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私のパーソナルコーチングのクライアントさんに
研修トレーナーの方がいらっしゃいます。 彼とは2週間に1度ぐらいの間隔で、40分ほど電話を通じて 対話をおこなっています。(コーチングセッションと呼びます) 内容としては、前回のコーチングセッションから今回のコーチングセッションまでの あいだで実施した研修について、印象に残った研修を取上げ ご自身の満足度、うまくいったところ、今後の課題など、 研修トレーナーとしての活動そのものを振り返っていただくことを 目的に行っています。 (私は傾聴、確認、質問をしながら彼の頭の中を整理いただいたり 次の研修にむけての留意点など彼の中にある答えを引き出します) 彼は、シャイな性格なので受講者全員にアイコンタクトをするのが苦手だ!と自身の特徴を常々話していました。といってもこれは悩みとして問題を 抱えるというほどのものではなく、無意識にそうしてしまうようです。 そんな彼が、前回のセッションのとき、ある企業での研修はとてもうまく 進めることができて満足していると言いました。 そのときの情景をたくさん話してもらった後、私は次の質問をしました。 「その研修でアイコンタクトはどうでしたか?」 すると彼は「あっ、そういえば全員にできていたよ」と言うので 「どうして出来たんでしょうね?」とたずねると 「ああ、全員がこちらに好意的に反応してくれていたので、ボクも 安心してアイコンタクトができていたかも」と話してくれました。 「なるほど、○○さんは受講者から好意的な反応をいただいたので アイコンンタクトが出来たんですね」と私。 「そうだね。自分ではシャイだから受講者とのアイコンタクトが苦手だと 思っていたけど、みんなが味方だ!と思ったらその安心感で 一人ひとりに目を配りながら話すことができたよ」と話していました。 彼は、受講者に受け入れてもらっているという安心感で 自分では苦手だ!と思い込んでいたアイコンタクトができたと 自分でも気づいていなかった発見をしたようでした。 この人は味方だ!と思ったとき「安心感」を感じますよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.30 19:53:31
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