|
テーマ:テニス(3381)
カテゴリ:コーチとしての考え方
今から37年前、サッカーの世界ユース大会が
国立競技場であり、見に行った、 やっぱり、世界のサッカーは、レベルが違うな、凄い と思いながらの帰り道、何処からともなくボールを蹴る音が 『これは、世界でも一流の人が壁に向って蹴ってるな』って思い込み 音の方へ、吸い寄せられて行ったら? なんと、女の子が1人、壁に向かい、ラケットでボールを打ってるのだ その音が『スコーン、スコーン』と耳に心地よく響く ず~っと、見てたと言うか?聞いてたと言うか? 今でも時々、夢中になると、こう言う状態になる 音が止まった時、ハッ!と我に帰ると 女の子が、打ってみる?ってボールとラケットを差し出した 早速、借りてやって見た、野球、卓球、スケート、バレーボールと 色んなスポーツをしたけど、この壁打ほど、難しい物は無い 強く打てば、強く返ってくる、強く返ってくると振り遅れる フレームショットやら、打点の違いやらで、アッチコッチに飛ぶ 時々スコーンと良い音がする、これが気持ちいい またまた、気がついたら、自分は、汗ビッショリ 8m近くある塀の上にボールを2個も飛ばしてしまった これがテニスとの出会いで、初体験 それから、壁との戦いの始まり、 最初は、回数との戦い この頃、池袋に大きなテニスショップがあり ケン・ローズオールやジョンニューカム、ドット・レイバーの試合を 録画で流してたので、フォームは、それを見ながら真似をする この中では、ラリーが何度も続くけど、 自分の壁打ちは、3球も思い切り打ったらミスをする 壁では、プロの打ち方は、出来ないのだと、解った 何故なら、壁で打ったボールは、1・2で壁に当たり跳ね返り3・4で戻る コートで打ったボールは、1・2・3で、相手コートにボールが落ち、 4で打ち返し、5・6・7で自分のコートに落ち8で自分が打ち返す 少なくとも、フォームを作ろうと思うと8のタイミングが必要 その為には、ネットギリギリを狙ってゆっくり打つとドロップショットになる そこで、地面から、3mの高さにチョークで直径1mの円を書き打ってみると 良い按排にフォームが作れる、目標が出来たお陰で、安定して打て 3日後には、フォアーもバックも、100回続ける事が出来た それから、目標を、徐々に下げて行き、ハードヒットでも 100回続けられた 今思えば、当たり前の事だけど、テニスを始めた時は、 教える人も居ないし、未知との遭遇なんだよね 明日は、壁打ち応用編を書こうかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[コーチとしての考え方] カテゴリの最新記事
|