2181 渋谷怪談/サッちゃんの都市伝説 [デラックス版]
2181 渋谷怪談/サッちゃんの都市伝説 [デラックス版]※ジャケット(オモテ面)【スタッフ】・企 画 辻畑秀生・プロデューサー 柴田一成 柳原祥広・アソシエイトプロデューサー 久保 真 溝口健次郎・制作プロデューサー 田辺隆史 畑澤和也 伴野 智・セインプロデューサー 田部井幸太郎・原案・シリーズ構成 福谷 修・撮 影 春木 譲る 平尾 徹・照 明 斉藤久晃 尾畑弘昌・V E 下畑博司 高橋 毅・特殊メイク マイケル・T.ヤマグチ・音 楽 大野一成・V F X 久保光貴 中一太志 柳 隆・制 作 東北新社・制作協力 TBSビジョン オレンジプロダクション・製 作 ジェネオン エンタテインメント NEC・監 督 福谷 修「サッちゃんメール」 横山隆平「アイスクリーム」 BQ亭 「あこがれの人」 「心霊写真マニア」 椿 光一「チェーンメール」「三本足」 長江俊和「耳たぶの白い糸」※ジャケット(ウラ面)【キャスト】「サッちゃんメール」・前田亜季・大久保綾乃「アイスクリーム」・小坂由佳・篠原愛美「あこがれの人」・吉井 怜・藤田 玲「チェーンメール」・前田 愛・栗原 仁美「三本足」・栗原 瞳・荒木しげる「心霊写真マニア」・辻本祐樹・星野飛鳥・浜田翔子・上杉弘美「耳たぶの白い糸」・岩佐真悠子・阿部千明※ディスク【仕 様】・型 番 GNBD-1097 (GNBD-1099)・製作年度 2004年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 ジェネオンエンタテインメント株式会社・販 売 ----・提 供 ----・価 格 2枚組(BOX) 7,980円(税込)7,600円(税抜)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替演出 ----・制作協力 ----・日本公開 2004年日本 ブロードバンド公開作品・リリース 2005.04.22・収 録 本編 70分+特典 83分・サ イ ズ LB ビスタ・サイズ・音 声 1.日本語 (2.0ch ステレオ)・字 幕 ----・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、日本国内向け販売・映像特典 1.メイキング 2.キャストインタビュー 3.スタッフインタビュー 4.予告編 5.記者会見映像※チャプターリスト【ジャケット】・オモテ面:あたしサッちゃん、 今あなたのうしろにいるの…・ウラ面 :都市伝説ホラー『渋谷怪談』の 新たなシリーズ。 チェーンメールの噂、 ベッドの下に潜む影、 ピアスの穴から糸が…。 世にも怖ろしい七つの オムニバスホラー。 すべてはサッちゃんのしわざだった!※アウターケース(オモテ面)アウターケース仕様のDVD-BOX。『渋谷怪談/サッちゃんの都市伝説』と『2』の 2本組。ジャケットのオモテ面は、コインロッカーの前に佇むサッちゃんの姿。本作品のヒロイン(?)なので、これは当然だな。ウラ面は、[本編画像]を多用し、まずまず雰囲気よく仕上がっている。全 7話なので、さすがに[ストーリー]と[イントロダクション]は割愛されている。(文字色に工夫がみられる)全体的には、良いジャケットだと言えるのではなかろうか。※アウターケース(背面)【感 想】「都市伝説全集1」「コインロッカー・ベイビー」のサッちゃんをメインのキャラクタに設定し、さまざまな都市伝説を描いたオムニバス・ホラー。十数分の短編なので小粒な感じは否めないが、結構面白かった。ただ、映画版 2作品に較べると、演出が甘いのが難点。短編ならではのキレの良さってのがあるが、それには程遠かった。(各話の撮影は一日で終えたようだから、プリプロダクションにも時間が取れなかったんだろうなぁ。ザンネン)■.サッちゃんメール女子高生のナナに《サッちゃんメール》が届く。恋人が出来ると噂されていたが、メールは一通だけではなかった。届く度に距離が近づいていた。……というお話し。ナナ役を演じたのは、前田亜季さん。『学校の怪談2(96)』や『3(97)』の可愛らしい女の子が「随分と大きくなったなぁ」と、ちょっと感慨深い。ストーリーは「メリーさんの電話」の携帯メール版。■.アイスクリーム姉妹で留守番していた夜、近所で殺人事件が発生する。怖がった妹が姉の部屋で寝ようとするが、姉は「アイスクリームを食べよう」と、妹を連れて部屋を出る。……というお話し。姉妹役は、小阪由佳さんと篠原愛美ちゃん。この二人のコンビは抜群だった。ストーリーは、「ベッドの下」がベースになっており、『新あなたの知らない世界(11)』の「覗くな」も同じ都市伝説を元にしていた。■.あこがれの人雑居ビルの窓から外を見ている女性にひと目惚れした高校生。彼は、気持ちを伝えようと意を決して女性を訪ねて行く。しかし、彼がそこで見たのは、女性の首吊り死体だった。……というお話し。女性役を演じたのは、吉井怜さん。『妖怪大戦争(05)』で雪女を演じた方。綺麗な女性なのにこんな使い方は勿体ないな。ラストの涙に余韻が残る。ストーリーは、「星を見る少女」を下敷きにしている。■.チェーンメール合コンに参加していた遥花の携帯電話に、チェーンメールが届く。「コインロッカーに赤ちゃんが捨てられています。助けて下さい。助けられない時は10分以内に10人に転送して下さい」という内容だった。一度はコインロッカーの前まで行った遥花だったが、思わぬ事態が起こってロッカーを後にしてしまう。……というお話し。遥花役を演じたのは、前田愛さん。『トイレの花子さん(95)』の時の面影を残しつつ、雰囲気のいい女性になっていた。ストーリーは、都市伝説の「お前だよ!」。■.三本足学校の保健室に勤める篠山霧子がネットで手に入れた古いサッちゃん人形は、三本足だった。女生徒の話しでは、かなりのレアものらしい。或る夜、保健室が荒らされ、人形が盗まれてしまう。……というお話し。霧子役を演じたのは、栗原瞳さん。『うめく排水管(04)』では主演だった。ストーリーは「三本足のリカちゃん」である。■.心霊写真マニアガールフレンドにバカにされ、本物の心霊写真を撮ろうと躍起になる男子高校生。彼は、渋谷怪談のサイトでコインロッカーのことを知り、写真を撮りまくる。そこに写っていたのは、サッちゃんの姿だった。……というお話し。男子は割愛。彼を中心に三角関係を築く女子高生役に、グラビアアイドルの浜田翔子さん、上杉弘美さん、星野飛鳥が出演している。こんな女の子が周りにいたら、心霊写真なんかに入れ込まないで、別のトコに入れるぞ。(←バカ、下ネタじゃん)■.耳たぶの白い糸乃里は、美加の勧めでピアスの穴を開ける。すると、その穴から白い糸のようなものが出始める。日に日に伸びて行く糸を切ろうかどうか乃里は迷う。……というお話し。乃里役を演じたのは、岩佐真悠子さん。『口裂け女2(08)』に出演していた。美加役は、阿部千明さん。おそらくグラビアアイドル。ストーリーは「耳から白い糸」という怪異譚。生理的に本エピソードが一番気持ち悪かった。各エピソードの登場人物がリンクしていて、一つの物語世界を構築しているところが面白い。また、それぞれの元ネタの都市伝説を知っていると、更に面白いかも知れない。逆に言うと、元ネタを知らないと、最終話の「耳たぶの白い糸」の結末は、意味不明かも知れない。また、サッちゃんを絡ませるため、ムリヤリ施された脚色が、オチの意味を変えてしまっているケースもある。そう考えると、ちょっと不親切な出来映えだと言えるだろう。とは言え、これだけ若手女優さんやグラビアアイドルなんかが出演していると、眺めているだけで楽しい。パ○チラもシャワーシーンもないけど、オススメ!(若い女の子がいっぱい出て来るだけで、お腹いっぱいになる作品です)※帯【 『渋谷怪談』シリーズ 】『2179 渋谷怪談 [デラックス版]』『2180 渋谷怪談2 [デラックス版]』【 篠原愛美出演作品 】『1402 リアル鬼ごっこ4』【 前田 愛 出演作品 】『2144 新生トイレの花子さん』『1980 デスノート/the Last name -profile report from L-』『1978 デスノート/DEAD OR ALIVE』『1979 デスノート/the Last name(後編)』【 栗原 瞳 出演作品 】『0784 古新舜ショートフィルム作品集』『2109 こっくりさん [日本版]』【 岩佐真悠子出演作品 】『2096 口裂け女2』『2092 スウィングガール [プレミアム・エディション]』【 関連作品 】『2129 新あなたの知らない世界』