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Chocolate and honeycandy

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2012.12.04
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カテゴリ:SM2

b2.JPG

タートル:ユニクロ
ボーダーT:無印
ロングキュロット:SM2
ブーツ:ブルーブルーエ





最近雨が降ったり止んだりで寒い日が続いてますねー><
身近でも風邪ひきさんが多いです。
ご近所さんは親子でインフルエンザになってしまったらしく。。。
気をつけないとですね。











寒いと暖かそうな素材に目がいってしまいますね~



               



















突然ですが、ちょっと趣向を変えて本の話でも。

私はひとりっこなこともあり、子供のころから本が大好きでした。
今でも年間50~60冊くらいは読んでると思います。
って別に多くもないけど。
まぁ小難しい本はわからないので小説オンリーですが^^;
通勤に往復2時間弱掛かるので、車内が読書タイムです。
面白い!と気に入ると同じ作家の作品ばかり一気読みするのですが、次々に読んでしまうので
何ヶ月かすると内容を全く覚えてなかったり。。。


以前は京極堂シリーズが大好きだったのですが、重くて腕がぷるぷるするし宗教学とか難しすぎて眠くなってしまうことも多くw
一応あのシリーズは全て読んだのですが、「塗仏の宴」は全く理解できなくて読み返す気力も無かったです。。。


あとはベタですが伊坂幸太郎が読みやすくて好きです。
石田衣良も好きです。(「うつくしい子ども」は何回読んでも号泣!!)
似たタイプだと金城一紀とか。

でも、やはり女性作家の作品が好きです。
男性が書いた作品だと面白くても「あぁ、男性目線だなぁ」と思うところがあるとちょっと引いて見てしまったり。
女性だから理解できる怖さとか厭らしさとかウワァァァァってなる感じが、嫌ーーーな気持ちになりながらも読むのを止められない、とうか。
最近話題(なのか?)なイヤミスというジャンルがまさにそれですよね。

湊かなえ・沼田まほかるが人気ですねー。
湊かなえは「告白」が出版された当時どの本屋さんでも平積みで大プッシュされてて!
気になりながらもなんとなく手に取らなかったのですが、ある日買ってみたら衝撃を受けました。
怖いし気持ち悪いし、でも読後にスカっとしてしまった自分はどうなんだろうっていう軽い自己嫌悪。
それ以降は新刊が出ると買って読んでは嫌~な気持ちになってましたw


まほかるは3冊くらい読んだけどあまり好きなタイプでは無かったです。
でも「彼女がその名を知らない鳥たち」は最後の最後、電車でボロボロ泣きましたTT
これはもう途中で何度も読むのをやめようかと思うくらい読むのが嫌になるような話で。
でも、最後の最後がかなり衝撃的でものすごく印象に残った本です。




湊かなえもかなりのイヤミスだと思うのですが、やはり今は真梨幸子でしょう!!
この作家さんは本当に【閲覧注意】な作品ばかりなのでダメな人はダメだと思います。
直接的なエログロ表現も満載だし、精神的にかなりのダメージを受けます。
私がこの作家を知ったのは新聞広告で「殺人鬼フジコの衝動」を見かけたのがきっかけです。
過激な煽り文句と、なんともストレートすぎるタイトルが気になって本屋に探しに行ってみたら平積みされていて、こちらでも過剰ともいえる煽りポップが付いてました。
試しに読んでみるかーなんて軽い気持ちで手を出したらかなり危険な作品でしたw
ハッキリ言って、私はかなり好きな作風です。
本当に辛くて目をそらしたくなるような描写が延々続いて、嫌な人しか出てこないし全ての行動が裏目に出るし。
こんな危ない奴いるかよ!こんな嫌な奴いるかよ!と思いながらも、でもそれは誰しも自分の中にもある弱い部分や汚い部分、嫌らしい部分が凝縮されてデフォルメされたようなモノだと思うんです。
読んでいるうちに、フト自分の中にも似たような(多少なりとも)通じる部分があるのではと思うとさらに恐怖が倍増します。。。


フジコは最後の最後にどんでん返しがあり、やられた!!と思いました。
ミステリーとしても、とても面白い作品だと思います。
これは好き嫌いがかなり別れる作品ですが、ただ「怖い」だけの作品では無くかなり奥が深く考えさせられる作品だと思います。


さらにその続編として刊行された書き下ろしの「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実」は更に深かったです。。。
続編とはいってもフジコの血縁が起こした大量監禁殺人事件がメインです。
きっと尼崎のあの衝撃的な事件を思い起こす人が多いと思います。
作品の中では北九州のあの事件がモチーフになっています。
(この事件はwikiでもあまりにショッキングで2度とあのページは見れません。。。)
嘘みたいな話が実際に起こっていることだというのを改めて考えさせらて、これがただの小説とは思えなくなってきます。
実際にこんな恐ろしい人間が、今の世の中どこにいるかわからないってことですよね。
そう考えると、読んでいて背筋がぞっとしました。

小説の前半は伏線があちこちにありながらも、特にこれといった動きも無く淡々と進むのですが、常に嫌な予感というか嫌な感じがずっとしてるんです。
誰にも感情移入できないし事件の真相もよくわからないし。
すると突然「えっ?」という大きな展開があって、思いがけなく事件が終結します。
終結というか始まりというか。。。
その後の独白で、フジコの謎や今回の監禁事件の謎が暴かれて衝撃を受けるのですが、
最後の最後でまたも「あぁ。。。。。。」という何ともやるせないようなショックを受け脱力してしまいました。
そして、もう一度「殺人鬼フジコの衝動」を読み返し始めました。
きっと前回は見えなかったモノが見えてくるかな。。。と

こんな本ばかり読んでるから映画「悪の教典」を見てもイマイチだったのかな^^;









真梨幸子のデビュー作「孤虫症」は本当に閲覧注意作品です。
初めてこの作者の作品を読む方は、いきなりこれを読まない方がいいと思いますw


               

















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最終更新日  2012.12.04 16:36:26
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