球春到来【SAITOH】
こんばんは。本日は,1学年でインフルエンザにより閉鎖している学級があり,1年生の期末考査の時期が遅れることになったので2年生のみの練習となりました。人数や時間,場所も限られていましたが,非常に良い練習ができたと思います。練習のテーマは,「体の使い方」マット運動を行ったり,バットスイングの軌道を再確認したりしました。秋に比べると2年生は体つきも違いますし,能力も高まってきているなと感じます。冬の練習の積み重ねが成果となって表れています。1年生は1週間練習を見れていませんが,ランニングメニューで著しくタイムが向上した選手やバットスイングのスピードが向上した選手が多数出てきているのでテスト明けの練習が楽しみです。今日の最後には,グランドでノックを行いました。グランドでノックができたのは久しぶりだなと思いつつ,春の訪れを感じました。(まだまだ寒いですが(笑))ノックを見ていても技術が向上していることが見て取れましたが,練習で大切にしたいことは「本番意識」です。いくら「うまく」ても勝負所でさばききれなくては,勝ちには結び付きません。練習時からスキル練習はもちろんですが,プレッシャーのかかった場面を想定し,本番で使う動き,精神状態で練習に取り組めるかが非常に大切だと思っています。その指摘レベル,褒めのレベルもまだまだ甘さがありました。勝つ集団には,必ず指摘する選手がいます。チームのために仲間のために自分のために指摘ができる選手になっていきましょう。何事もそうですが,レベルは確実に上がっています。でも,私自身もそうですが,そこで満足していては,目標や目的には到底届きません。私が尊敬する指導者がこんな話をしていました。「良い技術を持っていても勝てない集団は,細かいことを嫌い途中で諦める場合が多い。」なるほどなと思います。「どれだけ継続させることができるか」「どれだけ突き詰められるか」そこが非常に大切なポイントだと私自身,感じています。選手・スタッフ全員で野球の本質に迫っていきましょう。来週からは,練習試合も始まります。保護者の皆様,今シーズンもご協力宜しくお願いいたします。