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2005/09/07
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--------------------35話のつづき--------------------





(神戸高広の場合)

みんなと別れて1時間は経つだろう。

いわゆるひとつの残るマメオトコとの戦いをするために、池土大(バビシャ)と、長い廊下をひたすら大声を出しながら歩きまわった。

バビシャの目的は中学校の親友でもあった八杉と土谷のカタキをとるためだった。

僕は・・・・嫌だった・・・・でも、バビシャに無理やり連れてこられたのだ。

だけど、バビシャの話は魅力的だった・・・バビシャはまだみんなといる時にこそっとこう言った。

「おぬし、モコト様のモテる話しを聞きたくはないか?おれはさっきモコト様への手紙をかぁぁぁいたぞ!!それを渡せば確実にモコト様のお話が聞けるのだ!おれと一緒について来るなら、そこにお前の名前も書いてやろう。」

みんなと別れることの不安もあったが、僕の答えはイエスだった。

だって、モコト様の話をききたいんだもの!!!!

そしてモテモテの人生を送りたいんだもの!!!




・・・だけど今は不安でいっぱいだった。




マメオトコとの戦いで死んでしまったら元も子もないのだ。

バビシャを見ている限り・・・・策は・・・・・無い。

「マメオトこぉぉぉぉぉおおおおんんん!!!!!!でてこいやぁぁあっぁ!!!」

何度叫んだだろうか?

もはや喉も限界にきている。

しかし・・・・・・マメオトコたちは一向に現れない。

「バビシャくぅぅぅん。こりゃ他のマメオトコはもういないんじゃなぁいの?実はマメオが嘘をついていたんじゃなぁいの?」

僕は叫び続けているバビシャに向かって言った。

これだけ挑発しても出てこないのは、本当に残りのマメオトコが存在しないか・・・、マメオの嘘だったのか・・・・・

そんな不信感を抱き始めだしたその時だった・・・・

歩く廊下の先に一つの扉が見えてきた。

ん?

これは・・・・・・

扉の前まで来ると・・・そこは明らかに他とは違う空間だった。







いわゆる一つの、行き止まりだったのである。あぁ・・・どうやらバビシャ君のしゃべり口調がうつってしまったようだね。たはは。





しかし・・・これだけ歩いて初めてたどり着いた「行き止まり」・・・・・

ぼぉくは何かある気がした。そう・・・とんでもない事が起こる予感・・・

今までは延々と続く廊下しか見ていなかった僕たちにとって、行き止まりは初めての体験だった。

「ぬわぁに!!!この扉を開けたらどこにつづいているんであろうかぁぁぁぁ!!!」

バビシャはそう言うとその扉をおもいっきり蹴り飛ばした!!

アチャチャ!!!

考える暇もないじゃない!!!

バタンッ!!

勢いよく扉が開く・・・・・・そこには・・・・・・・・












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Last updated  2005/09/07 07:48:27 PM
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