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KTM990AdventureとXTZ125で日本を走り回るぞ!!

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2007.12.02
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カテゴリ:KTM 990 Adventure
前日にパッキングを済ませて、寝袋も寒冷地に対応させて

「満を持して」

の林道ツーリング。朝、7時に目覚め、カーテンを開けて外を眺めると清々しい晴れ間。

すぐにベッドから飛び降り、昨日パッキングした荷物を背負い、一路駐車場へ。

手前に停めてある蒼い車体、XTZ125を引き出し、昨日パッキングしたMont-Bell製ダッフルバッグをリアキャリアーに縛り付ける。

完了

完了!

長袖の上にインナープロテクターシャツを着、さらにフリース長袖、そしてライダージャケットという重装備の私は、朝の日差しであってもちょっぴり汗をかいてしまった。

取り付け完了し、セルモーターを回す。

キュンキュンキュンキュン、、、、

「あれ?」

キュンキュンキュンキュン、、、

「・・・・・」

え、エンジンがかからない、、、、。

また、先日の再開だ。そのうち、バッテリーが切れてセルも回らなくなってしまいました。orz

来週末は、こいつの整備から始めなあかんな、、、。

一瞬、この林道ツーリングを止めにするという案が頭をよぎったが、それは、あくまで頭の中を「よぎった」だけであり、すぐに遠くの方へ走り去っていったのであった(笑)

「そうか、そうか、こいつの出番か」


990Adv縦


横990Adv


後990Adv

そう、先日サイドケースを手に入れた、KTM990Adventure。こいつで、前回萎えた林道を攻略してやるぜ!!

(で、でかい。大丈夫かな、林道で乗りこなせるかな、、、)

という漠然とした不安が湧き上がってきたが、無視をすることにした(^^;;

「ま、倒したら倒しただ。起こせばいいだけさ」

と自分を納得させ、早速、ダッフルバッグを降ろし、積み替え作業。

「あぢ~っ」

せっかく汗が引いたのに、積み替え作業でまた汗が出てきた。左右の重さもあまり考えず積み替え完了。キーをONへと右に回し、Startボタンを右親指で押す。

ブローン、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、、、、

パリダカで培われた技術がフィードバックされているVツインエンジンが小気味よい音を立てて回転している。

「う~ん、さすがはEFI(エレクトリック・フューエル・インジェクション)だ。いつでも一発でエンジンが掛かる。

ほっと一安心した私は早速、荷物満載の990Advを走り出させた。

先日購入したガエルネのED-Proがまだ足に馴染まず、シフトチェンジの感覚がイマイチしっくりこない。

「ま、走っているウチに慣れるでしょ。私よりずっとライディングに長けた人たちが開発したブーツだし、、、」

気にせず走ると気にならなくなるもので、途中から普通に感じられるようになりました。人の適応力ってすごいなぁ、、、なんて独り関心しながら、ほぼ、前回と同じ道をだどる。

まだ9時台で開店前の道の駅「淡河」
淡河

ここでは、缶コーヒーブラックを買い、飲み終わったらすぐに出発。開店前なのに中で焼き芋を焼いているみたいで、香ばしい匂いに後ろ髪を引かれたけれど、、、時間のが大切さ。

時計を見ると11時過ぎ。そろそろお腹が空いてきたころあいなので、前回のツーリングで立ち寄ったMax Valueより、一つ手前のMax Valueに寄り、お昼ご飯と、晩飯用に、相も変わらずレトルトカレーを購入。

せっかくサイドケース用コック(KTM純正のサイドケースは外壁が中空になっており、水が左右で6Lも水が入るすぐれもの)を買ったのに、サイドケースは洗ってない、コックをつける時間がもったいないということで着けていないのだ。しょうがなく水は別にヴォルビック1.5Lと500mlを購入。

既に荷物満載のサイドケースに、無理矢理押し込む。とりあえず、当座のお昼だけは、サイドケースの横に直にくくりつける。後ろから見ると、車体とサイドケースの間で白いスーパーのビニール袋がヒラヒラしているが、そこはご愛敬。

駐車場でよいしょよいしょと荷物を詰め込んでいると、隣の車のおじさんが、

「お~っ、見かけない大きなバイクだなぁ。何ccだ?」

と尋ねてきた。

「あ、1000ccです(本当は996cc)」

「おぅ、1000ccか。ナナハンより大きいんだな、ほぉ~」

と言って立ち去って行きました。どうやらウチの駐車場の管理人を含めて年配の方の基準は

750cc(ナナハン)

なんですなぁ。みんな一様に、「ナナハンより大きい、ナナハンより大きい」と言っていきます。

ま、それはさておき、とりあえず、飯を食べる場所を探さなければ、、、。

お昼くらい車が来ない見晴らしの良いところで食べたいと思い、ちょっと幹線道路をはずれ、山間を走る道路に折れ込む。

適度なカーブが連続し、たまに木の下を通ったりすると、赤や黄色の木の葉のシャワーに出くわす。

木の葉シャワーを一瞬でくぐり抜け、次のカーブを身体にGを感じながら車体を傾ける。

「ここが林道だったらなぁ」

と思いながら走り抜ける。土建屋さんにお金を落とすためか、なんのためか分からないが、最近、人がまったく住んでいない、まったく通らない道まで舗装されている。人が通らないところは、自然の道を残しておけばいいのに、、、。

しばし、峠下の景色や空をみながら道を進んでいると、日当たりがよく景色が良いところを発見。

Viewポイント

道路脇に990Advを止めました。
脇に止め

ここで30分ほどぼ~っとしながらご飯を食べ、地図を確認。この道は目指す方向と全然別な方角へ向かってるらしい。

適当なところで大きな図体の990Advを反転させ、元の道に戻ることに。

しばらく走っていると次第に雲行きが怪しくなってきました。





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Last updated  2007.12.02 21:29:28
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