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2016.05.26
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カテゴリ:邦画
0418 超高速!参勤交代 [ブルーレイ]

『0418 超高速!参勤交代 [ブルーレイ]』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  本木克英
・脚  本  土橋章宏 講談社「超高速!参勤交代」
・音  楽  周防義和
・製作総指揮 大角 正
・企  画  深澤 宏
・プロデューサー 矢島 孝
・撮  影  江原祥二(J.S.C.)
・照  明  林 利夫
・美  術  倉田智子
・録  音  山本研二
・整  音  岸田和美
・編  集  川瀬 功
・装  飾  中込芳志
・スクリプター 黒河内美佳
・製  作  「超高速!参勤交代」製作委員会
・制作・配給 松竹株式会社
・制作プロダクション 松竹撮影所
・制作協力  松竹映像センター
・助  成  文化芸術振興費補助金
・特別協力  アート引越センター

【キャスト】
・佐々木蔵之介
・深田恭子
・伊原剛志
・寺脇康文
・上地雄輔
・知念侑季(Hey!Say!JUMP)
・柄本時生
・六角精児
・市川猿之助
・石橋蓮司
・陣内孝則(特別出演)
・西村雅彦
・甲本雅裕
・近藤公園
・忍成修吾
・和田聰宏
・富浦智嗣
・舞羽美海
・前田旺志郎

『0418 超高速!参勤交代 [ブルーレイ]』ウラ面

【仕  様】
・型  番  SHBR-9273
・製作年度  2014年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・収  録  本編約 119分+特典映像約 2分
・音  声  1.日本語 (オリジナル)
         DTS-HD Master Audio5.1ch
・字  幕  1.日本語字幕
・サ イ ズ  16: 9 ビスタサイズ [1080p/Hi-Def]
・そ の 他  BD50G、MPEG-4 AVC、COLOR、Blu-ray、
       dts-HD Master Audio 5.1、レンタル専用
・発  売  松竹
・販 売 元  松竹
・劇場公開日 2014年 6月21日
・日本語字幕監修 本木克英
・日本語字幕制作 児玉弘美
・バリアフリー再生機能付:日本語字幕
・映像特典  1.特報
       2.予告編

『0418 超高速!参勤交代 [ブルーレイ]』ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:このミッション、
      インポッシブル《不可能》です!
・ウラ面 :奇想天外。痛快、疾走!
      笑って、泣けて、熱くなる
      歴史エンターテインメント超大作!
        江戸幕府VS弱小貧乏藩
      このユーモアと斬新さに大絶賛の嵐!!
      ユニークな設定と確かな筆力で度肝を抜いた
      “超”話題作!

オモテ面は、佐々木蔵之介さんの顔がすべて。インパクトがある。これに尽きるなぁ……。(笑)
主要な登場人物が、その背後に控えていて、それぞれ思い思いの顔をしている。或る意味、いいデザインのジャケットだ。
でも、ウラ面は、つまらない。どうして、邦画のコメディって、こういうテイストになるのだろう。楽しげでイイんだけど、個人的には好きじゃない。(苦笑)

【感  想】
「私も側室が欲しいっ!」

オーソドクスな時代劇だった。物語の構造としては、TVドラマの『水戸黄門』と変わらない。幕府の陰謀、隠密、抜け忍、色っぽい女性。宿場町を渡り歩く旅、お供はうっかり八兵衛か色っぽい女性。クライマックスは、見得をきって威勢のいい口上に酔いしれ、色っぽい女性を守りながらの大立ち回り。斬られ役はカッコ良くのたうち回る。決闘場面では乾いた強い風が吹き、最後は悪人が罰せられて大団円、主人公は再び旅に出る……。
いいなぁ、カゴにのせた山盛りのミカンを前にして、コタツにあたりながら観るのに最適だ。見事。(笑)

――江戸時代。八代将軍吉宗の治世、東北の湯長谷藩は、巷には金山を持っているとウワサされながら、実のところビンボーな小藩だった。
参勤交代を終えて国に戻った藩主内藤のもとに、老中松平から「五日以内に参勤せよ」との命令が下る。参勤出来なければ、藩を取り潰し、噂の金山を幕府のものにしようと言う老中の企みだった。
モチロン、金山などありはしない。黄鉄鋼が出るだけだ。それを直接、伝えることしか、取り潰しを免れる策はない。そのためには、何としても、5日間で参勤する必要があった。
時間もない、費用もない。この苦境を乗り切るために、家老の相馬が打ち出した策は、少人数で山中を走り抜けて江戸への道をショートカットする、というものだった。途中、幕府が目を光らせている宿場だけ大名行列を擬装する。これなら費用も最小限で済む。
この計画に、“抜け忍”の霧隠段蔵が、山中の道案内をかって出る。
……というお話し。

原作がどうかは知らないが、映画の方はツッコミどころ満載。松竹映画らしいコメディだから、鑑賞の姿勢としては、笑ってやり過ごすのがベストだろう。ちょっとでもツッコミ始めたら際限なく出て来るので、それは止めた方がよろしい。(笑)

ただ、『花のお江戸の釣りバカ日誌』なんかと較べると、本作品は少なからず“毒”を含んでいる。
深田恭子さん演じる“お咲”が女郎だとか、子供の頃に売られてしまったとか、わりとストレートに描いている。(最後は側室にされちゃうし……) ファミリー映画のようにオブラートに包まない。
松平が九官鳥のエサを内藤の家臣に食わせたり、将軍吉宗のイヤらしい腹黒さにも、それなりの“毒”が感じられる。

これがなかったら、本作品は、バカバカしい作品に成り下がっていたはずだ。
実際、松平や吉宗の思惑は伝え切っていない。むしろ、脚本はたどたどしい。これがトゲのように引っ掛かる。
この2人は、基本的に同根だから、小藩の藩主の前で本音を吐露するわけがない。松平は悪人を、吉宗は善人を演じる。ストーリー展開としては、これでOKだが、脚本上、或いは演出上、それではつまらない。やはり、両名には、もう一つウラの顔がなければ……。
そう思わせる“たどたどしさ”が、毒となって本作品をピリッと仕上げているのかも知れない。

出演は藩主役の佐々木蔵之介さん、深田恭子さん。あと、いろいろ出てました。(笑)

残念なのは、深田恭子さんの入浴シーンがなかったこと。時代劇たるもの、入浴シーンがなければダメでしょ。せめて行水とか。(何の根拠もありませんが……)

続編が今年公開と報じられて、慌てて観た次第。(笑)
今度は、深田さんの行水シーンがあることを願いつつ、オススメ!





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Last updated  2016.05.26 06:17:22
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