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2018.05.27
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1149 陰謀のセオリー


※オモテ面

【スタッフ】
・製作総指揮 ジム・バン・ウィック
・製  作  ジョエル・シルバー
       リチャード・ドナー
・監  督  リチャード・ドナー

【キャスト】
・ジェリー・フレッチャー…メル・ギブソン(安原義人)
・アリス・サットン…ジュリア・ロバーツ(勝生真沙子)
・Dr.ジョナス……
        パトリック・スチュワート(加藤精三)
・ラウリー捜査官…………キルク・カザート(石塚運昇)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  DL-15091
・製作年度  1997年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  CONSPIRACY THEORY
・発 売 元  ワーナー・ホーム・ビデオ
・販 売 元  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  松浦美奈
・吹替翻訳  中島多恵子
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  1998年
・収  録  135分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープサイズ
・音  声  1.オリジナル <英語> (5.1chサラウンド)
       2.日本語 (5.1chサラウンド)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、セル専用
       原作:新潮文庫刊
       オリジナル・サントラ盤:SLCレコード
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :世界は、陰謀に満ちている。
        解けた謎が、新たな謎を生む――。
        驚愕のノンストップ・サスペンス。


※チャプターリスト

こちらも、メジャー作品らしくシンプルなデザイン。
ワーナーは、背景がブラックなので、一目で見分けがつく。メル・ギブソンとジュリア・ロバーツの2大スターが大写しになって、「どうだ!」と言わんばかりのデザインである。(笑)
ウラ面も、2人の画像だけ。メル・ギブソンの締まった顔つきがいいなぁ。(この画像をオモテ面に使っても良いなぁ)


※再生上のご注意

【感  想】
「君の瞳に恋してる♪」

リチャード・ドナー監督とメル・ギブソンがタッグを組んだサスペンス映画。個人的には大好きな作品で、ローリン・ヒルのCDまで買ってしまった。(相変わらずバカだね、1曲しか聴かないのに……)

――NYでタクシー運転手として働くジェリー・フレッチャーは、陽気で人騒がせ、乗客に都市伝説紛いの陰謀論を語って聞かせる変人だった。彼には昔の記憶がなく、司法省で働くアリス・サットンを“守らなければならない”という衝動に突き動かされていた。
或る日、いつものようにアリスを訪ねて陰謀論を披露したジェリーは、帰宅途中で何者かに拉致されてしまう。拘束されて尋問されているうちに自白剤が効き始め、潜在化していた“特殊な能力”が覚醒する。それは、暗殺者としての能力だった。
……というお話し。

“MKウルトラ計画”も出て来るが、安易に怪しげなSFスリラーやホラーに傾くことなく、あくまでもサスペンス映画としての矜持を保っている。その辺りは、いかにもR.ドナー監督らしい。これが、レニー・ハーリン監督だったら、全く違うアクション映画に仕上がっていたに違いない。監督の個性って大切だよなぁ。(笑)
本作品は、ドナー監督らしいカメラと演出に満ち溢れていて、ファンとしては大満足の1枚である。『リーサル・ウェポン』シリーズも良いが、やはり本作品が一番ノっているような気がする。

ジェリー役には、メル・ギブソン。ちょっとイカレた男の役が上手い。彼にしか出来ない演技を見せてくれる。
アリス役には、ジュリア・ロバーツ。『プリティ・ブライド』に主演する前の出演作品で、67年生まれの彼女は、当時30歳だった。あれから20年が経ち、彼女も立派な50歳。毎年、確実に出演作品を増やしているが、いつかスクリーンで、いいオバアチャン役を演じて欲しいと思う。

残念ながら、本作品は“脇があまい”。(笑) 特に印象に残る脇役が出て来ない。『Xメン』シリーズでプロフェッサーを演じたパトリック・スチュワートも出演しているが、イマイチだ。まぁ、2大スターを相手にしては、影も薄れるというものか……。

脚本を書いたのは、ブライアン・ヘルゲランド。この年、『L.A.コンフィデンシャル』でオスカーを受賞し、『ポストマン』でラジー賞を受賞する快挙を成し遂げている。(笑)
真面目な方だとは思うが、ストーリーテラーではない。どちらかと言えば、キャラの描き込みが得意なようだ。メル・ギブソンを主演に迎え、『ペイバック』で監督デビューを果たしたが、面白みに欠けていた。軽妙な演出は苦手らしい。もしかしたら、ハードなサスペンス映画みたいな方が、力量が発揮できるかも知れない。

テーマ曲に使われているのは、♪君の瞳に恋してる♪で、劇中の曲はフランキー・ヴァリのソロシングル(67)ではないかと思う。エンドロールにはローリン・ヒルのカバー。ソロアルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』に収録されているものだろう。このアルバムは、全世界で1200万枚を売り上げた。(規模が大きすぎて想像もつかないな……)

ラストは、ちょっとステキな余韻が残る。見返りを求めず、無骨なまでに誰かを一途に守ろうとする男の姿は切ない。そういう男になりたい。(無理だな。浮気性だし)

オススメ!





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Last updated  2018.05.27 09:15:37
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