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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2021年11月07日
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カテゴリ:その他の音楽

この前本屋で「オーディオ超絶音源探検隊 バックロードホーン・スピーカーを相棒​」というムックを偶然見つけパラパラと立ち読みした。
著者は炭山アキラ氏と高崎素行で、お二方は、オーディオ評論家の故長岡鉄男氏のアシスタントと編集担当で、深くかかわりあいのある方々。
このムックは音楽の友社から発行されている「stereo」誌で50回以上の掲載回数を誇る人気連載「この音を聴け! 今月の変態ソフト選手権!」を50回分まとめたものだ。
この連載の試聴で使用されるスピーカーはバックロードホーンで、あくまでもバックロードホーンで再生したときに高音質で凄い音であることが基準。
管理人は長岡氏の愛読者で、氏の推薦したアルバムの記事をよく読んでいたものだ。
「オーディオ超絶音源探検隊」は氏の考え方を継ぐものであり、なんというか懐かしい感じがした。
推薦ディスクもクラシックそれも現代音楽中心で、ポピュラーは殆どなかった。
吹奏楽も数点あり、ユーフォニアムを吹く炭山氏の個人的趣味が反映されている。
その中で鬼太鼓座の「富岳百景」がハイレゾで出ていることを知り、即買いしてしまった。
この音源は数社から出されているが、e-onkyoでは何故か他社より千円も安い。
このアルバムは1997年に日本ビクター創立70周年記念として制作されたもので、『マスター音源は1インチ・2チャンネルアナログテープとハーフインチ・アナログテープ音源からのハイレゾ化。
スタジオ録音により究極の繊細感ある鬼太鼓座サウンドを目指す事とアナログ録音に拘り、アナログならではの音の魅力を追及する、という大きな二つの録音テーマを設けた』とのこと。
とにかくS/Nがめっぽうよい。
一番驚いたのは当時日本最大である直径2.25m、重さ3トンの大太鼓「大和」が炸裂するときの凄まじい音。
管理人の装置でもそのすごさが十分に体験できた。
笛や太鼓の生々しさも半端でない。
「三国」や「阿吽三味線」は実演では聞けない三味線の迫力を感じることが出来る。
「花や今宵の」での語りやいろいろな曲で聴かれる掛け声も眼前で演奏しているようにリアルだ。
日本の伝統芸能音楽が中心だが、その中では石井真木の「モノクローム2」が一番聞きごたえがあった。
音には度肝を抜かれたのは当然のことだが、久しぶりに彼らの音楽の素晴らしさを堪能した。
ところで、件の「オーディオ超絶音源探検隊」の中に、小澤征爾とツトム・ヤマシタが共演した
石井眞木:遭遇2番/武満徹:カシオペア​が取り上げられていたので、そのうち聞いてみたい。

鬼太鼓座:富岳百景(VICTOR STUDIO HD-Sound)24bit 192kHz Flac

1.鬼太鼓囃子
2.弓ヶ浜
3.富嶽百景
4.花や今宵の
5.三国
6.鼕々/Toto~坎としてそれ鼓を撃つ~
7.阿吽三味線
8.明暗
9.MONOCHROME Ⅱ

鬼太鼓座

Recoded at VICTOR STUDIO,Minobu Genral Arst Hall





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Last updated  2022年02月06日 16時41分37秒
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