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2015.08.13
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カテゴリ:アニメ
0131 タイタン A.E.

『タイタン A.E.』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ドン・ブルース、ゲイリー・ゴールドマン
・製  作  デビッド・カーシュナー、ゲイリー・ゴールドマン、ドン・ブルース
・脚  本  ベン・エドランド、ジョン・オーガスト、ジョス・ウェドン
・ストーリー ハンス・バウアー、ランダル・マコーミック
・音楽スーパーバイザー グレン・バラード
・サウンド・デザイン クリストファー・ボイエス
・P.O.V.D.E.視覚効果スーパーバイザー デビッド・ポール・ドゾレック

【キャスト】
・ケール………マット・デイモン(平田広明)
・コルソ………ビル・プルマン(金田明夫)
・アキーマ……ドリュー・バリモア(赤間麻里子)
・ブリード……ネイサン・レイン(鈴置洋孝)

『タイタン A.E.』ウラ面

【仕  様】
・型  番  FXBD-19971
・製作年度  ----年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  TITAN A.E.
・収  録  96分(本編)
・音  声  1.オリジナル<英語>5.1chサラウンド、
       2.日本語5.1chサラウンド
・字  幕  1.日本語字幕、2.英語字幕
・映  像  16: 9 LB シネマスコーブ・サイズ
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、セル専用
・発 売 元  20世紀フォックス・ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社
・映像特典  1.メイキング(約22分)
       2.未公開シーン集( 4種 約12分)
       3.オリジナル劇場予告編&テレビCM集( 4種)
       4.フォト・ギャラリー(約200点)
       5.ミュージック・ビデオ“Over My Head”

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :ハイパー・リアル映像が炸裂!
      3D-CGI新時代を告げる、
      壮大なるSFアクション超大作!!

オモテ面にもウラ面にも、キャラタクが一切登場しない。これって日本だけの仕様だろうなぁ。あのキャラクタは、なかなか日本では馴染まないから、苦肉の選択だったと思う。でも、おかげで、いい出来映えだ。(笑)

【感  想】
「寄せ集めのガラクタ映画」

物語の設定は面白かったが、既視感を拭いきれない作品だった。劇場公開時に観ていたとしても、この感想は変わらないだろう。
『超時空要塞マクロス』や『時の支配者』といった作品からインスパイアされたらしい映像が延々と続く。せめて、オリジナリティを出す気概くらいみせて欲しかった。(溜息)

SFは、どれだけ独自の世界を築くことが出来るか、説得力を持たせることが出来るかが、カギだ。
物語世界をデザインするという観点からすると、『スターウォーズ』からちっとも進化していない。洗練もされていない。
むしろ、3DCGに浮かぶ2Dのキャラクタを見ていると、退化したのではないかと思う。
たとえ15年前の作品ではあっても、それくらいのことは分かる。(苦笑)

「観客は新しいものを求めている」と監督はインタビューに答えていた。御本人は新しいものを見せたつもりかも知れないが、とんだ勘違いだったわけだ。解ってはいても、出来ないのが凡人の常。ま、人生なんて、そんなもの。(笑)
つくづく2流どころの勘違い男たちだったんだなぁと思う。ドン・ブルースとゲイリー・ゴールドマンはどうしたろ?(確かに『アナスタシア』の映像は凄かったと思う)

本作品は、巨額の製作費をかけて半分も回収出来なかったと聞いている。おかげでFOXのアニメーション部門は解散。罪を作ってしまった。
その事実だけは、認めて欲しいものである。

――15年前、エネルギー生命体“ドレッジ”の攻撃で地球を破壊されてしまった人類は、漂流コロニーで細々と生き長らえていた。
地球人のケールは、異星人のはぐれ者たちが集まるジャンク屋で働きながら、鬱々とたのしまない日々を送っていた。
そこへ、同じ地球人のコルソが現れる。
「君のお父さんとタイタン号の建造に携わった」
コルソが言うには、ケールが父親から託された指輪に、宇宙船タイタン号を探し出す地図が隠されていると――。
地球が破壊される直前、父親と別れたきりのケールには、父親への愛情と不信感が渦巻いていた。
しかし、次の瞬間、ドレッジがジャンク屋を襲う。ケールは、否応なくコルソの船で、タイタン号を探す旅に出ることになる。
……というお話し。
「『レンズマン』かい?!」と思ってしまった。(笑)

ストーリーは、端的に言って、B級スペースオペラ。新味はない。『宇宙大作戦』や『スペース1999』で、これと似たような題材があったはずだ。
もしかしたら、アサイラムが、似たような作品を撮っているかも知れない。きっとタイトルは『スペースノア2000』だな。あー、ジャケットが思い浮かぶ~。(笑)

クライマックスについて書いてしまうと、本作品には何も残らないので、ここでは伏せておくとしよう。(笑)
或る意味、ここが最大の見せ場であり、最大の謎でもある。
ドレッジを倒したからいいようなものの、そうでなかったら15年前の二の舞じゃない?
監督さんは感動させたかったんだろうけど、穴だらけのストーリーだったので、「最後はこれかい!?」と爆笑してしまいました。

これなら『ガルフォース』の方が何倍もいい。小比類巻かおるさんが歌う♪両手いっぱいのジョニー♪が流れるエンディングはステキだった。あの作品もクラシックになってしまったなぁ。(笑)

声優陣は豪華だったけど、キャラクタ・デザインが豪華でなかったので、あまり意味はないような気がした。

15年前に地球が破壊されてしまったアニメ映画を、公開から15年経ったいま観てみて、15年後にはソフトのリリースすらなくなっているのではないか、と思える作品だった。

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Last updated  2015.08.13 06:28:18
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