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2005.03.19
テーマ：中国＆台湾(3303)
カテゴリ：中国生活編
大抵の人は知っていると思うが、中国では卓球が大変盛んである。
同じくらいバドミントンも盛んだ。 どちらも、世界のトップクラスに中国の選手が沢山いる。 俺も、中学から高専までの現役8年と、その後のお遊びレベルで卓球をしていたため、 携わっていた期間だけは一人前に長い。 体が重くて、付いてこなくなり、途中から口だけの卓球になってしまったが。 試合に出ないキャプテンとして、高専大会関東甲信越大会優勝を体験したこともある。 試合に出ないから、仕方なく、全国大会には面白い頭の色で行ってみよう、とか、後輩の コーチとして後ろに張り付き、金髪ロン毛で相手選手を威圧する、と言った、意味のない 行為を散々してきた。 中国では、ゴールデンタイムのスポーツ番組で、卓球が放送されている。 ※ ここからは少々卓球マニアックな話になるが。 卓球を少し遊びでやったことがある人は、恐らく、2種類のラケットの種類を知っていると 思う。 一つは、両面にラバー（ゴム）が張られていて、丸く、でかいしゃもじみたいな形をしたもの。 これはシェイクハンドという。 卓球場などで、おばちゃんが間違った持ち方をしているのをよく見かける。 もう一つが、片方に飛び出る形でコルクが付いていて、片方にだけラバーが張られている形。 人差し指と親指でつまむような持ち方をする。 一般にペンハンドと言うが、この形は厳密には「日式ペン」という。 この形は元来、日本独自のスタイルで、1970年代、日本から世界チャンピオンが量産された時期に 全盛を迎えたスタイルである。 他にも細かく分けると様々な形のラケットがある。 俺は、始めた当初から、基本的にはペンスタイル。 途中、異質反転型、という、敢えてここでは説明したくないような姑息なスタイルに行っていたことが ある。（正しくは現状も…） で、一番最近に購入したタイプが、 中式ペン という形式。 先の日式に対して、中式、つまり、中国型ペンスタイル、となる。 これは、一番最初に書いた、シェイクハンドに似た形のラケットをペンホルダースタイルで持つ。 厳密には、グリップが短いので少し違うのだが、丸いことが特徴。 中国人はこれを持って、台の上に張り付いて、来る玉来る玉バシバシとたたき込み続けるわけだ。 俺が住んでいるマンション群のスーパーの2階は卓球場になっており、いつも一杯になっている。 しかし、日本でボーリング場や、温泉で見かけるような卓球風景を想像されては困る。 一般人のレベルが半端じゃない。 見てて引くくらい。 サーブはぶった切り、来る玉を叩き込み。 さすが本場、と言った感じである。 時に、屋外に卓球台を出してやっている人達もいる。 この春先の、風の強い中、屋外で卓球。 考えられん。 ま、実際には風に玉を持って行かれてゲームになっていない、というのは例え本場であっても 同じなのだが。 で… 俺の通訳さん。 中年女性なのだが、最近、仕事の穴状態のため、俺が恐ろしく暇人であることがすっかり 分かっている模様。 その通訳さんの旦那さん。 卓球経験者。 結果… 来週水曜日、一緒に卓球しませんか？というお誘い。 そして本日。 パソコンでゲームをしていると… 携帯に電話。 Yitengさん、卓球のラケットの形はなんですか？と。 今、買いに来ています。とのこと。 おおぅ、買ってくれるのかい！ で、チャイニーズペンスタイルと伝えて買って貰うことに。 しかも、向こうで声がするので、旦那さん、一緒に買いに行ってもらってる… すまんですなぁ。 そんな、俺の暇つぶしのために、大切な週末の休日に買い物に出て貰って… 俺なん、誘われたことすっかり忘れて、今日行くカラオケ小姐をどうしてくれよう、とか そういうイヤらしいことばかり考えてたのに。 （明日の更新が遅いようだったら、なんかしてる可能性大。ｗ） スポーツで、俺を健全な道に引き戻して頂きたい。 あわよくば、本場中国で俺を卓球で鍛え直して頂いて… ますます何しに来てるか分からなくなってきた… お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2005.03.19 20:26:57
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