この映画の前に『ミッキーのミニー救出大作戦』というショートフィルムが上映された。
昔のフィルム?に手を加え、現在と過去(昔のフィルムの時代)を行き来する仕掛けにしている。
いつもの古い映画そのままでなく着想が気が利いていて楽しめた。
エンドロールを見ていてミッキーの声がディズニー自身だったことを思い出した。
ディズニーの「メリーポピンズ」制作時のストーリー『ウォルト・ディズニーの約束』が金曜日公開されるのでそれも楽しみだ。
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Last updated
2014年03月19日 22時35分22秒
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