ここ数年で買った物で最&高でした!!食洗機💕
いま私に食洗機を語らせたら、品川で一番熱い女になれる自信がある!
7/31に我が家に食洗機が到着してから
その働きぶりに感動と感謝が絶えることは無い。
本当にショクコ(愛する食洗機の名前)よ、我が家に来てくれてありがとう💕
とにかく夕食後の食器洗いが憂鬱で
それで何度不機嫌になったり
生きる気持ちが萎えたり
八つ当たりしたり
今日も洗えなかった、私ってダメな人間自己肯定感を下げまくっただろうか。
そもそも「食器洗いは母、妻の役割」という
家庭内性差役割分業が代々受け継がれている
男社会が腹立たしい。
女性就業率も上がる昨今、料理作らなかったほうが洗うなど
家事を惰性で性差にて担わせるのではなく
もうちょっと肉体精神の総合面からみた均等負担
偏りすぎてる女性の家事負担軽減の観点から
常識の改革をし直した方がいいと思う。
日本は結構そーいう誰か(女性)の自己犠牲を尊ぶマゾヒスト体質が根付いている気がする。
私も自称M?ではあるが、求めている心地いいプレイは
誰もやらない押し付け家事をイヤイヤする、そんなものではないから!
なんか食洗機一つでデカい語りになってしまったが
でもたかが食洗機ひとつで、今回購入するにあたり
結構無意識な悪意というか、敢えて気づかぬようにしている鈍感さも目の当たりにした。
まず食洗機を買おう!という試みは
実は今回が初めてではなかった。
記憶を辿ると10年位前からその声は発していた。
その時は気がつかなかったが
家庭内の多数決で買わないことになった結論を
今回購入決意が固く調べに調べて
至って腑に落ちた一文が
「日頃から皿洗いしない奴等にとっては
食洗機はいまさら必要のない買い物」
つまり
「彼らにとっては、すでに(妻、母という)食洗機が存在する」からなんだそうな!
この一文にぶち当たった時、薄ら寒い、なんて心地悪いのだろうと
絶対購入しなければ!の気持ちが固まった。
なので家族がそんなに賛同していないので
資金調達は家計からガバッと引き出すのも憚られ
365日貯金という手法を使った。
1年365日を「1,2,3...363.364.365」と365個のマス目を
貯金箱に入れた金額部分を塗り潰す。
全部塗り潰すと66,000円程度になる。
食卓上に貯金箱を置き、「食洗機を買う!」と目標を書き込み
ほぼ毎日、財布の小銭をせっせと貯金箱に投入してはマス目を塗り潰していった。
1日1マスにとどまらず、マス目の金額が小さい時には複数個分の
小銭を投入してはドンドンマス目を埋めていった。
この写真は現在2回目の挑戦中のもの。
今度はかるた自動読み上げマシーンを購入予定。
昨年10月頃に初めて4月くらいに満願達成できた。
ただそれだけでは、このナマケモノの私には押しが足らず
「みんチャレ」というアプリも使って
チームで目標を達成していくというコミュニティの後押しがあってこその成就。
いまも一層「みんチャレ」にハマり
この貯金だけでなく、ダイエット?や語学?のゆる目標の大きな支えになっている。
それにSNSもコミュニティと一緒で
一つだけでなく複数居場所があると、実はとても救われる。
そこだけしかないと、そこでの自己主張が強すぎて傷つけたり
またそこで傷つくことがあると逃げ場も救いも無くなるから。
複数コミュニティがあると、不快になった時に自然と距離が置きやすくなる、心地よい方に流れればいいから。
一つしかないと執着してしまいがちだし、そこでの存在理由を求めてしなくてもいいこと、言わなくてもいいことをやりかねない。
おっと、また話が脱線したけど
そんなこんなで食洗機の資金調達を半年で無事達成できたが
さらにそこからも結構な手間だった。
手間といえば手間だったけど、いまでは人生観を変えるほどの偉業だった、よくぞ成し遂げた、自分エライ!と言っていい(笑)
まず大量の小銭で貯めた資金はこのままでは使えないので
銀行に入金という形で、電気屋さんに持ち込める紙幣に換金した。
これがすごく重かった!
量でいうと「30万円貯まる貯金箱」の二つ分
一つが私の片手では持ち上がらないほど。
窓口で出すのも一瞬恥ずかしいし。
ひとつひとつが食洗機導入への道を阻む
世の冷たい風にも思えた。
だからこそ負けられない、歯を食いしばって乗り越えるしかなかった。
この時点ですでに6月前後だった。
(だんだん書いてて、プロジェクトX風になってきたよ)
なんとか紙幣に替えても、またそこからもう一手間強いられた。
大井町のヤマダ電機にて見られた食洗機は10台もなかった。
容量サイズが大小2つなので、実質選べたのは3台の中から。
最新のフル装備、型落ちのフル装備、簡易機能バージョン。
最新のフルには予算が届かなかった。
でも負け惜しみでなく
そんなにエコなんちゃら、殺菌なんちゃらの機能は
コスパ重視のケチケチな私には魅力的にも思えなかった。
予算より2万円やすい簡易機能をチョイス。
それでよかった。
購入確定した後がまた厄介で
我が家に設置可能な十分なキッチンスペースと
洗い水を汲み入れるための水道に分岐ユニットが付くかどうかの下見が必要だった。
どちらかでも不可だったら、購入はキャンセル。
そのために半日時間も確保。
やれやれである、でも全ての道はローマに通ず?
ここで諦める訳にはいかない、あと一息。
ここで7月上旬。
無事スペースも確保に合格
分岐器具もメーカー対応しており
いよいよ設置、その日は7/31。
クーラー設置と同じ担当下請け業者ということで
最短で二週間後になってしまった。
力がありそうな、いかにも現場担当の人が一人で軽々と
二階のキッチンまで食洗機を持ち上げ運び入れ
作業に一分の無駄もなく、ゴミひとつ落とさず
職人さんの手際の良さそのもので設置してくれた。
それをじーっと魅入る私は多分相当に目を輝かせ
期待の表情にあふれていたのだと思う。
「自分、同じの持ってるんスけど、いいっスよー!」と
へ?なんか亭主関白そうな職人さんちにも食洗機があるとは意外だった。
「自分、食器洗い担当なんスけど、買ったら楽勝でー!」
ちゃんと自分の仕事の製品を自分で使って、その良さがわかってる。
この人デキル!!と感動しながら、設置後の手順説明を受けていた。
職人さんが帰った後も、ショクコは設置後の清掃を兼ねた
お手入れモードで我が家での初稼働の音が響き渡っていた。
食洗機設置から1ヶ月半。
朝に一、二回
夜に二回
二回とは食事中に使った器具など
食後は使った食器など
7人家族なので、以前は食後にまとめて洗おうと
流しに鍋やボールなど山盛りの上に食器も加わり
ホント「一仕事」の気分だった。
いまは食事を終えたら、子供達が台所に運ぶまではやってくれるので
なにかのついでに食卓を立った時に
食洗機に入った鍋やボールを洗いかごに出して
食器などを入れ替わりにいれて
洗剤入れてスイッチオン!で終わり。
あまりの作業軽減ぶりに、慣れない楽々さに
罪悪感さえ感じたくらいだ。
夏は暑く、冬は寒い、我が家のキッチン
今年の夏の夜は食洗機のおかげて
安心して晩御飯と共に晩酌が堪能できた。
きっと冬も寒い台所に立つ時間が減り
今以上に食洗機を買ってよかったと思うに違いない。
うちにはムスメが3人いる。
一つ決意した。
食洗機を買わない結婚は認めないつもり。
機械1つでこんなに楽になることをワザワザさせる
まるで皿フェチなのかよ!だったらお前が洗えよ!のような
将来夫婦のイザコザがみえるような奴とは
あえて共にすることないのだ。
どうして食洗機は贅沢で、洗濯機は当たり前なのか?
私は早く食洗機が洗濯機並みに一般化してほしい。
食洗機の普及は女性の1つの解放宣言だ。
食洗機バンザイ🙌