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カテゴリ:サスペンス・スリラー映画
0890 007 ダイ・アナザー・デイ [ブルーレイ]
※オモテ面 【スタッフ】 ・製 作 マイケル・G.ウィルソン バーバラ・ブロッコリ ・監 督 リー・タマホリ ・脚 本 ニール・パーヴィス ロバート・ウェイド 【キャスト】 ・ジェームズ・ボンド…ピアース・ブロスナン(横島 亘) ・グスタフ・グレーヴス… トビー・スティーヴンス(今井朋彦) ・ジンクス………………………ハル・ベリー(本田貴子) ・ミランダ・フロスト…ロザムンド・パイク(野々村のん) ※ウラ面 【仕 様】 ・型 番 ---- ・製作年度 2002年 ・製 作 国 イギリス/アメリカ ・原 題 DIE ANOTHER DAY ・発 売 元 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社 ・販 売 元 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 戸田奈津子 ・吹替翻訳 徐 賀世子 ・脚 色 ---- ・公 開 ---- ・リリース ---- ・収 録 133分(本編) ・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスター・オーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS ・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 ・そ の 他 カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、 dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用 ・映像特典 1.ピアース・ブロスナンと ロザムンド・パイクによる音声解説 2.リー・タマホリ(監督)と マイケル・G.ウィルソン(製作)による 音声解説 3.MI6データストリーム(製作に関する トリビア情報をポップアップとビデオで 紹介) 4.MI6:機密書類保管庫 ・脚本からスクリーンへ ・氷上のカーチェイス ・バッキンガム宮殿ロケの舞台裏 ・ブリテッシュ・エアウェイズの 撮影協力:ボンド、ロンドンの帰還 ・ピーター・ラモント ロケを語る ・クレジット 5.秘密任務 ・007の履歴書 ・ボンド・ガール ・味方 ・敵 ・アクション・マニュアル ・Qの秘密兵器 ・魅力的なロケ地 6.イメージデータベース: 2002年『ダイ・アナザー・デイ』 公開当時のフォト・ギャラリー ※ピクチャディスク 【ジャケット】 ・オモテ面:---- ・ウラ面 :007シリーズ第20弾。 ピアース・ブロスナンがボンドを演じた 最後の作品! 今回は、米国版のポスターに近いデザインだ。その点は評価したい。でも、やっぱり、このパターンは好きじゃないなぁ。 最初にリリースされた時の背景が赤いジャケットも好きではなかったが、長袖のポロシャツを着たジェームズ・ボンドなんて、ビンボー臭くてイヤだ。 ここは、スーツやタキシード姿で銃を片手に優雅に戦ってほしいと思う。一生懸命にリアルに戦う最近のジェームズ・ボンドなんて、ちっともカッコ良くない。(笑) 面白いのは、ウラ面には、主要登場人物の画像が並んでいること。前作ではボンドばかりだったのに、この違いは何だ? 【感 想】 「20th Anniversary」 ピアース・ブロスナンの最後の“お勤め”にしてシリーズ20作品目。 正直、20th Anniversaryとしては華やかさに欠ける一本だった。もっとお祭り騒ぎしてほしかった。これだけの大作が20本も続くなんて稀有なことだし、世界中から愛されたシリーズだ。この節目を祝う雰囲気を、スクリーンから読み取ることが出来なかったのは、何とも残念なことである。 本作品で鳴り物入りでボンドガールに抜擢されたのは、オスカー女優のハル・ベリー。オスカーどころかゴールデングローブもエミー賞も銀熊賞もラジー賞も受賞している。(笑) これだけ受賞している女優サンは、そうはいない。個人的にも嫌いなタイプではない。けれど、本作品に関して言えば、落第である。第一、色気がない。海から出て来るシーンにしても、ボンドとのベッドシーンにしても、お尻をふって歩く姿も、少しも艶っぽくない。 一方、ロザムンド・パイクは、出番は少ないながらも色気たっぷりに悪女を演じていた。フェンシングの防具を外した時の頬を紅潮させ、目をきらきらさせたワンカットは見事だった。ゾクゾクした。やっぱり女優サンは輝いていないとね。(本人は後悔しているようだが……) 北朝鮮の将軍が悪巧みをするストーリーは、難しい問題をはらんでいる。敢えてそこにトライした製作陣には拍手をおくりたい。けれど、世間様の方に抵抗感があったようだ。地上波で放送された時も“北朝鮮”という国名は出て来なかった。 個人的には「英国でも北朝鮮は敵対視されているのだなぁ」と言うことをシミジミ感じた。ソ連崩壊の後、敵役を見出しにくくなった昨今、むしろ昔のように“スペクター”といった架空の犯罪組織を相手にした方が害がなくて健全かも知れない。 舞台は北朝鮮から香港、キューバ、ロンドン、アイスランドと展開するが、意外とロケは地味め。この監督サンは風景を取り込むことがヘタなのかも知れない。どちらかと言うと近視眼的だ。秘密兵器を駆使する時の説明カットは丁寧で解りやすいが、空気感を伝えるカットは皆無に等しい。この辺りのところは映像センスなので、如何ともし難い。技術的なスキルな「経験を積めば……」と期待できるが、センスばかりは生来のものだ。磨くことは出来ても、生み出すことは出来ない。きっと、この監督サンの作品はもう観ないだろうなぁ。(笑) そんなわけで、秘密兵器の描写は、ここ最近のボンド映画の中では最高に面白い。アストンマーティンにしてもソニックアジテータにしても、ワクワクする。王道だ。“ソーラレイ”みたいな衛星兵器を「そんな短期間で作れるものか!」なんて茶々は野暮というもの。辻褄の合わないところは多々あっても、男の子の夢を楽しみたい。 いまにして思うのだが、007は男の子の映画だ。これ以上、デートに不向きな映画はないかも知れない。(笑) オススメ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.10 10:14:17
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