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テーマ:暮らしを楽しむ(387799)
カテゴリ:生活・文化
商品先物会社と投資家とのトラブルが多発している現状を改めようと、5月1日から改正「商品取引所法」が施行されました。
商品先物取引は、将来の決められた日に特定の商品を、現時点で決められる価格で売りまたは買うことを約束する取引。証拠金を出せば、その10倍ぐらいの金額の取引ができる。大きな利益が出ることもある反面、当然 大きな損失が発生することもある。 古くは「あずき」、「あずき相場」なんて言葉もありますから。「金」「貴金属」色んな商品相場がある・・ その魅力に取り付かれて手を出し、損をして家屋敷を売る羽目になる。素人が手を出す取引じゃないはず 今回の改正では、知識の乏しい投資家は営業マンに言いくるめられて契約してしまうことも多いため、法改正で顧客の保護が強化された。 大手の商品先物会社に約半年間勤めた30歳代の男性の話しが 「一日に電話を三、四百件もかけたり、自営業者に飛び込み訪問で勧誘したりしていました。取引の危険性の説明は少しで『もうかります』という方を強調していました。大損する人が多いので心が痛みましたが、上司らは『欲にまけて投資を始めた方が悪い』と平然と言っていました」 これが 業界の本音だろうね 絶対もうかる話しなんて無いと分かっていても 目の前で 耳のそばで 何回も 20分間 30分間と 「もうかりますよ」「絶対儲かりますよ」と何回も囁(ささや)かれると 人ってその気になってしまうものなんです。平常心を失います そんな馬鹿な? と思ってもこれは心理学的に証明されます。古典的手法の一つです 人間 誰でも「得をしたい」という欲がある。これが良い方向に進めば 人間を成長させ、明るい人生をおくることができる。悪い方向に進むと恐い 欲が絡(から)むと そこを業者はつけ込む 欲にも善と悪があるから・・ また この男性はこんなことも言っています。 「個人客を大損させてもうける営業体質は根深い」 今回の改正で、取引しないと意思表示した人への勧誘を禁ずる条項が新設されました。キチンと取引を拒否することが大切です。 営業マンからしつこく勧誘されたら 今回の法改正を根拠に 「取引するつもりはない これ以上勧誘するなら 法律違反になるぞ」と言って断りましょう。 額に汗して働く ほかに方法は無いから・・ 全国の労働者の諸君 きょうも一日 額に汗して 元気に働きましょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.07.28 21:00:58
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