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2021.01.04
XML
カテゴリ:邦画
2102 メリーさんの電話


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・監督・脚本 三原光尋
・撮  影  西村博光
・照  明  疋田 淳
・録  音  良井真一
・整  音  飯森雅允
・編  集  佐藤 崇
・衣  装  山崎 忍
・ヘアメイク 坂本美由紀
・特殊メイク・造形 藤原カクセイ
・音  楽  遠藤浩二
・助 監 督  武 正晴
・製作担当  井手上拓哉
・主 題 歌  Lay「RED」(rhythm zone)
・プロデューサー 大垣修也
       村田 亮
・製  作  男全修二
       佐伯寛之
・製作プロデューサー アールグレイフィルム
・製作・著作 「メリーさんの電話」製作委員会

【キャスト】
・紗綾
・菊地あやか(AKB48/渡り廊下走り隊)
・上杉奈央
・安岡あゆみ
・藤原 希
・縞 園子
・土井玲奈
・湯浅みづき
・麻倉みな
・山田夏帆
・渡邉沙織
・小島里砂
・井上木綿子
・中園彩香
・林佳代子
・片岡 希
・安藤未理
・長澤奈央


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  PCBG-71868
・製作年度  2011年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発  売  株式会社ポニーキャニオン
・販 売 元  株式会社ポニーキャニオン
・発売協力  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  ----
・リリース  2011. 6.15
・収  録  本編 65分
・サ イ ズ  16:9 LB
・音  声  ステレオ
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:「もしもし、あたしよ、メリーさん」
・ウラ面 :紗綾・
      菊地あやか(AKB48/渡り廊下走り隊)
      W主演で贈る
      究極の都市伝説学園ホラー!

ジャケットのオモテ面の画像は、本編のラストシーンですね。これを加工して、窓の外には《メリーさん》。それらしくビスクドールも配置している。うん、悪くないレイアウトだが、「あと一歩!」と言ったところ。メリーさんには斧を振り上げていて欲しかったし、菊地あやかさんは、もっとイイ表情の画像を使って欲しかった。すべてがベストって言うワケにはいかないだろうけど、W主演なんだからさ、主演女優には気を使おうよ。そうしないと、女優さんは育たないぞ。(溜息)

【感  想】
「セーラー服は白と紺、そして赤」

本作品で一番気になったことはセーラー服がアイボリーだってこと。襟も茶系(鴬色?)だ。あり得ないでしょ? セーラー服は白でなければならない。襟とスカートは紺色でリボンは赤に決まっている。(きっぱり)
そんな風に本作品は、ちょっとズレている。都市伝説の「メリーさん」を題材にしているが、クライマックスはほとんど米国のティーンズ・ホラーの焼き直しだ。これには、ちょっとガッカリしてしまった。その方が作りやすいのは理解できるけど、日本の都市伝説らしいところを見せて欲しかった。(溜息)

――芦川女子高2年カラテ部の春の合宿に参加した神崎美奈子たちは、顧問の運転する車でワイワイ騒ぎながら山間のロッジに到着する。早々に稽古が始まるものの、ランニング中に部員の一人がいなくなってしまう。程無くして彼女は見つかるが、明らかに何かに怯えてショック状態だった。それが惨劇の幕開けだとは誰一人気づいていなかった。
その夜、顧問がいないのをいいことに、部員たちは《コッテリさん(こっくりさん?)》に興じ、一人がナニモノかに取り憑かれてしまう。それは、美奈子のライバル、真由子だった。彼女は発狂したかのように次々と部員を殺し始める。
……というお話し。

この粗筋の通り、ほとんど《メリーさん》は関係がない。終盤で過去の因縁が明かされ、20年前にイジメられて殺された女子高生のアダ名が「メリーさん」だっただけ。だから、電話も人形も関係ないし、都市伝説も関係ない。申し訳程度に電話を使ったショックシーンも用意されているが、唐突すぎて釈然としない。
それに「実はね、この町には知られていないメリーさんの秘密があるの」と一人の女子高生が言っていたが、言い訳にしか聞こえなかった。(溜息)
連続する不審死と異常な自然現象は、メリーさんが復活する前触れだと説明されていたが、これも意味不明。因果関係が解らない。基本的に脚本が稚拙なんだな。(ツッコミどころ満載で面白いとも言えるが……)

美奈子役を演じたのは、紗綾さん。『激闘!アイドル予備校』の頃に較べると、大人になったのか、顔つきが険しくなったような気がする。それに、なんか手足が短い。ちょっとバランスが悪くて走り方もダメだ。とてもカラテ部員には見えなかったが、稽古する姿はサマになっていた。それに、意外と巨○。シャワー・シーンもあるし、うーん、正拳突きされたい♥

メリーさんに取り憑かれてしまう真由子役を演じたのは、菊地あやかさん。JHMDでは「AKB48メンバー」と紹介されていた。その頁は2014年 1月10日に最終更新されアクセス数は 468回。あまり人気がなかったのかも知れない。(失礼! 人気がなかったのは映画の方で、彼女のことではありませんので念のため)

合宿所でまかないに雇われた女性が、白いマスクをして長い髪なのは、あえて《口裂け女》を連想させる仕掛けだろう。女子高生たちが《コッテリさん(こっくりさん?)》を始めるのも或る意味、OVに氾濫する都市伝説系ホラーへのオマージュなのかも知れない。
また、封印された部屋や髪、停電と言った観客に不安をもたらすイベントやアイテムも随所に散りばめられている。中盤までは、日本のホラー映画らしく物語を引っ張ってくれるが、結局は何一つ回収されずに終わってしまう。ザンネン。(涙)
ただ、感心したのは、蘇ったメリーさんの造形にインパクトがあったこと。腐った顔、制服に赤いリボン、手にした斧を振りかざして奇声をあげながら迫って来るところは、かなり怖かった。これは物理的な怖さで、欧米風。つまり、メリーさんの登場と同時に怖がらせる手法が変わってしまうワケだ。これは、いただけなかった。怨みから呪い殺すことと、斧で首をチョン切ることは、根本的に怖さの質が違う。どちらかに統一して欲しかった。(嘆息)

短い収録時間のわりには、色々と詰め込まれているので、まぁ最後まで飽きずに観ることが出来た。
とは言え、題材が都市伝説なのに、真っ正面から取り組まずに似て非なるものに仕上げてしまったのは、悪い意味で観客の期待を裏切っている。

なので、オススメ致しません!(セーラー服は断じて、白!)


【 『2大怨霊VSシリーズ』 】
『2099 口裂け女 VS カシマさん』
『2100 口裂け女 VS カシマさん2』
『2101 口裂け女 VS メリーさん』


【 紗綾さん出演作品 】
『2095 口裂け女』
『2011 激闘!アイドル予備校1』
『2012 激闘!アイドル予備校2』
『2013 激闘!アイドル予備校3』





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Last updated  2021.01.04 05:30:06
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