|
|
|
2006年11月08日
カテゴリ：不思議な話
不思議な体験をお話します。
＜前置き＞ 去年の６月、高校時代の親友と一緒に担任の先生に会いに行きました。 １５年ぶりにお目にかかった先生の姿は両足切断の車椅子。 言葉も出ないほど驚きました。 糖尿病と腎臓を悪くし透析をしているお体で、足が壊死したんだそうです。 一時は生死をさまよったが回復し動ける状態になり、４月に職場復帰したとお聞きました。 私は「同窓会をしよう！」と思い、連絡の取れる友達を集め７月にプチ同窓会を開きました。 そこでは明るく話す先生と久しぶりに集まる同級生。とても楽しかったです。 それから５ヶ月後の１２月終わり、授業を終えて職員室に帰った先生が急に倒れ、 病院に搬送された時には心肺停止だったそうです。 病院で心肺活動を取り戻しましたが一度も意識を取り戻すことなく ２月１１日、残念ながら逝ってしまいました。 ＜はじまり＞ お通夜の席で、お経が流れ 先生の遺影を見つめている時、 突然 私の頭が（正確に言うと左半分）鳥肌が立ったような、髪の毛を引っ張られるような、 そんな感じがして 私はふっと 「あ、先生が居る・・・」 と感じました。 それからです。 何かにつけ先生の姿が頭に浮かんだり、残された奥様（若いです。歳の差？才の夫婦） の事を思ったり、まるで頭のＴＶがＯＮになったような感じでイメージが浮かんでくるのです。 ＜本題＞ 今年の６月、友達と一緒に先生の自宅へお線香をあげに行きました。 初めて行ったお宅なのにどこが仏間かどこがリビングなのか瞬時でわかったのです。 友達の子供が 『トイレは？』と言ったのに対し私が無意識で 「そこよ→」と指をさし言ってしまったのを奥様は不思議に思い、後日 『なぜわかったんですか？』 と聞かれました。 リビングでお話していても先生の姿を感じたり、笑っている先生のお顔が浮かんだり、、、 なんとも不思議な感覚がありました。 後日、今だ悲しみにくれたままの奥様と電話をしている時、 先生がちゃんと自分の足で立ってニコニコ笑っている姿が頭に浮かび その事を奥様に告げました。 今まで変な人と思われたくないから言えなかったけど、 あまりに奥様が泣いていらっしゃるので知らせたいと思ったのです。 奥様：『あの世へ行ってもちゃんと歩けるのか心配だったんです。 靴をお棺に入れてよかった。』 そして７月。 先生が頭の中で話をし出しました。 『本当は心肺停止になった時に死んでいたんだ。 でももう一度 体に戻り２月まで生きたのは妻と子供の為。 突然ぼくが逝ってしまうと覚悟が出来ていないから お別れをする時間を作ったんだ。』 という内容でした。 でも、これは私の思い込み？妄想？なになに？私ってオカシイ？ ・・・奥様に告げることが出来ませんでした。 で １０月、お風呂に入ってゆったりしている最中、突然先生が！ 『あの事、妻に言ってないだろ！頼むから言ってくれ！』 お風呂に入っているのに耳のそばでしゃべり続ける先生には参りました。 夜も１０時を過ぎていたので、明日にしようか・・と思った瞬間 『今！』 なんでも、奥様が 先生の最期の姿を思い出して泣いている というのです。 「遅くにスミマセン・・」 と言い、今までの話を奥様に伝えました。 奥様にとって最期の姿はあまりにも悲惨で壮絶で、頭から離れないのだそうです。 そして延命措置をしたことを後悔されていました。 『その姿を思い出すのではなく、元気だった姿を思い出してくれ！ ぼくは辛くなかった！痛くなかった！ その間、あちこち旅行をしていた！生徒にも会ってきた！』 生前、先生は旅行が大好きだったそうで、足が不自由になってからも休みがあれば旅行に出かけていたんだそうです。 しかし～、みんなが心配している時に旅行してたなんて！そんな事ってあり？？？ 奥様と笑っちゃいました。 そうやって電話で話している最中も先生がずっとしゃべっていて もう こうなりゃ全部言うわよ！って思い、次のような会話をしました。 先生：『○子が英語を勉強したいと言うなら やらせてやってくれ！ぼくも力を貸すから』 奥様：『えっ！！！！（超ビックリ） 今、ちょうどそれで悩んでいて、英検を受けたいって言うけどどうしようかと・・。 英語を習うってまだ早いし、落ちたら可哀想だし、、、』 先生：『大丈夫！あの子は芯が強いから！』 下のお子さんは甘えん坊で、奥様は心配性で。。。と頭の中の先生が私に愚痴る。 最後に奥様に 『もっと自立しろよ！』 と言ってサーーーッと行ってしまわれた。なんも聞こえない。。。。勝手な先生～。 その後しばらくお姿を拝見しなかったのですが、 先日 美味しそうにケーキらしきものをほお張る先生の姿が浮かび 「ん？？？」 と思って手帳を見ると先生のお誕生日。 奥様に連絡を取ったら、 『主人の好きだったチョコレートケーキを作って家族でお祝したんです。 死んだのに誕生日っておかしいんですけどね♪』 ですって！こうなりゃ笑うしかない！ 「あはは！喜んで食べてましたよ～～～！」 と告げました。 あれほど辛がって泣いていた奥様がウソのように元気に明るくなりました。 奥様：『子供に負けないように、主人に心配をかけないように頑張ります。 ありがとうございました。』 本当に嬉しい言葉です。 私、嬉しくて鳥肌が立ちました。 奥様は今ＴＶで活躍中の江○さんに会って先生の事を聞きたかったらしい。 でも相手は超売れっ子霊能者！絶対に無理！ って思っていたんだそうです。 私みたいな即席インチキ霊能者？？みたいなものでも少しは役に立ったんだなぁ。。。 こういう事って 私の勝手な想像？妄想？病気？なんなんでしょう？？たみさん！ 以前から少しは感じたりすることはあっても 今回のようにハッキリと感じたのは初めてでした。 これを商売にしようとは思わない。 ただ ほんのちょっと人の役に立ちたいだけ。 だからもっと確実に見える人になりたい！！！ と思ったのです。 でも、私の状態ってなんなの？？？これって霊感とよべるの？？？ それで、あちこちネットで調べたり霊能者と呼ばれる人宛てにメールを送ったりしたけど ピン！とこない。 そこへ偶然にもあるブログにたどり着いたのです。 貴公子・・じゃなかった気功師たみさん。 気功なんてわからない。なんじゃそれ？ って感じ。 でもそこらへんの霊能者より魂がある！って直感的に思った。 言葉は荒っぽかったり、気分屋さんだったりする様だけど内面はとても細やか。 世の中には偶然なんてないんですよね？全て必然なんですよね？ そう信じてブログを始めました。 勉強不足で申し訳ないですが教えてください。 こういう事ってなんでしょう。自分自身を知りたいです。 この他の不思議な話はまた後日・・・ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[不思議な話] カテゴリの最新記事
|
