コーヒーは飲めません

教師になろうと思ったことなど
一度もないあたしでありますが、
いろいろ理由がありまして、
なぜか教員免許がございます。

なもんで、その昔に、
教育実習に行ったことなんてあったりするわけで。


出身の女子高にお世話になりました。

まあ、大変でした。

実習の日程自体ハードなもので、
実習中はろくに寝る時間すらないんですが、
もっと大変なのは、
先生・生徒との関係。

微妙ですからね、実習生って。
先生でも生徒でもないですから。
どちらからも敵対視されるわけです。


で、あたしを指導してくれた先生は、
なんていうか学校一の嫌われ者でした。


５０近い独身のおばちゃん先生で、
生活指導部長です。

日々の楽しみはと言えば、
生徒のスカート丈違反を見つけて、
眼鏡キラーン　[壁]_☆)キラーッ
ってさせて、
「ちょっと、これなんなの？
　違反でしょう？
　明日までに直してきなさい！」
とか言うことぐらいな。

いるでしょ？こういう先生。


「生活指導部長」なんて
肩書きもらっちゃったもんだから、
「部長」なんてついちゃったもんだから、
もうはりきっちゃって。
校則違反摘発に命かけてました。

同僚の先生が↑こう言うんだから
間違いないです。


その熱心さといえば、
「警察密着２４時！！」に出られるよ、あんた・・
っていうくらいなね。

小林清志（次元の声やってる人ね）が、
ナレーションつけてくれるよ・・・
みたいな。


そんな先生にくっついてれば、
当然実習生のあたしも嫌われますがな。
そりゃあ、もう生徒が冷たい冷たい。


ここでひとつ説明申し上げたい。
みなさま、教育実習の制度はご存知か？


あれってねえ、実習生に
先生を選ぶ権利はないんですのよお。


毎年、実習生の担当教諭って学校側が先に決めちゃう。
実習生が来る前から、
「今年の国語の実習生担当は、
　○○先生。」
って決まってるわけです。


でもね、生徒はそんなの知らないでしょう？
あたしが好きこのんで、
そのＨ先生に（エッチなわけではないです・・
頭文字がね、Ｈなんですよ？）
くっついたと思ってる。



明日へ続く