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2021.01.16
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カテゴリ:邦画
2114 ひきこさん VS こっくりさん


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・企  画  榎本 靖
・プロデューサー 香取大介
       境野康幸
       小浜圭太郎
       丸山恵子
       柿木浩一
       鈴木 智
・監督・脚本・編集 永岡久明
・撮  影  佐藤和人
・照  明  大酒蔵人
・録  音  坂野 裕
・特殊メイク監修 福岡洋一
・音  楽  濱田勇樹
       柿崎清一
・主 題 歌  「Arcadia」
・  唄   凍里和弥
・制作協力  ゴセント
・製  作  「ひきこさんvsこっくりさん」製作委員会

【キャスト】
・坂本麻美
・野崎亜里沙
・生田晴香
・青山路代
・桜まゆみ
・佐藤ゆかり
・春野こころ
・池田桐葉
・柊かなえ
・竹内 恋
・三宅綾子
・真田せつこ
・相元晴名


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  IL12-0684
・製作年度  2012年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発  売  インターフィルム
・販 売 元  インターフィルム
・販売協力  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 81分
・サ イ ズ  16: 9 LB ヴィスタサイズ
・音  声  1.日本語
         (ドルビー・デジタル・ステレオ)
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  メイキング映像を収録(10分)


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:ひきこさんvsこっくりさん、
      呪いの頂上決戦!
・ウラ面 :「ひきこさん」と「こっくりさん」との
      凄惨なラストバトル!
      その一部始終をアナタは目撃する!!
        「こっくりさん、こっくりさん、
        おいでください・・・」

うーん、キタナイ。どうして、こんなに汚いジャケットにしてしまったんだ? 本編は、『VS』モノなので、或る意味、明るい。それに、カワイイ女子高生がいっぱい出て来るんだからさ、そっちの画像をいっぱい使おうよ。その方が、ギャップを演出できて面白かったんじゃないか?

【感  想】
「女子高生が制服姿で逃げ回る正統派のホラー映画」

セーラー服じゃないのは残念だが、女子高生が制服姿で逃げ回る正統派のホラー映画である。然もスカート丈が微妙に短い。素晴らしい!(←オマエはそればかりだな)

――学校でイジメられてばかりいる恵美。次第にイジメがエスカレートし、親友の 3人が先生に相談したことで、遂には暴力に発展してしまう。思い余って恵美が自殺しようとした時、一人の老婆が現れた。「これがあれば復讐できる」と手渡されたのは1冊のノートだった。そこには、兇悪な狐狗狸さんの遣り方が書かれていた。
……というお話し。

恵美役を演じたのは、野崎亜里沙さん。元タレントさんとのこと。イジメられっ子から狐憑きまで大熱演だった。(特殊メイクは、ちょっと雑だったな)

――沙織は、悪夢にうなされる日が続いていた。記憶にないが幼い頃に何か恐ろしいことがあったに違いない。両親が口をつぐんでいるのが、その証拠だ。
けれど、それ以上にイジメにあっている恵美を助けられないことが心を重くしていた。友人たちと先生に助けを求めたが、それが逆効果だった。恵美はリンチにあい、常軌を逸して顔つきまでも変わってしまった。
そして、沙織たちにこっくりさんを強要すると、沙織の本性を占い始めた。その結果は「ひ・き・こ」だった。その時、沙織の裡で何かが目覚めた。
……という展開。

沙織役を演じたのは、阪本麻美さん。こちらも元グラビアアイドルとのこと。メイキングを見ると、野崎亜里沙さんとは親友らしい。3週間二人で飲み食い三昧の日々を送ったと話しをしていた。

――恵美に追い詰められ、沙織に取り憑いていたひきこさんが復活する。残虐最強の妖怪と言われるひきこさんに戦いを挑むこっくりさん陣営だったが、1回戦は敢えなく敗退。
恵美は、宿主である沙織を殺してひきこさんを退けようという作戦に出る。しかし、ひきこさんによって、彼女たちは沙織の頭の中(ひきこさんの世界)に取り込まれてしまう。そこにはひきこさんに引き摺られて行方不明になった人たちが飾られていた。
……ということでクライマックスへ。

ひきこさん役を演じたのは、三宅綾子さん。『ひきこさん VS 口裂け女(11)』に続いて、ひきこさんを演じた。さすがに、この役が板について来た。(苦笑)

ひきこさんに幼い息子を奪われ鬼となり、メフィストフェレスの役回りである老婆を演じたのは、相元晴名さん。こっくりさんを低級霊とバカにされて来たのを見返すために、恵美を焚き付けて、ひきこさんに戦いを挑ませる。でも、実は別な目的があったことが終盤で明らかになる。彼女も執着から鬼と化した哀しい女性だった。

さて、本作品は、女子高が舞台なので、スカートが短い制服姿の女子高生が、大挙して登場する。(バンザイ!) 然も、恵美は体操服を着たままハサミで切られるし、ローアングルも多いし、着替えのシーンもある。足首を持って引き摺られるならパ○ンツ丸出しになるはずだが、そこは見えないように工夫されているところが妙にエロティックだったりする。ツボをおさえた演出ぶりだった。(苦笑)

おそらく、本作品の演出方針にエロが含まれていることは確かだろう。エロは、ホラー映画の基本原理だし、シャワーシーンは原則だ。(或いは着替え) 実に立派な基本方針だ。(拍手)
それに、演出プランがしっかりしていたせいか、収録時間のわりには、いろいろ盛り込まれているし、手抜きがない。恵美が狐憑きに至るまでの過程も、見応えがあった。

とは言え、低予算の作品であるが故に、特殊効果やメイクは安っぽい。ひきこさんの世界も、作り込みが足りない感じだ。迷宮のような世界を現出させて欲しかった。

『VS』モノは、往々にして変化球の作品が多いが、本作品は直球勝負だった。それだけでも好感が持てるのに、随所にエロティックなシーンがあって良かった。やはり、正統派のホラー映画は面白い。(←どこを見て言ってるんだ? まさか女の子の太股じゃあるまいな)

なので、オススメ!


ちなみに、本作品の登場人物の名前は、70~80年代のアイドルの名前に模している。
○南沙織……70年代伝説のアイドル。♪17歳♪
○麻丘恵美……麻丘めぐみ。♪わたしの彼は左きき♪
○水沢亜紀……水沢アキ。電動こけし事件の女優さん。
○木之内碧……木之内みどり。何と言っても「刑事犬カール」だな。
○後藤久美子……F1ドライバーと結婚した。
一体、誰の趣味なんだ?(苦笑)


【 こっくりさん映画 】
『1477 コックリさん(2004/韓国)』
『2107 こっくりさん [劇場版]』
『2108 こっくりさん/新都市伝説 [劇場版]』
『2109 こっくりさん [日本版]』
『2110 こっくりさん/恋獄版』
『2111 こっくりさん/本当にあった怖い話』
『2112 怪奇都市伝説/こっくりさん』
『2113 ほんとにあった!こっくりさんの呪い/実録・狐狗狸』

【 関連作品 】
『1518 ひきこさん VS 貞子』

【 『2大怨霊VSシリーズ』 】
『2099 口裂け女 VS カシマさん』
『2100 口裂け女 VS カシマさん2』
『2101 口裂け女 VS メリーさん』





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Last updated  2021.01.16 17:44:39
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