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世の中に 絶ゑて野球のなかりせば
日々のこころは のどけからまし 「まし」は「反実仮想」です。 試験に出ますよ。 出なくても覚えておいた方がいい助動詞です。 典拠はおなじみ「古今和歌集」から、 世の中に 絶ゑて桜のなかりせば 春のこころは のどけからまし 在原業平 意味は この世の中に桜なんかなかったら、桜が咲いただの散っただのに 心乱されることなく、穏やかにいられるだろうに。 となります。 業平は、桜がなければいいのに、と言っておきながら、 本当にそう思っているわけではなく、桜が好きすぎて言っているわけです。 こういう詠みぶりなため、「仮名序」では紀貫之に 心あまりてことばたらず と評されているわけですが・・・。 そこで、一番最初の歌。 もうお分かりですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月31日 23時36分12秒
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