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テーマ:中国&台湾(3304)
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プロフィールにもあるが、俺の仕事はSE(システムエンジニア)である。
パソコンを使ってのシステム設計などを仕事にしているが、プログラマ経験も多少ある。 パソコンを初めて持ったのが10歳の時。 既にその時でも古かった、NECのPC8001で、N-BASICを使ってプログラミングを したことが俺のコンピュータに携わったルーツになる。 現在に於いて、人生の半分以上コンピュータをいじってきた人間として、また、現在もそれを 使って食わせて貰ってる身として、ある程度の誇りを持って仕事しているつもりだ。 こんな書き出しだと、中国と関係ないじゃないか、と思われるかも知れないが… まぁ最後まで読んで頂きたく。 --------- 昨日、帰宅後にある中国人の女の子とSKYPEを使ってチャットをしていた。 面識の無い相手だが。 このとき、SKYPEを使っていた、というのがミソで… チャットで会話中、2,3分だが相手のメッセージが遅れた。 そのメッセージに対して返事した後、相手から返ってきたメッセージが。 「返事が遅いですよ」 履歴を見てみる。 いや、俺、君のメッセージが来てから、12,3秒で返事出してるんだけど…遅いのかなぁ? 返答してみる。 「いいえ、すぐ返してますよ」 すると、 「いいえ、遅いです。練習して下さい。」 へ? 「キー入力をですか?」 「そうです」 俺。 「私は、仕事でパソコンを使っています。多分、遅いと言われる速度では無いと思いますが。」 と。 相手。 「では、勝負しますか?」 なんて事はないやりとりなのだが、どう言ったわけか俺の逆鱗に触れた。 ちなみに相手は、学生で、研修で会社で働いているとのこと。 つまり、資格か趣味で、タイピングをやりこんでいない限りは、俺より早い、ということも考えにくい。 「私を負けさせたいですか?」 「それで、私に勝ってどうしますか?」 「私を馬鹿にしたいのですか?」 と、合わせて15秒ほどで一気に送り込んでやった。 「先ほども言っていますが、私は仕事でパソコンを使っています。 その人に対して、キー入力が遅い、練習しろ、というのは、 歌手に対して、歌が下手だ。練習しろ。と言っているのと一緒です。」 と。 ちょっと微妙な例えかなぁ… 俺からしても、練習しろよ、って思う歌手いるし… でも、ニュアンスは通じるかな、とか思いつつ。 そしてもう一言。 「あなたが今行った、その人が仕事としている専門のジャンルに対して練習しろ、と言うことは、 大変失礼な行為です。分かりますか?」 ちょっと大げさにプライドを振り回しすぎている気もしながらも説教。 そうすると、相手も反省したのか、 「済みませんでした。ごめんなさい」と。 しかし、その後。 「まだ、私には日本の文化の勉強が不足していました。もっと勉強します。」 ほほぅ… その行為に対して気分を害する、というのは、日本の文化かい。 … だから、 「それは日本の文化ではないです。」 「では何ですか?」 「人としての常識だと思います。これを常識だと思う私はおかしいですか? 私が日本人だからですか?」 と。 相手は取りあえずの返答として、だろうが、 「おかしくないです。」 と返してきた。 そして一番最後に、SKYPEはIP電話機能を重視するために、意図してチャット機能の 転送速度を落としているという噂もある。 チャット機能を重視する人は、MSNメッセンジャーなどを使うものだ。 さっき遅かったのは俺のタイピングじゃなくて、そっちからの転送が遅れたからだ、という 種明かしをして終了。 さて… 恐らく、全体としては随分と俺の自己愛的な話になってしまっているのだが、相手の強みに していると思われる部分を狙って馬鹿にする行為、というのが、彼女にとってはとかく 気にすることではなく、それを気にするのは日本の文化である、という意思表示を受けたのだが、 これはいかがなものか。 これは、その個人の問題か。 それとも、中国という国がそういう国柄なのか… 謎である。 中国政府はどうあれ、そこに住む人々は好きだが、このようなものの考え方がもし、お国柄だとしたら、 悲しいけれどその部分は幻滅。 そのような思想の事まで勉強したこともないし、中国人一般としてどうなの?と語り合ったことも無いので、 はっきりしないが、それが根底にあるとしたら… 微妙…かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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