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テーマ:暮らしを楽しむ(387799)
カテゴリ:生活・文化
「並木」を考える
道路の敷地内に植えられている樹木を「街路樹」といいます 住んでいる道に植えられている樹木。旅行先の道に植えられている樹木。樹木の種類は、地域性とか行政により違います。どんな木が植えられているか子ども一緒に調べてみるのも面白く、木に関心を持つようになります。見栄えが良くて車両の排気ガスに強い樹木を選択していることは全国共通でしょうね どんな樹木を植えるかを決定するのは自治体(行政)の仕事ですが、最近は風向きが少し変わって住民の声を聞き 樹種を決定する自治体も出てきました。それでも木としては中木、高木が多い 街路樹に似たことばに「並木」があります 「街路樹」と比較したとき「並木」の方が古いことばです。1487年(長慶元年、文明19年)頃には使われていたようです。古くは「街道並木」「往来並木」「並樹」「街道樹」「道路樹」。明治になって「道路樹木」。「街路樹」の語が使われるようになったのは昭和に入ってからです 正しくいえば「街路樹」は道路敷地内に植えられる木をいいます。それ以外の場所に植えられる木を「並木」といいます。例えば 神社・仏閣の参道、公園内の広場、堤防、庭園内に植えられた木などをいいます 一般的には「街路樹」は高木が多く、「並木」には中木、低木が多いようです。ただ最近では道路沿いに植えられる木を「道路緑化樹」という場合もあります 街路樹も並木も都市の景観を美しく保つために、あるいは 住まいの環境を良くするためにも、もっと深く研究を必要があると思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.19 20:59:11
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