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2021.02.13
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カテゴリ:邦画
2142 ビギニング オブ トイレの花子さん/イジメから始まる物語


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・製作プロデューサー 小田泰弘
・プロデューサー 薄井三佳
・監  督  柴山健次
・脚  本  佐東みどり
       小田泰弘
・ラインプロデューサー 谷中啓太
・撮  影  藤田秀紀
・照  明  平尾 徹
・録  音  辻 祥子
・衣装・メイク 村田エリ
・助 監 督  片山雄一
・音  楽  加藤久貴

【キャスト】
・おかもとまり
・池上花衣
・岡 駿斗
・澤那朱鳥
・戎 怜菜
・浜田美優
・民本しょうこ
・谷中啓太
・伊藤竜也
・藤井 廉
・竹倉 愛
・芽夢ちさと


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  AMAD172
・製作年度  2011年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発  売  アムモ98
・販  売  アムモ98
・製  作  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替演出  ----
・制作協力  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 69分
・サ イ ズ  16: 9 LB
・音  声  ステレオ
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :あの『トイレの花子さん』には
      誰も知らない“始まり”があった。

どことなく締りがないデザインだと思う。タイトルの上には、イジメられている女子生徒と、イジメっ子の 3人。下にはトイレから出て来る花子さんのシルエット、そして女性教師の冴えない顔。レイアウトとしては定番だが、人数の多い方のスペースが小さいというアンパランスさが、全体を居心地の悪いものにしている。考えが足りないな。(溜息)
ウラ面も同様かな。[イントロダクション]をなくして、その分、[本編画像]をたくさん使ったところは良いが、中央の画像は、本編からのキャプチャではなく、スチールだろう。この画像の構図は、本編の内容を正しく伝えられない。誤解を招く。こういうチョイスは、いただけないな。(溜息)

【感  想】
「ミスキャスト」

まぁ、見事にお芝居の下手な方ばかり集めたものだと、或る意味感心してしまった。(苦笑) いくら寛容な私でも、正直、本作品は辛かったなぁ。(溜息)

――柊花子は、その中学校に転校して来て早々に、山本愛をはじめとする女子 3人組にイジメの標的にされてしまう。学期途中の転校、何か訳有りの風情、他人を寄せ付けない態度が目をつけられたのだ。やがて、花子が一家惨殺事件(無理心中)の生き残りであることを知られてしまう。母親が、父親と幼い弟を殺し、自殺したのだ。それを契機に、更にイジメは酷くなって行く。じっと耐えるだけの花子だったが、助けてくれる男子生徒が一人いて、それだけが救いだった。
一方、花子のことを気にかける女性教師の吉岡彩は、意を決してイジメに向き合おうとする。しかし、同僚の教師には諌められ、山本には反撃されて言葉を失ってしまう。自分の無力さに落胆し、花子に寄り添うことしか出来なかった。
そんな或る日、 3人組の一人、平野葉月が行方不明になる。彼女は、「トイレの花子さん」に連れ去られ、柊花子が幼い頃に経験した地獄を味わうことになる。
……というお話し。

花子をイジメる 3人が一人づつ「花子さんの世界」に連れて行かれてしまう展開。花子の父親のように刺殺され、弟のように絞殺される。それを見つめる花子という構図は、それが花子の生霊の仕業であることを示している。公然と不倫をし、離婚を宣言する夫に対する母親の怒りや憎しみ、喪失感と孤独感がイジメられる花子とシンクロしていると言いたいのだろう。そして、それが母親ではなく、花子自身の闇の部分であることが、クライマックスで明かされる。でも、表現力不足で、イマイチ何を言いたいのか伝わらない。(溜息) 「黒い花子」は、「ダークサイドに堕ちた花子」ってことなんだろうけど、うーん、それが合体して「トイレの花子さん」になるってオチは、どうなんだろ、幼稚すぎないか?

真相を知った花子とイジメ役の山本愛は、学校の屋上で対峙する。母親を殺し、自殺のように擬装したのは、花子だった。だから、「黒い花子」と合体した花子は、山本愛を殺さずに別れを告げるようにペンダントを渡す。それは、花子と母親の唯一のあたたかい記憶だ。それを受け継いだ山本愛は、誰かをイジメる心の荒廃が癒されて、攻撃衝動がおさまることを期待したい。そんな幕切れだった。

まぁ、稚拙なダイアローグ、幼稚な脚本、いい加減な演技指導と映像演出、下手クソなお芝居のせいで、ほとんど難解な芸術映画のようなので、前述の解釈は、あくまでも私的なものですので、念のため。
きっと監督さんは、面白くもない青春映画を撮って来た方なんだろうなぁ。(そんな雰囲気の作品だった)

柊花子役を演じたのは、池上花衣さん。今は、生田絵梨花の名前で、アイドルグループ《乃木坂46》のメンバーらしい。不勉強なので存じ上げなかったが、本作品では、ほとんど笑顔を見せず、クラスメイトに声を掛けられても無視するような嫌な女の子を演じている。(最初にこういう態度をとられたら、イジメられるよなぁと思ってしまった。なんだ、オマエが悪いんじゃん!)

ところで、おかもとまりさんって何者だ? と言うより、誰がキャスティングしたんだ? どういう理由で彼女を起用したのか理解に苦しむ。どう見ても役者さんに見えないし、女性教師にも見えない。甘ったるいアニメ声でモジモジしている姿は、或る意味、リアルだけど、それは幼稚な漫画の世界だけだ。明らかにミスキャストだろう。彼女がセリフを口にする度に物語世界が壊れていた。ここまで来ると、彼女の責任ではない。起用した製作サイドが悪いのだ。最後には、彼女が気の毒になってしまった。(溜息)

これだけ酷いと「珍品」と呼べるレベルだが、よほどの好事家でないと受け入れることは出来ないだろう。普通の人にオススメ出来るところは微塵もございません。生田絵梨花さんの熱狂的なファンでもスルーするのが無難でしょう。


【 『トイレの花子さん』作品 】
『2141 学校の都市伝説/トイレの花子さん』

【 小田泰之関連作品 】
『1454 THE 衝撃映像』
『11455 THE 衝撃映像2』
『1456 THE 衝撃映像3』
『1457 THE 衝撃映像4』
『1458 THE 衝撃映像5/腹切万歳 解散LIVE!』
『1512 カシマさんの呪い/封印された都市伝説』





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Last updated  2021.02.13 05:30:06
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