2008/03/08(土)04:52
武芸十八般の現代における実用性
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●剣術
刀というものは、「物打ち」といって斬れるところが決まっている。物打ちの他には、突きを繰り出す剣先以外の部分は単に威嚇するために光っているにすぎない。敵がある程度の達人であれば、この威嚇効果は少ない。根本的なことを言えば、現代において相手が日本刀などで襲いかかってくることはまずないと思われることと、剣術上達には十年はかかると言われていることから直接的に役立つことはない。剣道の技術は、実際の真剣勝負においては全く無関係。剣道はあくまでも竹刀で打つことでしかない。
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●槍術
ヤリは剣に比べれば遠い間合いで突くことが可能。戦国時代の合戦には剣よりも槍が尊ばれた。剣が重宝がられるようになったのは、鎧を常用しなくなった素肌剣法時代すなわち江戸時代の平和・安定した武士社会だった。だからそれまでは槍が第一であったが、近代になって銃剣となる。しかし実用する確率は極めて低い。銃そのものが中距離戦でも使用できるからである。弾切れのときという条件がつく。
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●弓術
すでに鉄砲伝来の時点で廃れている。弓の習得は極めて難しく、比べて銃の場合は誰でも発砲できるし、音において威嚇できる。
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●馬術
馬の速度は、エンジン車両に比べれば遅く、アスファルト路面を長時間に走行することは不可能であるため役に立たない。モトクロスバイクがこれに代わりうる。が、それも石油時代とともに変わるだろう。いずれにせよ、今のところ実用価値は低い。
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●柔術
白兵戦で武器を持たない状況は古今東西に存在するため、現代でも通用する。ただし現代の柔道は、筋肉を鍛錬するレスリングに近くなり、正確には剛道と呼ぶしかない。
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●砲術
前近代よりもはるかに発達した現代の銃砲は当然役立ち、破壊力のある散弾銃及び携帯に便利な拳銃などが役立つ。射撃には弾丸・火薬を必要とすることが難点。
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●水練術
海中や河川での戦闘に使われたが、現代では日本泳法という文化として残る。海上で船から投げ出された時には有益だが想定しにくい。
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●抜刀術
こちらは刀が鞘に納まっている状態で、相手が攻撃した場合に使用されるが、剣術と同様、武士が帯刀している世の中ではないので実用できない。
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●短刀術
サバイバルナイフ等は、小太刀よりも短いものだが、刃物をもって襲ってくることは現代においてはありうることであって有効といえる。
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●棒術
棒っきれだけはそこらじゅうに転がっているし、鉄パイプを持った暴漢が襲ってくることもあるため実用的であると考えられる。
●なぎなた術
なぎなたは、「薙刀」とも「長刀」とも書く。長い刀でもって戦うのだが、武道としてのなぎなた道も廃れている以上に、槍と同様で実用性がない。
●手裏剣術
板橋区に根岸流という道場があるくらいで、実際に手裏剣にでくわすよりはもはやマンガの世界でしかない。
●十手術
時代劇ではおかっぴきが携帯しているものだが、これは剣などを止めるものであって防御のみの武器である。実用性なし。
●捕手術
相手を縄で捕えるものだが、現代には手錠というものがある。しかしロープそのものの活用には平和利用も含め多くのものがあるから実用性はあると言える。
●含針術
毒を塗った針を口に含んで吹き出すものだが、こんなことを今やる人があろうか。吹き矢ならぱ肺活量を使うことによって健康にはなるが、含針術の実用性はゼロ。
●もじり術
論外
●鎖鎌術
農民の武器として、鎌に鎖につないだ分銅をつけて回したり投げたりするものだが、現代の農民の武器はトラクターだろう。実用性ゼロ。
●忍術
忍者の習得する武術全般を指しているが、とりわけ諜報活動、錯乱行為、情報戦は現代においても通用する。インターネット社会において、各機関に人脈を持っていれば、どこの誰かを特定することができる。どこかの銀行に預貯金をしていればそれだけで、住所・氏名・電話番号を割り出すことも可能。また、相手に誤情報を送り込むことによって、敵を打破することもできる。
このように考えてみると、現代では、
1.忍術
2.砲術
3.短刀術
4.捕手術
5.棒術
ぐらいが有効であろうか。ただし日本国内では銃刀法で固く規制されているため、実用のためには法の網をくぐる必要があるため、結局のところ武器としてはどれも持てない。
したがって素手の柔術ということになろうか。
しかし、先のF1の話でもそうだが、この18種類すべては、精神修養にとっても身体修養にとっても有意義であることには違いない。
全ては平和利用が可能なものである。
人を殺す道具で人を殺すことは簡単だが、
人を殺す道具で人を生かすこと・・・そのためには、それなりのものが必要になってくる。