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カテゴリ:アニメ
0230 ダイナソー
![]() 【スタッフ(参考)】 ・監 督 ラルフ・ゾンダッグ、エリック・レイトン ・製 作 パム・マースデン ・脚 本 ジョン・ハリソン、ロバート・ネルソン・ジェイコブス ・音 楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード 【キャスト(参考)】 ・ジュリアナ・マルグリーズ ・ジョーン・プロウライト ・オジー・デイビス ・マックス・カセラ ![]() 【仕 様】 ・型 番 VWDS4460 ・製作年度 2000年 ・製 作 国 アメリカ ・原 題 DINOSAUR ・収 録 約 82分 ・音 声 1.英 語(5.1chサラウンド) 2.日本語(5.1chサラウンド) ・字 幕 1.日本語字幕、2.英語字幕 ・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ 4: 3 TVサイズ ・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 日本国内向、CC、DVD、セル専用 ・発 売 元 ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント ・映像特典 1.メイキング・オブ・『ダイナソー』 2.ゲーム「恐竜をさがせ」 3.ゲーム「アラダーの冒険」 4.恐竜大辞典 5.オリジナル版劇場予告編 6.日本版劇場予告編 ![]() 【ジャケット】 ・オモテ面:---- ・ウラ面 :かつてこの大地に、 想像を絶するドラマがあった。 オモテ面は、恐竜の目のアップ。瞳には、首長竜や翼竜が映っている。ウーン、正直、これって、ジャケットとしてはサイテーじゃない?(笑) 主人公が恐竜らしいことは判るけど、それ以外は、まったく分からない。どんな恐竜が登場し、どんな世界が舞台で、どんな物語なのか、まったく伝わって来ない。 それは、ウラ面に移っても同じ。2枚の横長の画像が使われているが、イマイチ。何をしているところなのかも分からない画像だ。キーになる場面というワケでもないので、このチョイスは失敗だろう。ジャケットの出来映えは、落第点だな。 【感 想】 「新天地を目指すのは欧米人の性か」 本作品を観ながら映画『ウォーターシップダウンのうさぎたち』を思い出した。どちらも災厄を逃れ、新天地を目指す物語だ。片や英国の児童文学を原作にしたセルアニメ、片やディズニーが送り出したフルCG作品だが、どちらも“悪役”は出て来るが“悪人”が出て来ない。それが物足りないと言えば言えるが、理想郷よりも理想的なリーダーを描こうとした結果だろう。ある意味、新天地を求めるのは欧米人の性なのかも知れない。そう考えると、アニメ映画としては、かなり高学年向けの内容だろう。 作品の出来映えとしては、なかなかのものだとは思う。特にオープニングから、恐竜の卵がサルの生息域にまで運ばれる過程の演出が見事だ。それ以降は、まぁフツーかな。(笑) 正直なところ、最後まで「何で恐竜なんだ?」という疑問を拭い去ることが出来なかった。CGの出来映えも、現在の作品に較べると、やや甘い。技術の進歩と言うより、スタッフのスキルの問題だろう。細かいことを言うようだが、恐竜の脚が大地を踏みしめる描写に違和感を感じるカットが幾つもあった。アップではなく少し引いた時のカットだ。土煙で誤魔化せない稚拙さだった。『ジュラシックパーク』を見慣れ目には、やはり技術的に未熟だと言わざるを得ない。だからこそ、「何んで恐竜なんだ?」と言うことである。 日本語版の吹き替えを袴田吉彦と江角マキコが担当。“誠実だけど世間知らず”という主人公を演じた袴田吉彦の声と演技に、キャスティングの妙味を感じた。意思の強さをみせる江角マキコもいい味を出している。 もう一歩、踏み込んでほしい気もするが、まぁオススメの作品でしょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.11.20 07:07:44
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