王JAPAN 世界一
やりました。日本がキューバを10対6で下し、見事世界一の偉業を成し遂げました。私は準決勝、決勝とTVの前に釘付け状態でした。日本の各球団から選出された個性の強い選手達を束ね見事優勝に導いた王監督には、その卓越した選手掌握術をインタビューしてみたいですね。そのコツは何なんだろう?4番松中は「4番はお前に任せる、頼んだぞ」と監督に言われその期待に応えようと必死にプレーしていました。試合後は「監督を世界一の監督にする、と強い気持ちをもって戦っていました」とコメントを残しています。松中に代表される、選手と監督との信頼関係が強固なものだったことがうかがえます。キャプテン格イチローは、これまでには見せないような喜怒哀楽を出す場面が多く、人間味を感じました。ここというチャンスの場面ではしっかりタイムリーヒットを放つなどしっかり仕事をしたなという印象です。というより存在そのものでチームに安心感のようなものも与えたのだろうと思います。精神的支柱だったのでしょう。私の採点では彼がMVPです。さて、王監督といえば現役時代の最後の868号を私はあの後楽園球場のライトスタンドで見ていました。あの年は、現役最後の年でバッターボックスに立っているだけでファンは喜んでいました。それぐらい偉大な選手でした。私にとっては王、長島というのは少年時代のヒーローです。還暦をすぎた王さんですが、今でも私の中ではヒーローです。ああ、とっても心地よい一日でした。