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カテゴリ:不思議な話
海 編 maiちゃんに案内してもらい ダイビングした時のお話。 触ろうとするとピュっと引っ込むイバラカンザシ(別名:クリス松) をツンツンして遊んでいたら 沖の方向から 誰かが私を呼ぶ・・・ じぃーーっと見ても 誰もいない。 海中に差し込む太陽の光しか見えない。 海中だから 遠くの音が聞こえるはずもなく ピピッ とくるテレパシーのような感じで呼ばれた気がした。 。。。イルカか?。。。 。。。ウミガメか??。。。 と不思議に思っていたら カマスの群れに囲まれた。 しばらくすると また 同じ気配。 振り返って見ても 何もいない。 そんなことが3、4回あり うっとうしくなり 言ってみた。 「 私に なんか用~~~? …ブクブク 」 もちろん、答えがかえってくるわけがない。 そうしていると maiちゃんから陸に上がる合図。 ヒロムと一緒に動き出そうとした途端 ぐいっ・・・・・ 左足を引っ張られ、足ヒレが外れた。 「 やめれ~~~!!! ゴボゴボゴボ 」 一瞬焦ったが、なんとか冷静に付け直し 事なきを得る。 陸に上がり maiちゃんに報告したら mai : 『 それって男の人っ? 』 maiちゃんの具体的な発言に一瞬たじろぎつつ、 「 ぃゃ、そんなんじゃなぃょ~ モゴモゴ… 」 その時は 傍に西村 和彦似のイケメン新人スタッフぅ~ のケイ君がいたから言わなかった。 けど 今だから言う~ 巨大なナマコのような ぶくぶく太ったジンベエザメような 変ちくりんな物体でした maiちゃん&ケイ君、 もし遭遇しても慌てずに・・・ 山 編 リンリン王子猿とハヤト猿を先頭にし 白谷雲水峡トレッキングに行った時のお話。 美しい白谷川を眺めながら 整備された登山道を歩いていると ヒュン・・・・ヒュン・・・・・ と 小さな光る物体が私の視界の中に入ってくる。 。。。なんだろう。。。 。。。あんまり気持ち良いエネルギーじゃないな。。。 ピントを合わせるつもりじゃなかったのに ドンピシャっと合ってしまった 木の陰で 猿でもない 鹿でもない物体がうごめいている。 。。。これって どっかで見たことが。。。 と考えていたら ガシッと足にくっ付いて来た!! 足だけじゃなく 腰にも背中にも!!! 体重が1トンになったような感じで足が動かず あまりの苦しさに 「 ぐぇ~~~っ・・・ 」 と変な声を発してしまった。 前を歩く秀ちゃんに助けてもらおうと思ったが 。。。ありゃ 秀ちゃんにも くっ付いている。。。 私の後ろはイケメン新人スタッフぅ~のケイ君。 世界自然遺産の森林で 塩をまくわけにもいかないし、 なにより将来あるウラ若き青年を怯えさせてはイケナイっ! (ってか、単純に変なオバサンって思われたくなかったのダ 苦笑) そこで私は荒い息を整え ふんぬっ!!!!! ( ̄●● ̄)=3=3=3 と 秀ちゃん : 『 あ~~ココの空気は軽いな~ 』 。。。見ぬは極楽 知らぬは仏 ( ̄∇ ̄;)ハッハッハッ 。。。 私も身軽になって喋れるようになり maiちゃんに聞いた。 「 もののけ姫でさぁ 石とか投げ付ける ガッツ石松っぽいキャラ って何だっけ?」 mai : 『 えっと~、猩々(ショウジョウ)~ 』 お~~っ♪それっそれ~~~♪ 木霊といい、猩々といい、 宮崎駿って視える人なんじゃねぇの? と思ってると、もののけ姫の森に到着。 。。米良美一が出てきて歌う。。 はりつめた~~~弓のぉ~~~ 。。森繁 久彌の乙事主さまが喋る。。 ぶふぁ~ぶひぃ~~ぶふぉ~~ =3=3=3 などと楽しく喋っていたら 再びドスンと来た。 木 植エタ ミナ人間 ヌク 森 戻ラナイ 人間 殺シタイ あぁ そうか。 そうだよね。 私達のこと 憎いんだよね。 屋久島が有名になって観光客が増え 多くの人が無造作に森へ入るようになった。 観光バスが通れる道路を作るために山を削り そのせいで土砂崩れが起き 神が宿るといわれた清い滝の水が濁った。 自然を汚す人間。 神聖な場所を踏み荒らす人間。 山だけでなく海も同じ。 何千年 何万年と引き継がれた命だって 自分の利益を求めたエゴな人間が いとも簡単に絶ってしまうんだもんなぁ そりゃ猩々じゃなくても怒るよ・・・ ハフゥ… 私は屋久島で 木霊の写真を撮りたいと思っていたし 必ず写せる と変な自信もありました。 でも木霊は私の前に現れてくれず かと言って猩々にカメラを向けることが出来ませんでした。 だから 屋久島での不思議写真は一枚もありません。 楽しみにしていた方、ごめんなさい。 その代わり、屋久島の美しい自然を見てください。 自分の目で 身近にある自然も見てください。 空を見て 大地を見て エゴをやめて エコしてください。 たった ひとりでも ほんの 少しでも 今と変われば 何かが変わる。 きっと変わる 屋久島に呼ばれて 地球の声を聞いた美和吉一家。 私もコレに気がつかなきゃ ただの観光客になるところでした。 屋久島での不思議体験のお話は これでおしまい。 最後まで見てくれて ありがとう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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