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B級映画ジャケット美術館

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2020.01.19
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1751 ダーク・インフェルノ


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・製作 ボビー・バルバチオル
・共同製作・脚本 ルカ・ベルコヴィッチ
                「12モンキーズ」
・製作・撮影 アンドレイ・バルタレトゥ
・脚  本  ポール・ベトク
・音  楽  アンドリュー・スペンス
           『モンスターズ・フォレスト』
・編  集  ヴァレンティン・ゴールドナー

【キャスト】
・ルイス・マンディロア『沈黙の粛清』
・ピーター・ドブソン『2:22』
・ボグダン・マーホディン
・ロクサーナ・ルカ


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  TWAD-1435
・製作年度  2017年
・製 作 国  ルーマニア
・英  題  HOTEL OF THE DAMNED
・発  売  株式会社トランスワールドアソシエイツ
・販  売  株式会社トランスワールドアソシエイツ
・価  格  4,700円+税
・提  供  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・字幕監修  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 approx. 88分
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープサイズ
・音  声  1.オリジナル (英語) 2.0ch
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、
       DVD VIDEO、複製不可、
       セル or レンタル
・映像特典  オリジナル予告編


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:残酷無慈悲、
      ここは地獄の果て――。
        「12モンキーズ」のスタッフが放つ
        食人サバイバル・アクション・ホラー
      背後から喰われないように
      暗闇注意!
・ウラ面 :残酷!無慈悲!阿鼻叫喚!!
        喰われる前に、バトって、逃げて、
        生き延びろ!

ジャケットのオモテ面は、この手の作品にはありがちなリイアウトで新味に乏しい。それでも、まぁ雰囲気は伝わって来るし、ストーリーも表現できている。間違いではない。
でも、特筆すべきことは、そんなことではなくて、やけにリズムのいいコピーにある。
「残酷!無慈悲!阿鼻叫喚!!」
いいねぇ、実にリジミカルだ。(笑)
「喰われる前に、バトって、逃げて、生き延びろ!」
うんうん、これなら観たくなる。(爆)
いいジャケットだ。(そんな評価でいいのかよ!)

【感  想】
「洗練された食文化」

映画の中のルーマニアって、ロクな扱われ方をしないよな。
吸血鬼の温床だったり、闇の臓器売買のギルドがあったり、若い女の子を人身売買する組織の拠点だったり、安心して町を歩けない国って印象だ。(苦笑)

時々、「ルーマニアの人たちは怒らないのだろうか?」と心配になってしまう。

――ルーマニアの刑務所に収監されていたニッキーは、刑期を終えて出所する。帰宅した彼は妻から娘のイライザが家を出たことを知らされる。ジャンキーの恋人と一緒らしい。
ニッキーは、親友のジミーと一緒に、イライザの行方を追う。何とか見つけ出したが、彼女は恋人に売り飛ばされる寸前だった。しかし、逮捕された父親に対する娘の反抗は、一向に解けない。
ニッキーたちは、車で帰途に就くが、途中で事故に遭う。何かがぶつかり、車は崖下に転落。全員、生きていたものの、ジミーが大ケガを負ってしまう。悪いことに携帯電話が繋がらず、救助も呼べない。
ニッキーとジミー、イライザと恋人の4人は、助けを求めて歩き始め、やがて廃墟となったホテルに辿り着く。
しかし、そこは食人鬼の巣窟だった。
……というお話し。

面白かったのは、火にかけた網の上で、人間の肉らしい塊を焼いているカット。(笑)
「ちゃんと焼くんだぁ」と感心してしまった。
シーズニングは何だろ? 定番だが、岩塩と黒コショウは外せない。食べたことがないので判らないが、臭みを取るために、ハーブ系も必要かも。
焼くだけじゃなく、煮込み料理も試したいところだ。ブーケガルニと一緒にコトコト一昼夜、赤ワインで煮込む。エシャロットと人参、マッシュルームも要るな。食べる直前に、生クリームと削ったトリュフを軽く散らして仕上げたい。(♪)

本作品では、痩せたスキンヘッドの汚いオッサンが、上半身ハダカで主人公たちを追いかけ回していた。うーん、知恵がなさ過ぎないか? マンモスを狩る原始人だって、チームを組んで獲物を追い詰めていたぞ。(ローランド・エメリッヒ監督の『紀元前1万年』のお話しですので、念のため)
いまや21世紀だ。人を食べる風習の人たちも、もっと文化的に洗練されててもいいんじゃないか?

だいたいさ、家畜と違って人間は、野生動物と同じでいろんな病気を持っている。エイズだの肝炎だの性病だの先天性疾患からドラッグまで、決して食するのに安全ではないと思う。「熱を通したから大丈夫」なんてレベルじゃない。生牡蠣よりリスクが高い。
ちゃんと血抜きしたら、肉が汚染されていないか公的機関に検査して貰う。大丈夫だったら、「検査済」の印鑑を貰って、それから調理に入る。食人鬼くんたちも、それくらいの社会を築いて貰わないと説得力がないではないか。(小さな爬虫類ですら、毒のある虫は食べない。何世代にも渡って学習していく。人間サマが学習しないで、どうする?)

さて、そんなわけで、本作品には、ゴア描写がほとんどない。こんなんで食人鬼の映画と言われてもなぁ。廃墟となったホテルをひたすら逃げ回るだけでは面白くも何ともないし、何の映画か、さっぱり判らない。(笑)

ゴア・シーンに力を入れられないならさ、食人鬼ではなくて、吸血鬼とかオオカミ男とか、或いは全力失踪するゾンビとか、ルーマニアに相応しいモンスターを登場させた方が良かったんじゃないか?
やっぱり、ルーマニア人に怒られそうだな。(笑)

ルーマニア人に怒られたくないので、オススメ出来ません!





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Last updated  2020.01.19 05:30:09
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