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どろぎつねのポンコツペダル

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2020.08.30
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朝6時前に出発。
おー、気合入ってますなぁー。

まずは、堀田まで脚温存作戦で登ります。
さすがにこの時間は少し涼しいかも、でも相変わらず湿度は高いかな。

堀田CTBのところにとうちゃく。

朝日が気持ちいい。

タイムは、24分17秒、ま、脚温存作戦なのでということで。


記録追加と。


今日はコンビニには寄らずに、自販機で水分調達してから登ります。
城島高原にとうちゃく。


堀田からのタイムは47分ほど。


ほどなくして、由布岳登山口へとうちゃく。

さすがに登山客は朝早いですなー、車がいっぱいですゎ。

ここで、少し補給とストレッチ休憩としましょう。

今日は、牧ノ戸峠を目指しますが、無理はせずにダメだと判断したらそこで折り返します。
今日も暑くなりそうですが、今日のコースだと標高の高いところを走り続けますので、平地のような猛暑は避けられるのではないかと。

狭霧台展望所へ。


今日は脚温存作戦なので、いつものところへは登りませんでした。


湯布院の街。

ここでは、写真を撮ったらさっさと出発しようと思っていたのですが。
オートバイのおじさんが話しかけてきた。
中津から来た4,5人のおじさんグループで、一人の方は今も自転車にも乗ってると。
ピナレロらしいっす。
他の方もむかーしロードバイクに乗っていたようでした。
ということで、わしのチャリ子を取り囲んで、自転車談義が始まりましたゎ。

一台の女性チャリダーがシャーっと下っていく姿をみて、「おー、いかにも速そうだねー」と。
ちなみに、わしに対しては、「速そうだねー」とは一言も発しなかったなぁー。。

そんなこんなで、30分近く予定外の休憩となってしまった。。
一気に湯布院まで下って、コンビニへ。
この先はもうコンビニは無いので、十分な食料を調達。

水分トンネルの手前から工事で片側交互通行になっていて、停車。
交通整理のおじさんが、「さっきもロードバイクが2台いましたよ、今日はロードバイク多いね」と。
信号が青になって、まずは車を先に行かせてから、トランシーバーで、
「最後に、ロードバイク1台行きまーす」と伝えていた。
なので、水分トンネル内は後ろの車を気にすることなく走れました。
反対側にいた交通整理のおじさんに手を上げて挨拶。
待っていた、車列に軽く頭を下げて、通過。

水分峠に来ました。

小田の池を目指して走っていると、遠くに1台のチャリダーさんの姿が見えました。

小田の池にとうちゃーく。

左の草むらに1台自転車が横たわっています。
交通整理のおじさんが言っていたさっき通った2台のチャリダーさんがいました。
「あ、デローザですかー!」と話し掛けてもらえました。
チャリ子を褒められるとわしも気分がいいのだ。
ということでチャリ談義がはじまりました。

一人の方は、がっつり走り込んでる雰囲気があります。
だいたいわしの倍以上のスピードで走っているようです。
でも聞けば、自転車歴は3年ほどだと、、マジか!
もう一人の方は、山に連れってあげるという言葉に騙されて連れてこられたようです。
騙されたとはいえ、ここまでちゃんと登って来ているからすごい。

こうして、後から始める人々にどんどん抜かれていくどろぎつねである。
改めて、わしは火野正平路線を行こう!と思うのであった。

お二人は、夢大吊橋へ行ってから牧ノ戸峠へとりあえず行くということでした。
「一緒に行きませんか!」と誘われたが、
「わしは、これから補給して、休憩して、、なので気にせず先に行ってくださーい」と。

「お気をつけてー!」と二人を見送ります。

さて、補給、補給と。

かなり遅れて、わしも出発し、まずは長者原を目指します。
天気はいいし、高原だし、割と木陰を走れるので、猛暑って感じはあまりないです。
夏!って感じ。


朝日台のところ、九重連山が近づいて来ました。


飯田高原にとうちゃーく。


やはり、この景色はいいねぇー。


じわじわ登って、長者原にとうちゃく。


標高1018mと書いてます。


で、日陰の休憩場所を探して、ここにした。

ドライブインですが、わりのリュックには食料がまだまだたくさんあるので、中には入らずにここに腰を下ろして昼食タイムにします。

こんな景色を見ながら、のんびりします。 まだ12時過ぎです。

ここでも、おじいさんが話しかけてきた。
このおじいさんは登山もやり、チャリにも乗っているらしく、昨年のツールド佐伯に出たとのこと。
二人でタバコを吹かしながら、自転車や登山のお話をした。
今日は珍しく、休憩場所の度に話し相手が出来ましたね。

今日は、牧ノ戸峠へ行けそうな気がするぞ。
と、思ってストレッチしてたら、あ、やばい、右足のハムが攣りそうな気配が。
やさしく、ゆっくりともみもみしたりして脚をなだめる。

そのとき、小田の池で会ったチャリダーさん二人が牧ノ戸峠の方へ走っている姿が見えました。
大きく手を振る。
気が付いてくれて、手を振ってくれて、峠へ向かって行きました。
夢大吊橋へ行って、お昼休憩してから走ってきたのでしょう。

せっかくなので、わしも追いかけようと思ったが、あ、脚が危ないからもうちょい休憩と。。

ということで、三種の神器と化しているチップスターと塩とアミノバイタルプロ。


さてと、長者原を後にしますかと。


ここからが、牧ノ戸峠への登り、300mアップほどです。

右脚のハムを気遣いながら、ゆっくり登っていきます。
あと200mアップ、あと150mアップ、あと100mアップとつぶやきながらゆっくりと登ってます。

そして、遂に目的地である牧ノ戸峠1330mへとうちゃこぉぉぉーー!!


で、ここにとうちゃくしたときに小田の池で会ったチャリダーさんが二人が休憩していました。
「おつかれでーす!」と、疲れ切ったわしを迎えてくれました。
ということで、ブログに載せて良いか聞いて、記念撮影をさせてもらいました。


赤いジャージの方がバリバリに走っている感じの人で、
青いジャージの方が騙されて連れてこられた方です。

写真でよく見ると、赤いジャージの方の筋肉が、なんかすごいなぁー。
3年自転車に乗ってただけでは、この体は作れないんじゃないだろうか。
何かやってたのかもしれないですね、それにしてもすごい。

わしも撮ってくれるというので、パチリと。

騙されて連れてこられたとはいえ、こちらの青いジャージの方の脚も太いじゃないか。
「脚攣ったりしませんか?」と聞いたら、「攣らないけど、ふくらはぎがカチカチに固まってる」と。

ちなみに、お二人のショップはDAITOさんとのことです。
キャノンデールとスペシャライズドですね。

「あ、105とアルテグラとデュラエース3つ並びましたねー」と。
あ、ほんとだ。
わしがデュラエースというのは、なんか猫に小判、豚に真珠、、って気がしてきた。。

ま、でも、このお二方も気が付けばデュラエースに変わってたりするんだよねーきっと。
そういえばわしも、3年で105からデュラエースに換えたもんなぁー。

で、DAITOさんはこれから久住高原の方を回って帰るという。
「一緒に行きませんか!」と。
ちょい悩むが、わしの脚はもう限界に近い気がするので、迷惑を掛けても申し訳ないので、久住高原回りは辞退させてもらった。

ちなみに、DAITOさんは大分の方まで下ったら、銭瓶峠登って日出の方へ帰ろうかなぁーと言っていた。
やっぱ、この人もヘンタイだぁーー!

いつもは、国東半島をぐるっと回ってたりして、ときどきこっちの山を登ってるようです。
わしは疲れ切っていたのですが、お二人と話しているとなんか元気をもらえました。

お気をつけてぇー! と言ってお見送り。


で、わしは日陰を探して、ここでもう少し休憩っす。


この時点での獲得標高は、1789mほどか。

来た道を戻るコースを選択したが、最後の由布岳の登りが、、わしの脚は持つのか。

遠くに見える山は、由布岳か。


牧ノ戸峠から長者原への下りをアクションカメラで撮影しようと思ったら電源が入らない。。
バッテリーは昨日充電したはずなのに、、わしの汗で壊れたか??
ということで、写真だけです。




あっという間に、長者原の虎の湯のとこまで下って来ました。


気持ちいい景色を見ながらの緩い下りです。


この気持ちいい下りが終わると、またアップダウンなんだよねー。


お二人にもらった元気で、休憩せずになんとか小田の池まで戻ってきた。

で、急激に疲れが出てきた。。
なので、ながーい休憩に入ることに。
この時点で脚はぎりぎりだし、ケツは痛いし、手の平も痛いし、足の裏も痛い、痛い痛い尽くしだゎ。
唯一、リュックが少しづつ軽くなってきたことだけが救いなのだ。

あー、もうここで寝たーい!という体に鞭打って、チャリ子に跨る。

なんとか、ゆふいん駅にとうちゃく。


ゆふいん駅からの由布岳。

まだまだ、人が少ないですゎ。

由布岳登山口までの300mアップの前の補給休憩。


最後のアミノバイタルプロと、アンパンを無理やり流し込む。


あー、由布岳がきれいーと適当な理由を付けて足を着く。


とりあえず、狭霧台までは頑張ろうと言いながら、夕焼けがきれいということで足を着く。


狭霧台にとうちゃく。

ここからのラスト100mアップに備えて、少し脚をもみもみする。

トイレに行こうと思ったら鍵が掛かっていた。。で、こんなことが書いてあった。

「国立公園内にゴミ箱はありません!」と。
あ、そういうことなんだぁーと。
それで、小田の池の自販機のとこに空き缶入れとか置いてないのか!
あれ、ここは空き缶入れはあるじゃないか。

ま、そんなことはどうでもよくて、最後の100mアップへ行きましょう。
最後の100mアップ区間には10%程度箇所がいくつかあるんだよなぁー、今のわしの脚にこの10%は結構こたえるし、無理して踏もうとすると脚を攣りそうな感じになるのだ。

ならばと、秘技、超スローダンシングだ!
ケイデンスが速すぎてスローに見えるわけでなない。
タイヤに虫が泊まりそうなくらい本当にスローなダンシングなのだ。
脚にやさしく、ゆっくり歩くように、これで少し急なところを脚に負担を与えずにしのいでいくのだ。

そして、由布岳登山口まで登り切った。やったぁー。

ここでトイレと。
とりあえず一服だ。
後は一切登りも平坦もない、ずーっと下りなのだ、幸せを感じる一瞬である。

堀田から下っている途中でパチリ、もう暗いのだ。

少しづつ日没が早くなってきてるな。

油断しないように下って、下って、別府公園に無事帰還!

あー、疲れ果てたぁぁーー。

本日は、119㎞ほど。

13時間半か。。

獲得標高は、2348mほど。


本日のコースは、こんなんです。


コースプロファイルはこんなんです。


トレーニング効果は、ガーミンはこう言ってます。


ということで、日帰り牧ノ戸峠を達成しましたぁー、ヤンヤ、ヤンヤ!
身体はバラバラになりそうな感じですがね。。
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最終更新日  2020.08.31 12:42:43
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