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2021.01.17
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カテゴリ:邦画
2115 ひきこさん VS 口裂け女


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・企  画  榎本 靖
・プロデューサー 小浜圭太郎
       丸山恵子
       及川司満雄
       庄司秀毅
       波田雅文
・監督・脚本 永岡久明
・撮  影  齋藤和弘
・照  明  太田 博
・録  音  治田敏秀
・音  楽  濱田勇樹
       梅崎彰宏
・オープニング曲 「DISTANCE」
・  唄   為季千秋
・エンディング曲 「Messgae」
・  唄   Peek A BOO
・制作協力  ゴセント
・製  作  「ひきこさんvs口裂け女」製作委員会

【キャスト】
・関本ちひろ
・藤田まい
・定塚奈子
・田原イサヲ
・咲口芽衣香
・白川仁美
・竹内 恋
・三宅綾子
・北川 瞬
・来岡秀美
・真田せつこ
・奈良坂篤


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  IL11-0645
・製作年度  2011年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発  売  インターフィルム
・販 売 元  インターフィルム
・販売協力  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 90分+映像特典
・サ イ ズ  16: 9 LB ヴィスタサイズ
・音  声  1.日本語
         (ドルビー・デジタル・ステレオ)
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用、中古販売禁止
・映像特典  メイキング映像を収録(10分)


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:暗闇の奥から、
      奴らがやってくる…!!
・ウラ面 :「口裂け女」も登場、
      「ひきこさん」との凄惨なラストバトルが
      繰り広げられる!
        「ワタシ、キレイ…?」
        あの妖女もヨミガエル…

とりとめのないデザインだなぁ。真ん中で誰かを引き摺っているのが、きひこさんだろう。左上の顔が、口裂け女さんか……。赤黒い背景は、廃病院のあった森だろうか。血で汚れたカマがあしらわれ、タイトルも『ひきこさん』は引き摺ったような効果線、『口裂け女』は二つに切り裂かれている。よく見ると、凝ったデザインだが、いかんせんキタナイ。(汗)
まぁ、確かにカワイイ女の子が出て来ないし、ナースも色っぽくなかったから、ヤル気が起きないのも分かるけどね、ここはプロ根性を見せてカッコよくてキレイなデザインにして欲しかった。(溜息)

【感  想】
「昭和の怪奇漫画」

何となく昭和の怪奇漫画を思わせる作品だった。楳図かずおさんとか日野日出志さんとか。不気味な絵とワケの分からない展開とアクロバティックな真相に惹かれたものだ。本作品には、そんな雰囲気が漂っている。

ただ、スティーヴン・キングがモダンホラーの旗手として持て囃されるようになると、日本の怪奇漫画は急速に魅力を失って行く。古臭く感じ始めたのだ。
本作品は、音楽や音効、衣装も古臭い上、陰鬱な古い病院が舞台ときた。看護婦の白衣も現代風ではないし、出演している役者さんたちのお芝居も70~80年代を思わせる。(院長夫妻のお芝居は安っぽい昼メロみたい)
これをポンコツ映画として片付けてしまうのは容易だが、むしろ、昭和テイストのこのヘンテコな作品を楽しみたい。(笑)

――或る日、桜ヶ丘病院で10年間昏睡状態だった二人の少女が目覚める。二人は、かくれんぼをしていた子供たちが公園で殺された事件の生き残りだった。しかし、当時のことは何も覚えていない。容態が安定し、リハビリを重ねて少しずつ身体機能を回復して行く二人の少女、瞳と美咲。ところが、瞳は記憶が蘇るとともに、「ひきこさんが来る」と怯え始める。
10年前、子供たちの間で、「雨の日、イジメや家庭内暴力で妖怪になった女が子供を引きずり回して殺しに来る」と噂が広まっていた。それが、《ひきこさん》だった。
一方、桜ヶ丘病院の黒田院長と赤堀看護婦長には、或る秘密があった。二人は、閉鎖病棟の地下に《口裂け女》を監禁していたのだ。
……というお話し。

真相が明らかになるにつれ、何が何やら分からなくなるくらいブッ飛んでいた。簡単に言うとメチャクチャである。特にクライマックスで瀕死の婦長が真相を暴露した時、爆笑してしまった。オモシロおかしく観させていただきました。(笑)

グロいショットもあるが、80年代のノリ。血糊とラテックス、ダミーヘッドを用いている辺りにレンタルビデオ全盛期に陸続とリリースされた残酷ビデオの片鱗がうかがえる。自分で頭に鉛筆を刺す場面とかね。その当時、ビデオを見まくった身としては懐かしいものがある。

出演している役者さんたちのお芝居は、シロート同然だった。昔、粗製乱造されたVシネマの後期は名前の売れた役者さんは1人だけで、あとはこんな役者さんたちばかりだったような気がする。そういう意味でも懐かしい。(笑)

脚本もまた、ツッコミどころ満載。ひとつ一つ挙げるとキリがないくらい。
口裂け女は、院長が疎んじた愛人に酷い整形手術で作り出したとか、女の名前がカシマレイコだとか、美咲はレイコと院長の娘だとか、誰が考えたんだろうと感心してしまった。
映像面でも、友だちが自傷行為をしているのに止めようとせずボンヤリ見ている主人公とか、この上なくマヌケなシーンが数限りなく見受けられる。

残念ながら、本作品には魅力的な女の子が出ていなかった。あくまでも個人の嗜好ですので、クレームは受け付けません。
美咲…岡本ちひろ(口裂け女の娘)
瞳……藤田まい(口裂け女に食べられる)
香織…定塚奈子(院長の娘で美咲とは異母姉妹)
美咲と瞳の区別がつかず、主人公らしきポジションの香織役を演じた女の子は、キャバクラのオネェチャンにしか見えなかった。(苦笑)

怪奇漫画のテイストに似た本作品は、個人的には懐かしくはあれど、とてもじゃないがヒトサマにオススメ出来るシロモノじゃない。でも、皆で集まってワイワイ騒ぎながら観る分には、うってつけの1本ではなかろうか。3密を避ける今の社会環境には向かないな。(爆)


【 こっくりさん映画 】
『1477 コックリさん(2004/韓国)』
『2107 こっくりさん [劇場版]』
『2108 こっくりさん/新都市伝説 [劇場版]』
『2109 こっくりさん [日本版]』
『2110 こっくりさん/恋獄版』
『2111 こっくりさん/本当にあった怖い話』
『2112 怪奇都市伝説/こっくりさん』
『2113 ほんとにあった!こっくりさんの呪い/実録・狐狗狸』
『2114 ひきこさん VS こっくりさん』

【 関連作品 】
『1518 ひきこさん VS 貞子』

【 『2大怨霊VSシリーズ』 】
『2099 口裂け女 VS カシマさん』
『2100 口裂け女 VS カシマさん2』
『2101 口裂け女 VS メリーさん』





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Last updated  2021.01.17 09:41:12
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