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2004年10月26日
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ダウン症と診断され余命わずかと宣告された子供と、両親の6年2カ月にわたる愛に満ちた日々を描く。

加藤浩美原作、矢島正雄脚本、雨宮望演出。



外資系の銀行で働く幸太郎(船越英一郎)と職場結婚した由美(松田聖子)は、2世誕生を心待ちにしていた。

間もなく由美は体重2414グラムの男の子を無事出産。

だが医師からダウン症の疑いがあると告げられた幸太郎と由美は、子供を秋雪と名付け、すぐさま医療センターで精密検査をする。

その結果、秋雪は余命1年と宣告される。







何人かのお友達とこのドラマを見る約束をした。

出来れば、大勢の人達に見てもらいたい。

ダウン症の子どもたちのことも知ってもらいたい。

僕達は本当に知らないことがたくさんあるのだということも、できれば知ってもらいたい。







寿命と言うのは何だろう?

命は限られている。

生まれながらにそのことをはっきりと知っている人達も居る。

知らない人達も大勢いる。

それは不公平であるとか不平等であるということとは違うだろう。



生まれつきというのは、どういうことなのだろう?

生まれながらに銀のスプーンをくわえているとか・・・

親に恵まれているとか・・・天運があるとか・・・

それはどういう意味なのだろうか?







ダウン症といっても実は一人一人違うのだって、知っていましたか?

人間は一人一人違うのだって知っていますか?

同じように見えても実は少しずつ違うのだって、分かっていますか?



僕は知りませんでした。

ダウン症の子ども達はみんな同じ様なものだと想っていました。

みんな障害を抱えて生まれてきて、みんな寿命が短くて、みんな天使のように死んでゆく・・・。

そんなものだと想ってました。



僕は他人に対して非情です。

僕は自分のことだけで精一杯です。

だから、あまり他人とかかわりを持ちたくありません。

自分にかかわりの無いことには、興味を持たないようにしています。

世界は広いし、僕に出来ることは限られているし、知ることだけでも追いつけません。



6年2ヶ月という短い人生にどういう意味があるのでしょう?

きっと意味なんかありませんね。

人生には意味なんてありません。

それは僕の人生も同じです。

ちょっと長いか短いかの違いでしかありません。

其処には意味なんかありません。



彼は眠るように、笑って死んでゆきましたね。

1年しか生きられないと言われていたのに、6年と2ヶ月生きましたね。

其処に意味はありません。

ただ長いか短いかだけです。

意味なんてありません。

ただ、両親は嬉しかったでしょうね・・・きっと。

少しでも長く一緒に居られて・・・嬉しかったでしょうね。

そのことを想うと、涙が止まりません。











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Last updated  2004年10月26日 20時48分23秒
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