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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:中国生活編
たまには反日に関係ない話で和んでみようかと。
書いてて、自分でも鬱になる時があるので。 --------- 何回か書いているが、俺は北京の会社に於いて、日本語を教えている。 初級、中級、上級、の3つのクラスの中で、俺は上級クラスを担当。 この日本語教室の時間が、言葉と文化の交流の場として、俺の中国生活をとても楽しくさせている。 俺が中国に来て、不思議に思ったことなどを発表したりして、現地の人としての意見を聞いたり。 仕事で来ている、と言うことを忘れてはいけないのだが、シャチョ曰く、5月中まで作業を開始しないでくれ、と 働くな指令(笑)が出ているので、やりたいようにやらせて頂いている。 そんな中、連日講師をしていての傾向諸々。 授業の時間限定で、「先生」と呼ばれるようになった。 通訳さんも本来経理の人なのに、日本語ばかり教えていたらみんなから「老師」と呼ばれる、と 言っていたのを思いだした。 上級クラスの面々は、当然、会社にいる期間が長いため、技術的、立場的に社内で上の人が多い。 そのため、ここ最近特に生徒さんの人数が少なめなのだが、無理して授業に出てくれる人もいる。 そう言う人はみんな、女性。 結果、俺の授業は俺対女性陣。 ちょっと嬉しい。笑 決して、男に日本語教えるのをつまらんと言ってるわけじゃないのよ。 最近、俺のクラスの生徒さん達の統一された口癖。 「多分」 分からないところとか募って、最後にホントに大丈夫?と聞くと、連中は声を揃えるように、 「多分」 という。 これの原因。 俺が多用するから。 口癖を覚えられていると。 じゃ、そのうち、俺の地元の方言、語尾に「ずら」付けるようになるのか、と。 ていうか、俺はその方言抜けてるから、使わないんだけどね。笑 授業の進め方のパターンを読まれているらしく、いつもと進み方が違うとみんな混乱する。 単語をみんなで読んだ後、それについて、質問ありますか?と聞かずにいきなり本文読みに行くと、 誰も付いてこなかったり。 そして今日… これは日本語の勉強とは余り関係ないのだが。 みんなで本文を読む時は、文節で区切り、俺が読んだ後にみんなが続く、と言う読み方をしている。 当然、彼らは俺の発音を参考に真似るので、ゆっくりと丁寧に、且つ、聞き取りやすい声で、と言うのを心がけている。 全部読み終えた後、質問を受けて、それに対して答えた時、確認として、俺一人でまた本文を読むのだが、 その時は、繰り返されるわけではないので、普通に素で、ネイティブに読み上げる。 俺の口調の特徴。 早口、ていうか高速言語。 みんなと一緒に読んでる時より半オクターブ以上低い声。 とかく、低い声で話す、というのは、4声ある北京語を使う中国人に取っては、耳慣れない口調であることは 確かだと思う。 しかも、俺は普通の日本人よりもさらに低めかも知れない。 歌う時は馬鹿っ高い音域まで出すんだけどね。余談。笑 で、以前に髪型を褒めた女の子に言われた。 「先生の声はセクシーですね。」 おおぅ!これまた、何故にセクシーなんて言葉を知ってるの?なんて反応をしてみる。 以前に「声はいい男」と言われて、喜ぶにも喜べなかった、という悲しい思い出が蘇り。 でも、声を褒められるのも悪いものではないな、と。 10代のある日、初めてカラオケバーというものに行って、人前で歌う快感に目覚めた時から、知らない人の前で 歌を歌って、上手い、下手、では無く、声質を褒められた時が一番嬉しかったかも、と。 ということで、明日からも、張り切って、セクスィーバリトンボイスで授業をしちゃうよ、と意気込んでみる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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