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カテゴリ:邦画
0418 超高速!参勤交代 [ブルーレイ]
![]() 【スタッフ】 ・監 督 本木克英 ・脚 本 土橋章宏 講談社「超高速!参勤交代」 ・音 楽 周防義和 ・製作総指揮 大角 正 ・企 画 深澤 宏 ・プロデューサー 矢島 孝 ・撮 影 江原祥二(J.S.C.) ・照 明 林 利夫 ・美 術 倉田智子 ・録 音 山本研二 ・整 音 岸田和美 ・編 集 川瀬 功 ・装 飾 中込芳志 ・スクリプター 黒河内美佳 ・製 作 「超高速!参勤交代」製作委員会 ・制作・配給 松竹株式会社 ・制作プロダクション 松竹撮影所 ・制作協力 松竹映像センター ・助 成 文化芸術振興費補助金 ・特別協力 アート引越センター 【キャスト】 ・佐々木蔵之介 ・深田恭子 ・伊原剛志 ・寺脇康文 ・上地雄輔 ・知念侑季(Hey!Say!JUMP) ・柄本時生 ・六角精児 ・市川猿之助 ・石橋蓮司 ・陣内孝則(特別出演) ・西村雅彦 ・甲本雅裕 ・近藤公園 ・忍成修吾 ・和田聰宏 ・富浦智嗣 ・舞羽美海 ・前田旺志郎 ![]() 【仕 様】 ・型 番 SHBR-9273 ・製作年度 2014年 ・製 作 国 日本 ・原 題 ---- ・収 録 本編約 119分+特典映像約 2分 ・音 声 1.日本語 (オリジナル) DTS-HD Master Audio5.1ch ・字 幕 1.日本語字幕 ・サ イ ズ 16: 9 ビスタサイズ [1080p/Hi-Def] ・そ の 他 BD50G、MPEG-4 AVC、COLOR、Blu-ray、 dts-HD Master Audio 5.1、レンタル専用 ・発 売 松竹 ・販 売 元 松竹 ・劇場公開日 2014年 6月21日 ・日本語字幕監修 本木克英 ・日本語字幕制作 児玉弘美 ・バリアフリー再生機能付:日本語字幕 ・映像特典 1.特報 2.予告編 ![]() 【ジャケット】 ・オモテ面:このミッション、 インポッシブル《不可能》です! ・ウラ面 :奇想天外。痛快、疾走! 笑って、泣けて、熱くなる 歴史エンターテインメント超大作! 江戸幕府VS弱小貧乏藩 このユーモアと斬新さに大絶賛の嵐!! ユニークな設定と確かな筆力で度肝を抜いた “超”話題作! オモテ面は、佐々木蔵之介さんの顔がすべて。インパクトがある。これに尽きるなぁ……。(笑) 主要な登場人物が、その背後に控えていて、それぞれ思い思いの顔をしている。或る意味、いいデザインのジャケットだ。 でも、ウラ面は、つまらない。どうして、邦画のコメディって、こういうテイストになるのだろう。楽しげでイイんだけど、個人的には好きじゃない。(苦笑) 【感 想】 「私も側室が欲しいっ!」 オーソドクスな時代劇だった。物語の構造としては、TVドラマの『水戸黄門』と変わらない。幕府の陰謀、隠密、抜け忍、色っぽい女性。宿場町を渡り歩く旅、お供はうっかり八兵衛か色っぽい女性。クライマックスは、見得をきって威勢のいい口上に酔いしれ、色っぽい女性を守りながらの大立ち回り。斬られ役はカッコ良くのたうち回る。決闘場面では乾いた強い風が吹き、最後は悪人が罰せられて大団円、主人公は再び旅に出る……。 いいなぁ、カゴにのせた山盛りのミカンを前にして、コタツにあたりながら観るのに最適だ。見事。(笑) ――江戸時代。八代将軍吉宗の治世、東北の湯長谷藩は、巷には金山を持っているとウワサされながら、実のところビンボーな小藩だった。 参勤交代を終えて国に戻った藩主内藤のもとに、老中松平から「五日以内に参勤せよ」との命令が下る。参勤出来なければ、藩を取り潰し、噂の金山を幕府のものにしようと言う老中の企みだった。 モチロン、金山などありはしない。黄鉄鋼が出るだけだ。それを直接、伝えることしか、取り潰しを免れる策はない。そのためには、何としても、5日間で参勤する必要があった。 時間もない、費用もない。この苦境を乗り切るために、家老の相馬が打ち出した策は、少人数で山中を走り抜けて江戸への道をショートカットする、というものだった。途中、幕府が目を光らせている宿場だけ大名行列を擬装する。これなら費用も最小限で済む。 この計画に、“抜け忍”の霧隠段蔵が、山中の道案内をかって出る。 ……というお話し。 原作がどうかは知らないが、映画の方はツッコミどころ満載。松竹映画らしいコメディだから、鑑賞の姿勢としては、笑ってやり過ごすのがベストだろう。ちょっとでもツッコミ始めたら際限なく出て来るので、それは止めた方がよろしい。(笑) ただ、『花のお江戸の釣りバカ日誌』なんかと較べると、本作品は少なからず“毒”を含んでいる。 深田恭子さん演じる“お咲”が女郎だとか、子供の頃に売られてしまったとか、わりとストレートに描いている。(最後は側室にされちゃうし……) ファミリー映画のようにオブラートに包まない。 松平が九官鳥のエサを内藤の家臣に食わせたり、将軍吉宗のイヤらしい腹黒さにも、それなりの“毒”が感じられる。 これがなかったら、本作品は、バカバカしい作品に成り下がっていたはずだ。 実際、松平や吉宗の思惑は伝え切っていない。むしろ、脚本はたどたどしい。これがトゲのように引っ掛かる。 この2人は、基本的に同根だから、小藩の藩主の前で本音を吐露するわけがない。松平は悪人を、吉宗は善人を演じる。ストーリー展開としては、これでOKだが、脚本上、或いは演出上、それではつまらない。やはり、両名には、もう一つウラの顔がなければ……。 そう思わせる“たどたどしさ”が、毒となって本作品をピリッと仕上げているのかも知れない。 出演は藩主役の佐々木蔵之介さん、深田恭子さん。あと、いろいろ出てました。(笑) 残念なのは、深田恭子さんの入浴シーンがなかったこと。時代劇たるもの、入浴シーンがなければダメでしょ。せめて行水とか。(何の根拠もありませんが……) 続編が今年公開と報じられて、慌てて観た次第。(笑) 今度は、深田さんの行水シーンがあることを願いつつ、オススメ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.26 06:17:22
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