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カテゴリ:ヘンリーの人生論あるいは日常生活
昨日、じょにぃさんとのやりとりで反省すべき点が出てきたので、
反省と謝罪を込めて反省文と、これからの僕のスタンスと、これを考える際に出てきた「WEBと人間関係」について少しだけ言及しようと思う。 予め書いていた分の日記は後に回そうと思う。 <反省文> 昨日のやりとりでは、僕がじょにぃさんのメールを事後承諾の形で日記に引用した点があり、 そこをじょにぃさん本人から指摘を受けた。 彼とは実際に面識があり、留学中もメールを通して友好を深めており、これを転載することに関して異論がないことが想像できた(という真に身勝手な)理由で転載を実行した。 その点に関しては、好意的に受け取ってくれたじょにぃさんには礼の言い様がないほどだ。 だが、かといって、失礼だった点には変わりはない。 また、これを機にメールを出しにくくなるかもしれない(それは彼以外ではなく、色んな友人も同様であろう)。 これはお互いにとって良いことではないだろう。 それゆえ、僕なりのルールを決めておきたいと思う。 (1)メールを転載する際には事前に必ず確認をとる。 (2)極力、メールの転載を行わない。 この2点である。 僕がHPを持っている以上、情報を流す側が優位に立てることは自明の理だ。 管理人が有利に立つ、非対称な人間関係なのである。 だが、このルールを設けることで、「思い通りにメール(個人的意見)の公開」ということを勝手にできなくなると思われる。 僕を縛る為のルールである。 気のせいか、最近色んな人からメールが返信されないので、 「これ以上減ったら凹む」という気持ちもあり、以上の2つのルールをここで誓わせて頂きます。 安心してメールを出して下さい。 <WEBを通した人間関係についてちょっとだけ考える> 「非対称な人間関係」と書いたが、これはマスコミも同様である。 マスメディア上に出た情報・意見は時に実生活に影響する。 実際に、交通法規を無視して警官に止められた某新聞の記者が「記事にするぞ」と脅した話があるらしい。 その人の生活をメチャクチャにできるほどの力を、言葉は持っている。とりわけマスコミは。 それゆえ、そういったものを規制するモラルはプロのジャーナリストならば不可欠のものである。 そして、今は誰でもネットを通して情報を流すことができるようになり、かつてジャーナリストが持っていれば十分だったそのモラルが、「普通の人たち」にも要求されるようになった。 ネットは決して「井戸端会議」の延長ではない。 時にマスメディア以上の言葉の力を持った、力強い媒体なのである。 ネットで個人情報を暴露されたら、実生活の人間関係にも影響がでることもあるだろう。 インターネットを通して情報を発信する以上は、それなりのモラルが必要なのだ。 関連した話で、「んでるさん」の所で、「WEBの人間関係」と「実生活の人間関係」とが交錯した結果、 「ハワイ市場さん」のHPが閉鎖してしまう話を紹介していらっしゃったのを読んだが、 これも「WEBにおける人間関係」について考えさせられる話だった。 インターネットを使って、個人が意見・情報を発信できるようになったのは、実に最近の話であり、 「WEBにおける人間関係」というのは一つの新しい概念であると思う。 WEBにおいて、ルールというものもやんわりと出来つつあるが、 「これがルールだ」と常識化したものはまだできていないだろう。 まだ暗中模索中のものなのだと思われる。 「礼儀」というものも誰かが教えてくれるようなものでもないし、「何が礼儀か」も様々な論がある。 それゆえ、各自が責任とモラルを持って発言をしなくてはならないはずだ。 望まない形で実生活に影響があるWEBの人間関係が作られないようにしなくてはならないと僕は思う。 そうしてルールを確実に作っていくべきだと僕は思う。 また、僕自身、この日記を通して幾人かの素晴らしい人に出会えており、 「WEBの人間関係」全てを否定するのではなく、 「WEBの人間関係」が実生活では出会えない人との良い人間関係を作る可能性を認め、 そんな人間関係とは何かを模索していくことが大事だと思っている。 もちろん実生活の人間関係を大事にした上での話だが。 かなり論が交錯してきたので、まとめてしまうと、 (1)WEBを通した人間関係は新しい概念である。 (2)情報を発信する際にはモラルが必要である。 (3)WEBの情報に実生活に悪影響を与えるようなものを載せるのは極力避けるべきだ というのが僕の意見である。 <改めて> まだうまくまとめられないのだが、 じょにぃさんの指摘から、これからの「WEBと自分」のことを考えることができた。 じょにぃさんには、 深いお詫びと感謝の意を改めて示したいと思います。 ごめんなさい。 ありがとう。 そして、今後ともよろしく。 2004年10月25日 へんりー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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