2008/12/21(日)18:11
SF好きの血が騒ぐ
物理も化学も情報処理も、落第生だった学生時代から
恋愛小説より、SFとかヒロイックファンタジー
時にミステリー、歴史を少々そしてコンピューター・・・
「女の子の嗜好」ではない方面ばかり傾倒してゆく
私の好みのジャンル。
友人の更生教育として、辻仁成氏の本を薦められても
読書途中イライラが始まり、メンタルが鬱に落ち込んで
塞ぎ込んだ私を見て、彼女は諦めました。
「泣きもしないで、鬱になる人ははじめて見た。」
と、呆れられたのが恋愛適齢期の20台半ば。
先日、感動した映画の話になって
ちょっと公開が古いけど「世界の中心で愛を叫ぶ」で
昼食後の話題の花になった時、運よくレンタルを見ていた
私は、思いついて発言した。
「ああ、私も見たよ。あの綺麗なホラー。」
私が違う作品と勘違いしているのか、確かめる為
彼女たちは、あらすじを聞いてきた。
「故郷に帰った男が、思い出と恋人の自縛霊に振り回される話。」
↑見た時は、ボロボロに泣いたクセに、数年経つとこの言い草。
何年生きていようが、愛を学べない人ですね。私は。
まあ、最近の商業的成功を収めている恋愛ストーリーは
拒否反応が出ます。忌避ワードが含まれているので。
私の恋愛ベタな話は、この辺で。
新しいマンガを開拓しようと、電子書籍の立ち読みを利用しています。
激烈笑える猫マンガ「本日の猫事情」を見つけたのが、きっかけ。
「エア・ギア」はSFではないけれど、バリバリの少年マンガ。
面白そうだけど、今じゃなくて良いや。
次に見つけたのが、「デンドロバテス」現代版必殺仕事人。
先日、コミックを買おうと書店に行きました。
数店舗見回りました・・・何故5巻しか在庫が無いの?どこもかしこも!
楽天ブックスの1月度購入分に決定。
(今月は、「よみがえる空」のDVDでWEB買いの予算オーバー)
本命のSF作品は、「BLAME!」
(今更って思う人も多いでしょうが、今月知ったんです。)
驚くほど主線が細い。ですから電子書籍では線が飛んでます。
(電子書籍ですから、表示の拡大縮小は自由自在ですが、元データ
が、解像度不足ですからイライラからムカムカに不快感が上がるだけです。)
永野護氏がスキャンに五月蝿く言うのが、よく分かります。
この主線の細さは、幻想画家天野喜孝氏に匹敵します。
説明セリフで埋まっていた「デスノート」と対極で
シーンがセリフになっている作品です。
描ききれていないとまるで伝わってこないかもしれない。
伝わるという自信がないと出来ない表現を使う作者さん。
だから、きちんと絵が見たい。見なきゃいけない。
見たいんだけど、ご近所では本が見つからない。罠。
世間で売れている作品でには、なかなか興味を引かれない
人に、周辺の本屋さんの品揃えは優しくなかった。
・・・ますます、リアル書店から縁遠くなる。