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カテゴリ:サスペンス・スリラー映画
1149 陰謀のセオリー
※オモテ面 【スタッフ】 ・製作総指揮 ジム・バン・ウィック ・製 作 ジョエル・シルバー リチャード・ドナー ・監 督 リチャード・ドナー 【キャスト】 ・ジェリー・フレッチャー…メル・ギブソン(安原義人) ・アリス・サットン…ジュリア・ロバーツ(勝生真沙子) ・Dr.ジョナス…… パトリック・スチュワート(加藤精三) ・ラウリー捜査官…………キルク・カザート(石塚運昇) ※ウラ面 【仕 様】 ・型 番 DL-15091 ・製作年度 1997年 ・製 作 国 アメリカ ・原 題 CONSPIRACY THEORY ・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ ・販 売 元 ---- ・提 供 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 松浦美奈 ・吹替翻訳 中島多恵子 ・吹替監修 ---- ・吹替演出 ---- ・日本公開 ---- ・リリース 1998年 ・収 録 135分 ・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ ・音 声 1.オリジナル <英語> (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド) ・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 ・そ の 他 片面 1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、セル専用 原作:新潮文庫刊 オリジナル・サントラ盤:SLCレコード ・映像特典 ---- ※ピクチャディスク 【ジャケット】 ・オモテ面:---- ・ウラ面 :世界は、陰謀に満ちている。 解けた謎が、新たな謎を生む――。 驚愕のノンストップ・サスペンス。 ※チャプターリスト こちらも、メジャー作品らしくシンプルなデザイン。 ワーナーは、背景がブラックなので、一目で見分けがつく。メル・ギブソンとジュリア・ロバーツの2大スターが大写しになって、「どうだ!」と言わんばかりのデザインである。(笑) ウラ面も、2人の画像だけ。メル・ギブソンの締まった顔つきがいいなぁ。(この画像をオモテ面に使っても良いなぁ) ※再生上のご注意 【感 想】 「君の瞳に恋してる♪」 リチャード・ドナー監督とメル・ギブソンがタッグを組んだサスペンス映画。個人的には大好きな作品で、ローリン・ヒルのCDまで買ってしまった。(相変わらずバカだね、1曲しか聴かないのに……) ――NYでタクシー運転手として働くジェリー・フレッチャーは、陽気で人騒がせ、乗客に都市伝説紛いの陰謀論を語って聞かせる変人だった。彼には昔の記憶がなく、司法省で働くアリス・サットンを“守らなければならない”という衝動に突き動かされていた。 或る日、いつものようにアリスを訪ねて陰謀論を披露したジェリーは、帰宅途中で何者かに拉致されてしまう。拘束されて尋問されているうちに自白剤が効き始め、潜在化していた“特殊な能力”が覚醒する。それは、暗殺者としての能力だった。 ……というお話し。 “MKウルトラ計画”も出て来るが、安易に怪しげなSFスリラーやホラーに傾くことなく、あくまでもサスペンス映画としての矜持を保っている。その辺りは、いかにもR.ドナー監督らしい。これが、レニー・ハーリン監督だったら、全く違うアクション映画に仕上がっていたに違いない。監督の個性って大切だよなぁ。(笑) 本作品は、ドナー監督らしいカメラと演出に満ち溢れていて、ファンとしては大満足の1枚である。『リーサル・ウェポン』シリーズも良いが、やはり本作品が一番ノっているような気がする。 ジェリー役には、メル・ギブソン。ちょっとイカレた男の役が上手い。彼にしか出来ない演技を見せてくれる。 アリス役には、ジュリア・ロバーツ。『プリティ・ブライド』に主演する前の出演作品で、67年生まれの彼女は、当時30歳だった。あれから20年が経ち、彼女も立派な50歳。毎年、確実に出演作品を増やしているが、いつかスクリーンで、いいオバアチャン役を演じて欲しいと思う。 残念ながら、本作品は“脇があまい”。(笑) 特に印象に残る脇役が出て来ない。『Xメン』シリーズでプロフェッサーを演じたパトリック・スチュワートも出演しているが、イマイチだ。まぁ、2大スターを相手にしては、影も薄れるというものか……。 脚本を書いたのは、ブライアン・ヘルゲランド。この年、『L.A.コンフィデンシャル』でオスカーを受賞し、『ポストマン』でラジー賞を受賞する快挙を成し遂げている。(笑) 真面目な方だとは思うが、ストーリーテラーではない。どちらかと言えば、キャラの描き込みが得意なようだ。メル・ギブソンを主演に迎え、『ペイバック』で監督デビューを果たしたが、面白みに欠けていた。軽妙な演出は苦手らしい。もしかしたら、ハードなサスペンス映画みたいな方が、力量が発揮できるかも知れない。 テーマ曲に使われているのは、♪君の瞳に恋してる♪で、劇中の曲はフランキー・ヴァリのソロシングル(67)ではないかと思う。エンドロールにはローリン・ヒルのカバー。ソロアルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』に収録されているものだろう。このアルバムは、全世界で1200万枚を売り上げた。(規模が大きすぎて想像もつかないな……) ラストは、ちょっとステキな余韻が残る。見返りを求めず、無骨なまでに誰かを一途に守ろうとする男の姿は切ない。そういう男になりたい。(無理だな。浮気性だし) オススメ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.05.27 09:15:37
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