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カテゴリ:アクション映画
1466 ボーン・スプレマシー
※オモテ面 【スタッフ】 ・監 督 ポール・グリーングラス ・脚 色 トニー・ギルロイ ・製 作 フランク・マーシャル パトリック・クローリー ポール・L.サンドバーグ ・原 作 ロバート・ラドラム ・製作総指揮 ダグ・リーマン ジェフリー・M.ウェイナー ヘンリー・モリソン ・撮 影 オリヴァー・ウッド ・音 楽 ジョン・パウエル ※ウラ面 【キャスト】 ・ジェイソン・ボーン…マット・デイモン(平田広明) ・マリー………………フランカ・ポテンテ(湯屋敦子) ・ワード・アボット…ブライアン・コックス(糸 博) ・ニッキー…………ジュリア・スタイルズ(沢海陽子) ・キリル…………………カール・アーバン(根本泰彦) ・パメラ・ランディ……ジョアン・アレン(小山茉美) ※ブックレット① 【仕 様】 ・型 番 GNBF-1552T ・製作年度 2004年 ・製 作 国 アメリカ ・原 題 THE BOURNE SUPREMACY ・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント ・販 売 元 ---- ・提 供 博報堂DYメディアパートナーズ ・発売協力 ---- ・価 格 ---- ・字幕翻訳 菊地浩司 ・吹替翻訳 栗原とみ子 ・吹替版制作 ---- ・吹替演出 ---- ・日本公開 ---- ・リリース 2009.07.08. ・収 録 約 108分(本編) ・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ ・音 声 1.英 語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド) ・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.韓国語字幕 ・そ の 他 片面 2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル禁止 ・映像特典 1.未公開シーン 2.アイデンティティーの一致: キャスティング 3.撮影手法:リアルさの追求 4.爆破シーンの舞台裏 5.ジェイソン・ボーン 逃亡の軌跡 6.格闘シーンの舞台裏 7.クラッシュシーン:モスクワでの カーチェイス 8.カーチェイスシーンの舞台裏 9.橋からの逃走シーン 10.ジョン・パウエルによる音楽 11.ポール・グリーングラス監督による 本編音声解説 12.DVD制作スタッフ 13.予告編集 ※ブックレット② 【ジャケット】 ・オモテ面:---- ・ウラ面 :最強のエージェント=ジェイソン・ボーン 失われた記憶を求め、新たな戦いが始まる! ※商品アンケートのお願い 大ヒットしたスパイ・アクション映画の2作品目。前作のジャケットはダサかったが、本作品はまぁまぁの出来映え。何とかメジャースタジオの作品っぽくなった。でも、まだまだB級アクション映画って感じだなぁ。(苦笑) オモテ面は、主人公ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)が右手に銃を下げた姿が用いられている。CGっぽい出来映えなのは、いただけない。それに、ジェイソンを少し右に寄せて、左のスペースにターゲット十字をあしらい、マリーやパメラの画像をコラージュしている。そのせいで、ハーフコートの裾がはためいて動きを演出している画像なのに、その“動き”が失われてしまった。ブックレットの表紙の画像と見較べていただくとお分かりいただけるだろう。つまらないことをしたものだ。このブックレットの表紙を、そのままジャケットのオモテ面に使えば良かったのだ。 うーん、やっぱりイマイチだなぁ。(溜息) ※再生上のご注意 【感 想】 「007にならないで」 1作目が面白かったので期待していたが、始まって30分で鼻白んでしまった。あまりに手際が良すぎるからだ。(笑) ナポリの税関で領事館の男を倒した後、携帯電話からデータを吸い出し、“借用”した車のナンバープレートを貼り替える。オイオイって感じ。バッグの中にSIMカードのリーダーや偽物のナンバープレートを入れていたら、どこの国だって保安検査で引っ掛かるぞ。(笑) ――インドのゴア。マリーと暮らすジェイソン・ボーンは、夜ごと悪夢にうなされていた。彼が失った記憶に起因しているのは、明らかだった。 或る日、彼の許に刺客が送り込まれる。異常を察したジェイソンだったが、逃亡の途中でマリーが銃弾に倒れる。 マリーの死を悲しむ間もなく、ジェイソンは、失われた記憶を求めてナポリへと旅立つ。 ……というお話し。 原作を読んでいないのでエラそうなことは言えないが、敵の素姓を明らかにするために、敢えて素顔を晒し、ジェイソン・ボーン名義のパスポートを使ったのは理解できる。けれど、その後の展開は上手く行き過ぎでしょ。白けてしまった。(溜息) 物語をスピーディに進めるために、いろいろ端折ったようにしか見えない。如何にも一流のプロフェッショナルの仕事ぶりだが、何かを誤魔化しているようで、気持ち悪かった。 そもそも、不発になった起爆装置に残された指紋を誰も疑わないなんて、CIAって何て単純なんだろう。 中盤になって、そのことを疑問に思ったCIAのパメラ・ランディの部下が○○○○に殺されるが、「何で今更?」と思ってしまった。これじゃあ、自分がやりましたって言っているようなもんじゃない。(笑) 本作品では、ジェイソン・ボーンが、ダニエル・クレイグ版“ジェームズ・ボンド”ばりのアクションを披露する。 特に地下鉄からフェリーへと続くアクションは見事だった。カーチェイスも凄い。やっかみ半分で言わせて貰えば、見事すぎて「お前、一体何者なんだよ」と思ってしまった。あまりにヒーロー然としてしまったことで、ジェイソンのナマ身の人間としての存在感が薄れてしまい、緊張感がなくなったと言わざるを得ない。 前作の等身大のアクションの方が面白かったなぁ。 本作品は、ロバート・ラドラムの『殺戮のオデッセイ』を原作としたアクション映画。マット・デイモンが、引き続き主人公ジェイソン・ボーンを演じ、“トレッドストーン作戦”を暴き出す。 ジェイソンを追うCIAの女性幹部パメラ・ランディをジョアン・アレンが演じる。『フェイス/オフ』や『タッカー』など奥さん役のイメージだったが、キャリアを演じる姿もサマになっていた。 残念ながら、フランカ・ポテンテの出番は少なかった。 また、後方支援のニッキー役を演じたジュリア・スタイルズが、出番は少ないながら印象に残る演技を見せていた。 監督は、ポール・グリーングラスに交代。(ダグ・リーマンは製作総指揮に回っている) 『ユナイテッド93』や『グリーンゾーン』といった話題作をタイムリーにリリースする方で、アクションの手腕よりも実際の事件からフィクションを編み出す能力に長けていると思う。 手持ちカメラが好きなようで、本作品でも遺憾なくスキルを発揮している。ただ、回想シーンの映像は横揺れが激しく、台風の真っ只中を航行する船でも酔わなかった私でさえ、めまいに似た症状を自覚した。 ジェイソンがフラッシュバックに襲われる度に感じる動揺を観客に追体験させたかったのだろうか。(笑) 脚本のトニー・ギルロイ、撮影のオリヴァー・ウッド、音楽のジョン・パウエルも続投しているので、作品のトーンは統一されている。 前作に較べると辛口評価だが、スパイ・アクション映画としては破格の面白さなので、オススメとしておきましょう! ※ピクチャディスク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.04.09 05:30:07
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