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カテゴリ:ねこ
昨日ぽめたんの散歩に出たとき、公園の隅っこに猫がいた。 黒白で大きな、きっと洋猫かあるいはその血の入った良い猫さんっぽかった。 近づいても逃げない。寝ているのかなと覗き込んだら舌を出していたので 普通じゃないんだと感じた。 とりあえず散歩してもう一度通ったらいなくなっていたが、側溝のようなへこんだ隙間に 入っていた。 寒さから身を守ろうとして移動したんだろう。。 とても気になり、見過ごすことが出来なくて家の戻り猛夫君のフードを持って行ってみた。 「猫ちゃん」と私が呼ぶ声は聞こえているみたいで、寄ってこようとするが足もふらふら 体も傾きよたよたしていてエサも匂ってみているが食べることは出来ないような。。 嫌だけど時間の問題だと感じた。 せめてエサをすこしでも食べてねと見守り、 何も空から降らないことを祈った。 今朝、昨日いたところにいないので、まさか…と公園をさがすが見えず。 遠くまで行けそうな足取りではなかったのにと近くを探してみると、向かいのアパートの 壁際で丸くなっている姿を見つけた。 ちょっと一安心…。 そののち仕事から帰って、その場所を見るとねこちゃんはいた。 でも、もう朝のように丸くはなく手足を投げ出していた。 死んじゃったんだ…。 思わず涙があふれて来た。 何もしてあげれなかったのが悔しいし悲しいし 誰にも気づかれずこんな寒空の中 逝ってしまったねこさんがとてもかわいそうで。。 ほんの一時の出会いだったけど、かかわってしまったから 「ただ年老いた野良猫」以上の気持がごめんねを連発させた。 人のお住まいの玄関先なので入り込むのもどうかと思い、早く気づいてもらえるのを 願っているしかない。 人には慣れていたから飼い猫さんだったのかな。 片目は開かず、もう片方は真っ白になっていたしかなりの高齢みたいだった。 頑張って生きていた最期を 私は見せてもらったよ。 どうか安らかに、寒くない暖かな天国の花畑でひなたぼっこして欲しい。 また、ねこさんが生まれ変わったら 私と出会えますように…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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