2111 こっくりさん/本当にあった怖い話
2111 こっくりさん/本当にあった怖い話※ジャケット(オモテ面)【スタッフ】・監督・撮影 福田陽平・脚 本 福田陽平 河原涼太郎・照 明 今井哲郎・録 音 治田敏秀・音 楽 和乃弦・編 集 和田 剛【キャスト】・大久保麻梨子・長崎莉奈・佐伯 新・藤本ゆき・岡田由麻・溝口麻衣※ジャケット(ウラ面)【仕 様】・型 番 FDFD-0013・製作年度 2007年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 FOR-SIDE FILM・販 売 株式会社フォーサイド・ドット・コム・販売協力 ----・価 格 税込定価 3,990円(税抜価格 3,800円)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替演出 ----・制作協力 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 約90分+特典映像 約10分・サ イ ズ 16:9 LB ビスタサイズ・音 声 STEREO・字 幕 ----・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC、DVD・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :これはホラーではなく、“事実”だ たった1度の 「こっくりさん」 遊びが招いた、 終わりのない恐怖『こっくりさん[日本版](05)』と、素晴らしくよく似たジャケット。と言うより、製作年度からすると、こちらが本家か。主役 2人の顔が並び、その下にタイトル、そして“こっくりさん”をしている様子が配置されている。ま、『こっくりさん/恋獄版(14)』も同じようなものか。使われている画像の人数が違うだけだな。(笑)ウラ面は、[ストーリー]が縦書きになっていること以外、これと言った特色のないレイアウト。もう少し女優さんを売るようなデザインでも良かったんじゃないか? せっかく長崎莉奈さんが美人なんだし、勿体ないなぁ。(苦笑)本編同様に地味なジャケットだ。【感 想】「ゆっくりさん」ジャーナリストが陰惨な殺人事件を調べるうちに、真相の奥に潜む不可解なモノに触れてしまう。中田秀夫監督の『リング』以来、Jホラーでは定番中の定番のストーリー展開。スタッフに映画作りのスキルがあったので出来映えとしては、まずまず。ちょっとスピード感が足りないのが気になるけど、思いの外しっかりと撮られた作品だった。(「こっくりさん」と言うより「ゆっくりさん」だった)――春日谷女子高校で、女子生徒が友人をカッターで殺す事件が発生する。レポーターの紺野彩は、取材中に知り合った女子高生の結城千世から、三人で《こっくりさん》をやったことが原因だと話しをされる。最初は真面目に取り合わなかったTVクルーだったが、次第に彼らの周りにも不可解な出来事が起き始める。……というお話し。「こっくりさんの呪い」と言う言葉が出て来るが、女子高生 3人は、1996年12月 1日に飛び降り自殺した女子高生の野村さえの亡霊に取り憑かれた、ということらしい。順番があるにしても、一度に 3人の女子高生に取り憑くんだから、亡霊さんも大変だ。(私も一度に 3人を相手をしてみたい❤)こっくりさんのことを調べていた大学教授も、「妹の身代わりになって亡霊に取り憑かれた」って解釈でいいんだろうなぁ。それはさておき、この妹さんは登場シーンは少ないもののスカート丈が短くて良かった。ベンチに腰掛けているところを横から撮ったのはファインプレイだと思う。(オマエの目線は、そればかりだな)でも、こっくりさん経由で亡霊に取り憑かれると未来のヴィジョンが見えるとか、よく分からない設定もあったりして「?」な部分もある。どうして霊に取り憑かれると、未来が見えるんだ?つまり、ロトの当たり番号も見えるってことかな? 欲深いことは言わないから、 3回くらい当選したい。亡霊に取り憑かれても 3週間くらいなら頑張れるかなぁ。あ~、でも、取り憑かれている間に死なないようにしなければならないか。ちょっと大変かも。いまなら新型コロナウイルスの影響で外出を自粛しているし、健気にステイホームを守ってる。火の元さえ用心すれば、何とかなるかな。あ! こっくりさんは一人じゃ出来ないんだっけ。うーん、川原さんと種子田さんを巻き添えにしよう。(いずれも仮名) 彼らが亡霊に取り憑かれて不慮の事故死をする間に、私はロト6で儲けてから除霊して貰う。或いは鈴本さん(仮名ですからね)を身代わりに差し出すという手もあるな。亡霊は取り引きに応じてくれるかな? 川原さんと種子田さんと鈴本さん(あくまでも仮定ですからね!)が犠牲になるけど、私はロトで大儲けだからベストな計画でしょう。早速、正しい「こっくりさん」の遣り方を調べなければ。ところで、クライマックス直前で気になるセリフがあった。踏み切りでの記者と女子高生の遣り取り。記者「一緒に来てくれる?」女子高生「え?」記者「大丈夫。心配ないわ」女の子をラ○ホに誘い込む時の台詞だなぁと、ちょっとドキドキしてしまった。(苦笑) 歳上のワーキングウーマンと禁断の愛の世界に堕ちて行くのではないかと期待したんだけどなぁ。ちょっと残念。(←本当に、そればかりだなオマエは)レポーターの紺野彩役を演じたのは、大久保麻梨子さん。役柄としてはピッタリのキャスティングだと思う。ローカル局の報道バラエティ番組に出ていそうな雰囲気の女性だった。(笑)中村千世役を演じたのは、長崎莉奈さん。やや暗めだけど、キレイな顔立ちをした女の子だった。でも、あまり役者さんにはむいていないかなぁ、滑舌が悪そうな子だったな。(眉の薄い女の子は苦手なんだ)特にオススメしたいところがあるワケではないけど、最後までじっくりと撮られているし、小さいカットに漏れもない。好感が持てる作品だった。手が空いている人は観て下さい。(笑)【 こっくりさん映画 】『1477 コックリさん(2004/韓国)』『2107 こっくりさん [劇場版]』『2108 こっくりさん/新都市伝説 [劇場版]』『2109 こっくりさん [日本版]』『2110 こっくりさん/恋獄版』【 関連作品 】『1513 デスフォレスト/恐怖の森』『1514 デスフォレスト/恐怖の森2』『1515 デスフォレスト/恐怖の森3』『1516 デスフォレスト/恐怖の森4』『1517 デスフォレスト/恐怖の森5』『1440 幽霊より怖い話 Vol.1』『1441 幽霊より怖い話 Vol.2』『1442 幽霊より怖い話 Vol.3』『1443 幽霊より怖い話 Vol.4』