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2015.12.12
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0252 赤ずきん

『0252 赤ずきん』オモテ面

【スタッフ】
・監督・製作総指揮 キャサリン・ハードウィック
・製  作  ジェニファー・デイビソン・キローラン
       レオナルド・ディカプリオ
       ジュリー・ヨーン

【キャスト】
・ヴァレリー…………アマンダ・サイフリッド(甲斐田裕子)
・ソロモン神父………ゲイリー・オールドマン(辻 親八)
・セザール……………ビリー・バーク(咲野俊介)
・ピーター……………シャイロー・フェルナンデス(小松史法)

『0252 赤ずきん』ウラ面

【仕  様】
・型  番  1000296145
・製作年度  2011年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  RED RIDING HOOD
・収  録  本編 100分+映像特典 4分
・音  声  1.オリジナル <英 語> ( 5.1ch サラウンド)
       2.日本語 ( 5.1chサラウンド)
・字  幕  1.英語字幕
       2.日本語字幕
       3.日本語吹替用字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープサイズ
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、DVD、セル専用
・発 売 元  ワーナー・ホーム・ビデオ
・映像特典  1.未公開シーン
         ・クロードとルーシーの出会い
         ・ルーシーを思うヴァレリー
         ・ヴァレリーとおばあちゃん
         ・セザールのあこがれ

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :セクシー、クール、そして、魅惑的。
      誰も知らないおとぎ話の、誰も知らない結末。

うーん、このイラスト、好きじゃない。アマンダ・セイフリッドの特徴をつかんでいるとは思うけど、“似顔絵”じゃないんだからさ、もう少し美しく描こうよ。(苦笑)
然も、ウラ面にも、このイラストがド真ん中に使われているではないか……。限られたスペースで、同じイラストを使用するなんて、ひどいデザイナーだ。思慮に欠けている。
個人的な見解を言わせて貰えば、ダメなジャケットの見本だな。(溜息)

【感  想】
「ホラー映画にも恋愛映画にもなれなかったよ」

シャルル・ペローの『赤ずきん』をベースに書いた脚本を映画化。最近、童話に材を取った作品が続いているので、何から始めようかと考えて、本作品にした。特に理由はないのだが、モンスター・ホラーとの噂だったので、決めた次第。

――年に一度、狼に生け贄を捧げて来た小さな村。迷信と信仰が深く根付いた環境の中でも、若さは縛れず自由を目指す。
貧しい家に生まれた少女ヴァレリーは、幼なじみのピーターと結ばれることを夢見ていた。
しかし、母親は金持ちの息子との婚約を決めてしまう。彼女には、若い頃に望まぬ結婚をした過去があった。
その日、ヴァレリーの姉が狼に殺される。何十年も生け贄を捧げて来たのに約束を破られたことに怒った村人たちは、“狼狩り”に繰り出す。
……というお話し。

「どこが“赤ずきんちゃん”なんだろう?」と観ていたら、途中でヴァレリーがお祖母さんから赤いアウターを贈られて納得。「お祖母さんの口は何でそんなに大きいの?」等々の童話でお馴染みのセリフもちゃんと出て来る。(笑) その点は律儀なシナリオだった。

セットの雰囲気や女性を中心とした三角関係、青白い顔をしたヤサ男がキャスティングされているなど「『トワイライト』シリーズみたいだ」と思っていたら、ビックリ、同じ監督さんでした。(笑) 予備知識を仕入れることなく観て良かった。

この類似性は、キャサリン・ハードウィック監督にはマイナスだろう。「似たような作品しか撮れない」「どうせ同じだろ」と、観る前から、撮る前から評価が定まってしまうからだ。
役者さんにも同じことが言えるが、一本の作品に何十人もの役者さんが起用されるが、監督さんはたった1人だ。挽回の機会は少ない。柳の下に二匹目のドジョウを当てにする余裕はないのだ。次回は、もう少し自身のキャリアを考慮した作品を選んで貰いたいものである。

さて、本作品は、幼いヴァレリーとピーターが「君に靴を作って上げるよ」と、捕まえたウサギにナイフの刃を当ててどちらが殺すか話す場面から始まる。もともと、モンスター・ホラーと聞いていたので、いつ“狼”が禍々しい姿を現すのだろうとドキドキしていた。村人たちを容赦なく喰いちぎり、白い雪の上に血しぶきが飛び散る。もげた手足が宙を舞い、クライマックスでは“狼”の腹を切り裂いて、お祖母ちゃんが血みどろになって奇跡の生還をはたすに違いない、と思っていた。主人公の少女は、モンスターから逃げ惑ううちに白いマントが血で赤く染まって行く、と……。
だが、違ってましたね。(笑)

“狼”のCGはイマイチの出来映えで、とてもモンスター・ホラーと呼べるレベルではなかった。やはり、監督さんの狙いは、少女コミックのような恋愛にあったようだ。
ただ、恋愛モノとしては中途半端で、最初からヴァンパイアや狼男という業を背負っている『トワイライト』と較べると、如何にもキャラクタの線が弱い。もしかしたら、ヴァレリーにも何か秘密があるのではないかと期待したが、それも空振りだった。甘っちょろい考えでホラー映画のテイストを盛り込まないで欲しいなぁ。

主人公のヴァレリーを演じたのは、『マンマミーア!』でメリル・ストリープの娘役が印象に残るアマンダ・サイフリッド。目ばかり大きくてガリガリの女の子。本作品には、もう少し色気のある女の子が欲しかったところ。

モンスターハンター役にゲイリー・オールドマンが出場しているが、こちらも失敗。彼はこのオファーを受けるべきではなかった。少しもプロフェッショナルな一面を見せることなく、散々事態を混乱させた挙げ句、呆気なく殺されてしまう。イヤな役柄だった。

こうして振り返ると、何もかも中途半端な作品だったようだ。
あまりオススメ出来ないかなぁ。ザンネン!





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Last updated  2015.12.12 08:06:04
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