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2018.11.28
XML
カテゴリ:アニメ
1334 アトランティス/失われた帝国


※オモテ面

【スタッフ】
----

【キャスト】
[オリジナル(英語)]
・マイケル・J.フォックス
・ジェームズ・ガーナー
・レナード・ニモイ 他
[日本語吹き替え]
・長野 博(V6)
・木村佳乃
・内藤剛志
・吉田美和(DREAMS COME TRUE)
・柴田理恵
・高島礼子
・平幹二朗 他


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  VWDG4582
・製作年度  ----
・製 作 国  アメリカ
・原  題  ATLANTIS THE LOST EMPIRE
・発 売 元  ブエナ ビスタ
             ホーム エンターテイメント
・販 売 元  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・吹替版制作 ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  約95分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコサイズ
・音  声  1.英 語 (5.1chサラウンド)
       2.日本語 (5.1chサラウンド)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・そ の 他  片面 2層、COLOR、MPEG-2、CC、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  1.未公開シーン「オープニング
         (バイキング・バージョン)」
       2.メイキング・オブ・
         『アトランティス』
       3.CGメカニック・デザイン
       4.アニメーション制作過程
       5.ミュージック・クリップ
         オリジナル主題歌“crystal vine”
         DREAMS COME TRUE
       6.ボイスキャスト(日本語版)
         インタビュー


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :----

本作品のキャラクタ(登場人物)は、ジャケットのウラ面に小さく出て来るだけ。ほんとにちっちゃく出て来るだけ。(笑) これって「敢えてキャラクタをジャケットに登場させなかった」と言えないだろうか? 日本人向けのキャラクタではないし、むしろ嫌われるタイプだ。それならば、メカ好きの日本人に訴求できるように潜水艦を登場させた方が良い、と判断されたような気がする。(考え過ぎ?)
特に、本作品はディズニーアニメだ。子供向けに分類される。『プリキュア』や『ドラゴンボール』に熱中する子供たちには、ヘンテコなキャラにしか見えないに違いない。マーケティングに優れた力を持つディズニーだ、それくらいのことは考えてデザインするだろう。
でも、この潜水艦、出番が少ないんだよねぇ。(笑)

【感  想】
「“失われた帝国”の復興」

ディズニーの2Dアニメだが、作画にコンピュータを使用しているので、やたらと線がキレイで動きが滑らか。見事だとは思うが、個人的にはあまり好きじゃない。(苦笑)
おそらく、3D-CGアニメへの転換期に当たる頃の作品だろう。『トイストーリー(95)』や『バグズライフ(98)』のピクサーが台頭し、時代は明らかに3D-CGアニメに傾いていた。
そう考えると、なぜ本作品をフルCGの3Dアニメとして製作しなかったのか不思議でならない。

――1914年、ワシントンD.C.。博物館に勤める言語学者のマイロは、幻の王国アトランティスに関する学説を発表しようと躍起になっていた。彼には必ずアトランティスを見つけ出す自信があった。けれど、その熱意ゆえに皆から疎まれていることに気づかず、今日も今日とて会議から外されてしまう。
しかし、失意のマイロに手を差し伸べたのは、大富豪のウィットモアだった。彼は、マイロの祖父の親友だったと言う。そして、一冊の書物を手渡される。それは、アトランティス発見の手掛かりとなる“羊飼いの日誌”だった。然も、探検に出発する準備も整えられていた。
斯くして、マイロはアトランティス発見への探検に旅立つことになる。
……というお話し。

お手軽イージーな冒険物語だった。(笑) カッコイイ潜水艦に大勢のクルー、物資も充分に揃えられていたら、誰だって二つ返事で「ウン!」と言うでしょ。臆病な私だって、断りませんよ。(笑)

そんなワケで、物語はサクサクと進み、アッという間にアトランティスに辿り着いてしまう。然も、探検隊チームの中に私利私欲に走る奴らがいて、せっかくアトランティス人と友好的な出会いを果たしたのに、イイ人たちのマイロらは窮地に陥る。その上、未曽有の危機がアトランティスを襲い、気持ちを奮い立たせたマイロがヒーローになって行く。実に定番中の定番と謂える展開だ。
アトランティスに残る決心をするマイロの姿を含め、ディズニー映画の『地球の頂上の島(74)』とよく似たストーリー展開だった。(冒険映画は、みんなこのパターンだとも謂える)

ちまたでは、『天空の城ラピュタ(86)』に似ているとか、『ふしぎの海のナディア(90)』のパクリだとか、なかなか喧しい。でも、すべての芸術は模倣から始まると言われる通り、個人的には些末なことだと思う。(笑) どちらも、ジュール・ベルヌのSF冒険小説の古典『海底二万里(1870)』からインスパイアされたと公言しているわけだし、著作権なんて便宜的なものでしかないのだから、事実上の線引きは不可能だ。
出来が悪ければ「パクリだ」と貶され、出来が良ければ「オマージュだ」と猫なで声を出す。大衆の愚かさは、風向き一つで 意見が 180度変わってしまうことだ。(溜息)

要は、その作品が面白いかどうか。それに尽きると思う。(スティーブン・スピルバーグ監督の作品なんて、どれだけ過去の名作から引用していることか……)

そんなことよりも、ディズニーアニメにおける本作品の位置付けの方が興味深い。『ダイナソー(00)』で3D-CGアニメに挑戦しているのに、なぜ本作品はハイブリッドなのか。実際、この年のオスカーは『シュレック』が長編アニメ映画賞を受賞している。
ディズニーがフル3D-CGアニメをリリースするのは、『チキン・リトル(05)』からである。それまでの5年間は、いや『トイストーリー』が公開されてからの10年間は、劇場用アニメにおけるディズニー“帝国”は、その存在感を失っていたと言っていい。失われた帝国は、ディズニーアニメそのものだったのかも知れない。

日本人には馴染まないキャラクターデザインだが、オーソドックスな冒険物語は、いつ観ても楽しい。

無条件でオススメ!(笑)





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Last updated  2018.11.28 06:52:03
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