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B級映画ジャケット美術館

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2020.11.05
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2042 ハンターズ/北欧伝説の秘宝を追え!


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・製  作  ルーネ・H.トロンセン
          「地底探検/王家の秘宝を追え!」
・監  督  エヴァ・ダール
・脚  本  モーテン・ホーヴラン
       トロンド・モーテン・ヴェナーセン
・編  集  ラース・アープネセス
・撮  影  パトリック・セーヴストロム
            「エッセンシャル・キリング」
・美  術  マルティン・ガント
               「トロール・ハンター」
・視覚効果  オットー・トルビョーンセン
       「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
       アネッテ・イェルツェン
       「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」

【キャスト】
・ナオミ・ハッセルバリ・トースラッド
・ビョルナー・リスフォス・ハーゲスヴェン
・ヘンリク・ハインズ・グレイブ
・レイダル・ソレンソン「ヘッドハンター」
・ペール・ゲルスタッド


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  TMSD-446
・製作年度  2017年
・製 作 国  ノルウェー
・英  題  TRIO The Hunt for the Holy Shrine
・発  売  株式会社トランスフォーマー
・販 売 元  株式会社トランスフォーマー
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ブレインウッズ
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・監  修  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 77分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコ
・音  声  1.ノルウェー語 ステレオ
       2.日本語吹替 ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
       2.吹替用字幕
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、
       DVD、RENTAL ONLY、中古販売禁止
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:失われた伝説の秘宝。
      1000年の時を経て今、甦る!
・ウラ面 :北欧・ノルウェーの伝説の秘宝を巡る、
      トレジャー・ハント・アドベンチャー!!

冒険映画としては、定番のレイアウトのジャケット。主人公を中心にして仲間たちが並び、背景に舞台となる遺跡などが描かれている。うーん、悪くはないけど、どうして車椅子の少年、ラースの姿がどこにも出て来ないんだ? 彼こそが、隠れた主人公なのに……。物語の原動力は、「もう一度、自分の足で歩きたい」という思いから、首飾りの癒しの力を求めたことだ。それを外すなんて、有り得ない! ちゃんと作品を観ていないんじゃないか? 許し難い。(怒)

【感  想】
「いつまでも見ていたい」

少年少女を主人公にしたノルウェー製のアドベンチャー映画。北欧の子供向けの冒険映画は幾つか観たが、どれも大好きだ。光の美しい映像は、涙が溢れるくらい惚れ惚れする。いつまでも見ていたい。それに、お人形さんのような金髪碧眼の子供たちの姿は、ただ立っているだけで絵になる。これ以上、何を求めるモノがあるだろう。

――或る日のこと、ノラは、祖父ルーンの許を訪ねて来た男フレッドが不審な男たちに拉致される現場を目撃してしまう。フレッドが祖父に預けた物に原因があると察したノラはそれを持ってラースを訪れる。足が不自由で車椅子で生活をしているラースは、パソコンオタクのITマニアだった。彼なら、それが何なのか分析してくれるに違いない。
フレッドが持って来たのは、古い骨だった。ユリの花を型どった紋章が刻まれている。どうやら、先日、ニーダロス大聖堂から盗まれたオーラヴ王の大腿骨と対になる物らしい。オーラヴ王の棺は宝石や金で飾られ、首飾りには癒しの力があると言われている。王の骨と地図があれば、棺の場所が分かる。どうやら美術品窃盗団の《シャドウ》が王の棺を狙っているらしい。祖父がその一味かも知れないと知って、ノラはショックを受ける。然も、ハンブルクにいるエマの調査によれば、昔、殺人の容疑で逮捕されている。今まで知らなかった祖父の過去に触れて、彼女は動揺する。
それでもノラは、ラースと一緒に地図を手に入れようと、ニーダロス大聖堂に向かう。その途中、シメンが合流。ノラとシメンは付き合っていたが、最近、喧嘩別れしたばかりだった。
……というお話し。

80分に満たない収録時間なので物語はスピーディに展開する。それでも、美しい風景を織り込み、子供たちの恋愛模様も描かれる。ラースとエマ、ノラとシメン、それぞれの立場で悩み、ぶつかり、求め、許す姿は切なくも清々しい。もう少しじっくり描いて欲しいと思わないでもないが、やたら気忙しい現代人には、このくらいの長さが丁度いいかも知れない。(苦笑)

面白いのは、ノラが褐色の肌に黒髪だってこと。どうやら養子という設定らしいが、ノルウェーもまた、様々な民族が暮らす国へと変わりつつあるのかも知れない。
演じたのは、ナオミ・リエン・ハッセルバルグ。エンドロールの歌は、彼女が歌っている。その録音風景が本編のダイジェストと一緒に流される。

又、美術品窃盗団《シャドウ》のボス、レディ・シェンが、中国人女性って設定も現代的だ。

ラースは金髪碧眼。シメンの髪は暗い色だが、二人とも、いかにも北欧って感じの顔立ちをしている。
また、エマは、白い肌のメガネっ娘。ラースに負けず劣らず、パソコンオタク。ハッカーと呼んだ方がいいかも知れない。彼女だけドイツのハンブルクの学校に通っており、ラースとは遠距離恋愛らしい。まぁ、これだけコミュニケーションの手段が充実している時代だから、物理的な距離はあまり関係ないかも知れないな。
演じたのは、フランツィスカ・トルンキスト。好きだなぁ、こういう女の子。(笑)

難点は、やや相関図が分かりにくいこと。
王の棺を守る役割を担ったのが《オーラヴ王の衛兵》、別の名称を《ファミリー》と言う。シャドウの一員は、フレッドを衛兵と呼んでいた。骨を持っていたのだから、まぁ正しいかな。
でも、兄であるルーンは「関わりたくない」と言っていた。ファミリーから抜けたってことだろうか? ファミリーの他のメンバーは本作品に登場しない。
それに、ルーンは、過去に死亡事故で容疑者になったことがあるらしい。詳細は不明。
うーん、少し消化不良かな。こちらとしては、ノラの行動の原動力になっているわけだし、祖父であるルーンの立ち位置はハッキリさせて欲しかった。

とは言え、東京では決して見ることが出来ない美しい風景、透明な空気感、緑の木々に澄んだ水、いちいちオシャレな建物、道路の白線すら可愛らしく描かれている。(パトカーなんかミニカーが欲しくなるほどカワイイ)

本作品は、『TRIO』というTVシリーズの劇場版。IMDBによれば、2014年から16年まで 3シーズンが製作されている。各10話。日本でもリリースしてくれないかなぁ。

オススメ!


【 ノルウェー映画 】
『0956 クリスマスのその夜に』
『1414 アサイラム・バスターズ』
『0073 トロール・ハンター』
『1884 アドベンチャー・オブ・クリスマス/冬の魔女とサンタのプレゼント工場』
『0553 ラグナロク/オーディン神話伝説』
『1682 CAVE/ケイブ』
『0306 コン・ティキ』





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Last updated  2020.11.05 05:30:07
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