【外国籍の子どものための学習支援】『にこぱるクラブ』
この4月から始まった新潟市のボランティア。 【外国籍の子どものための学習支援】 『にこぱるクラブ』 毎週土曜日の10:00~12:00、 【クロスパルにいがた】にて活動しています。 先月説明会があり、私もボランティア登録してきました。 だいたい2カ月に1度当番が回ってくるということで、 今日当番だと思い行ってきました。 が、勘違いしていまして、実は私自身の当番は来月でした… とはいえ、ボランティアは意志の問題なので、折角だし参加してみました。 これも何かの縁かもしれないし。 開始後すぐ複数の親子さんがみえ、あっという間に4人いたボランティアの手がいっぱい。 失礼ながら、こんなに多くの参加者があるとは想像していませんでした。 ヒマ対策に本を持っていったくらいだったもの。 でもその本を開く時間がないくらいの大盛況。 プライバシーの問題もあるので、どんな生徒さんが参加したかは詳しく書きませんが、 大まかに言いますと、中国のかたがほとんどでした。 で、先ほど調べてみました。 新潟市の外国人登録者数 (平成19年3月30日現在) 中国 1,485 韓国または朝鮮 1,081 フィリピン 327 米国 142 ロシア 135 パキスタン 130 ブラジル 85 インドネシア 79 バングラデシュ 74 英国 59 オーストラリア 27 その他 498 合計 4,122 なるほど、学習支援の需要の多さがうかがえます。 字を書いたり、計算したり、お絵かきしたりとひとりひとりが自由な形で学習します。 日本語がちょっとよく分からないという子も、 同じくらいの年頃の子たちとすぐ打ち解けあっていたようです。 子どもは吸収力抜群です。 子どもってみんな、どんどん栄養を吸収して、ぐんぐん伸びて、 大きな実を付ける植物のようだと思います。 周りの大人たちは、大切に、でも甘やかしたりせず、 水をあげすぎることなく、出た芽に応じて育てていってあげなければなりません。 私なんて根腐れして枯れちゃったタチですが とまれ、子どもって実に大きな可能性を持っています。 それを言葉の壁、文化の違いによる疎外感などでダメにしちゃうなんてもったいない。 頑張ればできるんだということを、体験してほしい。 大人として、そのお手伝いができれば…。 私がこのボランティアに参加した理由の一つはそこにあります。 まだ始まったばかりのこの学習支援ボランティア。 回数を追うごとに多様な出来事があるでしょう。 担当日以外にも時間があったらぜひ顔を出したいと思っています。