テーマ:たわごと(26865)
カテゴリ:エッセーっぽい匂い(一般物)
今歯医者に通ってるんですけどね。 あたしはどうやら「虫歯になりやすい人」 らしく、年がら年中歯医者には通ってます。 歯医者なんて誰でも嫌いだけどさ、 小さい頃のがやっぱり嫌なわけで。 うち親戚が歯医者やってるんだけども、 子供の頃はそこ通ってました。 幼稚園の頃はね、親に連れられて歯医者行って 椅子に座るまではいいけど、 嫌だから口開かないの。 ひたすら口を閉じて抵抗する。 すごい優しいおじさんだったから、 根気良く待ってくれて、 親もいろんな手で口をこじあけようとしたけど、 あたしの勝利。v( ̄ー ̄)v そのまま何もしないで帰ってくることもありました。 小学校行ってからは、さすがに口閉じたまま、 っていうのはなくなったけど、 嫌なことには変わりないから、 もうこれでもかっていうくらい、 しかめっつらで口開いてました。 (((p(>o<)q))) ←こんな感じ。 でもね、ある日ふと兎は思ったのです。 これでいいのか!?、と。 兎ももう大人じゃん? 嫌だからって、そのまま顔に出してしまって いいものじゃないだろう? 我慢するのが、大人ってもんよ。 だって彼は治してくれてるんだから。 そこに気づいた兎は、中学入学を機に、 いきなり普通の顔して口開ける少女へと 変貌をとげました。 ある意味、歯医者さんは それはそれで怖かったのではないか、と。 なんだよ、急に・・・って。 大学入ってから行ってた、学校近くの歯医者さんは、 小児歯科もやっている、 それはそれは優しいおじさまでした。 治療室にはアンパンマンのぬいぐるみがあったり、 ミッキーの絵があったり、 ファンタジーな歯医者さんでした。 でね、この先生治療中にはげますんですよ。 ガーガー削ってるでしょ? そうすると、3分に1回くらいずつ 「がぁんばれっっ^^」 「もうちょっとだからねぇー^^」 「はい、もう終わりだよぉー^^」 とか言ってくれる。 でもさ、あたしもう20歳だし。 励ましてくれなくても、大丈夫だし。 あたし小児歯科でかかってるわけじゃないから。 多分歯科助手のおねーちゃんは、 笑いをこらえていたのではないか、と。 で、この先生ある日削る前に 「ちょぉーっと痛いけど我慢してね^^」 って言って削り始めた。 でもほら、兎は顔に出さないって決めてるから。 普通の顔で削られてた。 で、 「がぁんばれっっ^^」 を連呼した後、この先生ふと、削る手をとめた。 先生:「ねえ、兎さん。 ・・・痛いよねぇ??」 兎:「ふぉっ?ふぁっ? ああ、ええ、痛いですよ。」 先生:「だよねー^^。」 なんじゃ、その会話は。 あまりにも平気な顔して削られてる兎に 彼は疑問をもったらしい。 痛いよね?って確かめる歯医者もどうかと思うぞ。 でも、みんな大人になったら、こんなもんちゃうの? Σ(>д<) 痛い!! って顔するの?してもいいの? 中学時のあたしの決心が揺らいでしまうような、 そんな彼の一言でした。 社会人になってからは、 実家のすぐ近くの歯医者さんに通ってました。 日々の睡眠時間が4時間くらいだったんで、 椅子に横たわると、反射神経で眠くなります。 この歯医者さんではいつも寝てました。 いびきかいて寝たくらい。 削られてても寝ちゃうんです。 キーキーやってるとこで寝ちゃうと、 ガクッと口が閉まっちゃうのね。 で、いけないいけない、と思って起きる。 でも、すぐ眠くなる。 とにかく睡魔との闘いが一番大変でした。 そして今週はまた麻酔で治療だそうな。 女子プロやってました?ってな感じの先生に またがっつり削られます。 前日いっぱい寝てかなきゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.09.16 15:30:23
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