音楽雑記帳＋　クラシック・ジャズ・吹奏楽

開催できるかどうか心配していた、新国立劇場の「ニュルンベルクのマイスタジンガー」も緊急事態宣言が延長されて、準備期間が短いので開催できないことになってしまった。
結局今シーズン当ブログが新国立劇場の出し物で予定していた公演はすべて見ることが出来なかった。
仕方がないが、将来公演されることを期待するしかない。
こうしてみると、緊急事態宣言が伸びたのは意外と痛かった。
また、チケットの返送の準備をしなければならないのは手間だが、仕方がない。
今後予定しているのは7月にある二期会の「ルル」なのだが、これもひやひやものだ。
キャストは全員日本人だからまだいいが、指揮者や演出家は外国人なので、出国、入国ができるようになっているかどうかも心配だ。
準備期間がある程度必要だが、最悪、指揮者は代振りができるだろうが、演出家は大丈夫なのだろうか。

ところで、昨日新聞を見ていたら吹奏楽コンクールの中止が決まったようだ。
全国大会は10月だが、予選は７月から始まるので、仕方がないところだろう。
何しろ集まって練習しなければならないし、普段より離れて演奏したら、どうしてもズレが出てきてしまうので、事実上不可能だ。
個人練習や最大限パート練習は出来ても、合奏が出来ないことにはどうにもならない。
大体にして、マスクを着けて練習すること自体が出来ないことなので、話にならない。
各学校の定期演奏会もどうなるんだろうか。
高校文化祭も中止になったし、合唱コンクールも10月から11月に行われる予定だが、かなり怪しくなっている気配がする。