超短編小説・ひ蜂history
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トップモデル ひ蜂わたしは、一流ブランドのトップモデルよ!二十代から三十代のママたちに絶大の支持を受けているの。だから、あなたも使って!パンパース 終
2005年09月13日
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ごじら ひ蜂ごじらは、科学文明が生んだ、悲しいモンスター。やつは、核実験で放射能を全身に浴び、白血病になったのだ。 終
2005年09月12日
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僕のママ ひ蜂僕のママは、しゃべらなくなった。あんなに美人で明るくて僕自慢のママだったのに。今日知らないおじちゃんたちがいっぱい来た。おじちゃんたちは、眠ってるママに手を合わせてパパをパトカーに乗せていっちゃった。 終
2005年09月11日
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結婚詐欺師 ひ蜂マリエは結婚詐欺師だった。結婚をエサに男から金を引き出すプロなのだ。しかし、騙し取った金は、彼女のフィアンセが全てギャンブルに使うのだ。しかも彼は、はなからマリエとは、結婚する気が無い。 終
2005年09月10日
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超一流の殺し屋 ひ蜂今日、すでに四人もやつに殺されている。やつは超一流だ。俺は、やつから逃げ切れるか?勝負だ!「アウト」俺は二塁ベースで殺された。やつの肩は超一流だ。 終
2005年09月09日
エッチな超能力 ひ蜂俺は密かな超能力を持っていた。なんと、人の洋服が透けて、裸が見えてしまうのだ。しかし、残念なことに、相手が女性だとこの能力は発揮されない。 終
2005年09月08日
心霊スポット ひ蜂心霊スポットとして、有名なとある山道に新たな恐怖が…。古タイヤ、壊れた冷蔵庫、布団などが次々に現れるようになったのだ。 終
2005年09月07日
先祖の助言 ひ蜂俺の先祖は、ちょくちょく俺に助言に来るお節介焼きな幽霊だ。俺の転機には必ず、枕許に現れ、俺の進むべき道を述べた。しかし、俺は、へそ曲がりなので、先祖の助言とはいつも反対の進路をとった。そのおかげで、地位も名誉も金も手に入れ、思い残す事無く、85歳で死んだ。百年後、俺は、俺の曾孫の枕許に立ちへそ曲がりな助言を始めた。 終
2005年09月06日
妻の魔法 ひ蜂妻は、魔女だった。しかし、魔法は一生で1回しか使えないらしい。俺は、魔法が本当に出来るか知りたくて妻にねだったが…。結婚して2年後、妻は長女を自宅で出産した。しかし、赤ん坊の姿は、子猫の化け物の様だった。妻は赤ん坊に1回きりの魔法をかけた。瞬間かわいらしい人間の姿に。 終
2005年09月05日
未来のラジオ ひ蜂シンジが骨董屋で手に入れた古いラジオは、未来の情報を流す代物だった。このラジオのおかげでシンジは、地震や台風、水害の被害から免れて来たのだ。しかし、ある日、ラジオからノイズ音だけでなにも聞こえなくなった。シンジは、壊れたものと諦めたが…。その3日後、突然大きな揺れが…。 終
2005年09月04日
小さな宝箱 ひ蜂海賊アルーの隠し財宝を探し当てたマックは、小さな宝箱を見つけたが頑丈で開かなかった。それを持ち帰りのこぎり、ハンマー、爆薬と試したが開かず有り金全てを宝箱開けにつぎ込んだ。そして遂に開ける事が出来た。中から出てきた。一回り小さい宝箱が…。 終
2005年09月03日
焼き鳥屋 ひ蜂家の近くに、焼き鳥屋ののれんを見つけた。いつの間に出来たのか…。とりあえず、会社帰りでも有り、一杯引っ掛けに寄ってみた。しかし、なんだこのまずさは! おれは文句を言ってやった。すると、店主は、のれんを良く見てくだせい。ここは、焼き『烏』屋ですぜ! 終
2005年09月02日
強運 ひ蜂ボクの兄さんは、強運の持ち主である。十年前の飛行機の墜落事故に始まり、列車、バス、船などのさまざまな事故に遭遇したが全てが唯一の生存者として生き延びている。しかし、ボクが強運かはわからない。生まれてこの方、危険な目にはあったことは無いからだ。 終
2005年09月01日
おこづかい ひ蜂ボク、紙のお金より、丸いお金がいい。まあ、かわいい。はい、500円…。私、丸いお金より、四角いお金がいいわ。まあ、はいネットで見つけた500円札。 終
2005年08月31日
優秀な助手 ひ蜂我が優秀な助手のミキコ君は、師のわしに内緒で透明人間を識別できるメガネを作った。その夜ミキコは、入浴中に入り込んだ透明人間の頭をめがけて思いっきり風呂桶を投げつけた。翌日、大学でわしは、ミキコの武勇伝を頭の傷を押さえながら聞いた。 終
2005年08月30日
吸血鬼の弱点 ひ蜂吸血鬼の末裔ピートは、自分の弱点克服に成功し、今では真っ昼間から散歩し、ニンニクのたっぷり効いた食べ物を食べていた。しかし、彼には新たな弱点が発生した。ニンニクを毎日食べるのでその体臭により、美女が寄り付かず、血をすうことがままならないのである。 終
2005年08月29日
ケントの予言 ひ蜂予知能力を持つ少年ケントは、自分の命があと3日と知って、うろたえていた。友である俺にはどうしてやる事も出来ない。とにかく、彼の能力はすごかった。「ところでケント君はどうして死ぬんだい。病気、事故それとも…」「これは内緒だよ。3日後に核爆弾が暴発して人類滅亡の日なんだ」 終
2005年08月28日
余命半年 ひ蜂医師のタカシは、ある癌患者に余命半年と宣告した。患者は、3日後、ショックのあまり、病院の屋上から飛び降りた。タカシは、悔やんだ。あの患者の余命は、3日だったんだ。 終
2005年08月27日
助けたツル ひ蜂松吉は、ツルを罠から助けてやった。その夜、来客があり、なんと松吉の嫁に成りたいと言ってきた。しかし、化粧はしているものの、どうやら、助けたツルは、オスだったらしい。 終
2005年08月26日
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夏の甲子園 ひ蜂俺の夢は、夏の甲子園に行くことだ。だから苦しい練習に耐えてきた。子供の頃からテレビで彼らの頑張るシーンを見て、俺は目覚めた。そして今、炎天下の甲子園のスタンドで、念願のカチワリ氷を売りまくる日が来た! 終
2005年08月25日
一族再興 ひ蜂オレは、たった一人薄暗くて凍える小部屋に長い間、監禁されていた。しかし、我が一族が、再興するビックチャンスが訪れた。とある研究室に冷凍保存されていた根絶種の病原菌Nは、テロリストによって持ち出された。 終
2005年08月24日
三つの願い ひ蜂骨董屋から買った壷を磨いていたら、煙と共に中から魔人が現れ、「3つの願いを適える」と言う。俺は、金と女と酒を要求。やつは、10分後、酒場のアルバイトのチラシを俺の前に出した。 終
2005年08月23日
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文鳥 ひ蜂テレビの取材。人間の言葉を話す文鳥の言葉…。「なあ良いだろう、かあちゃん、最近たまってんだよ。」翌日、奥さんの手で、文鳥は処分された。 終
2005年08月22日
夢のマイホーム ひ蜂俺は、ついに狭いながらもマイホームを持った。しかも、飯の心配もなくゴロゴロして暮らせる。しかし、この首輪と鎖は邪魔だ。 終
2005年08月21日
指輪 ひ蜂マリコは、婚約指輪を海に落とした。これで彼との仲も終わりかしら?その時、海王が現れ、お前の指輪は、どちらかとダイヤとガラスの指輪を差し出した。マリコは、ダイヤよと答えた。海王は、残念そうにお前の指輪はガラスじゃよと、海に消えていった。これで彼との仲も完全に終わりだわ! 終
2005年08月20日
わら人形 ひ蜂謎の老婆から買った、わら人形の効き目は、本当だった。あと三つ…、誰に使おうかな? 終
2005年08月19日
究極の整形手術 ひ蜂恋人ヴィーナスは、整形手術を受けるたび、欠点が気になり、気に入るまで手術を繰り返していた。そして、完璧な顔を手に入れたというので、心躍らせ待ち合わせの場所へ…。「それで、目鼻口は、何処にあるんだい?」 終
2005年08月18日
ほれ薬 ひ蜂あんたの店の「ほれ薬」ちっとも効かないぞ!30万円返せ!すみません、手違いです。それ、ほれ薬じゃなくて「ホラ薬」です。 終
2005年08月17日
死んだふり ひ蜂山奥で熊に遭遇、とっさに死んだふりをした。でも、これじゃ「寝たふり」熊に見破られてしまう。心臓を止めることは、無理だし、息を止めるのは、せいぜい1分位…。あれこれ考えていたら、熊は森に消えていった。熊曰く「寝言がひどい人間だな」 終
2005年08月16日
鬼 ひ蜂母ちゃんに鬼がとりついたのは、昨日のこと。父ちゃんの背広のポケットを見たとたんの出来事だった。 終
2005年08月15日
心臓の謀反 ひ蜂マサノブの心臓が謀反を起こし始めた。時折リズムを乱したり、止まったり。半年前の事故で恋人の右腎臓を死なせた恨みと言う。心臓の行動は、エスカレートし、マサノブは、日に日に衰弱、思い悩んで遂に刃物で心臓をひと突き。半年後、心臓移植の結果が良好で退院したが、次の日から「親友の心臓を殺したな」と肝臓が暴れ始めた。 終
2005年08月14日
オレオレサギ ひ蜂爺チャン、オレ、ヤクザの車にぶつかって大変なことに。示談金300万出せって、脅されてんだ。なに、おまえもか?わしなんか、この前、孫をかたるおかしな若者に騙されて、300万円取られたんじゃ。 終
2005年08月13日
恐喝 ひ蜂死にたくなかったら、金出せ! オレは、何を隠そう、今まで2人殺したことがあるんだぞ。そうですか…。私は、今まで9人ほど殺してしまいました。な、何…。こ、これは名の有るお方ですね?すみません、失礼いたしました。男は、逃げる様に立ち去った。ちなみに私は、医者です。 終
2005年08月12日
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古本屋 ひ蜂絶版となった小説を求め、近くの古本屋を当たったが見つからず、少し離れた町に…。昭和初期に建てられた面持ちの古本屋を見つけた。こういう店のほうが、見つかるかもしれない。店に入ると…「あれ、この週刊誌、新しいぞ。あれこの本も…。」 わたしは、てっきり店の雰囲気で古本屋と思い込んでいた店は、ただの古い本屋だったのです。 終
2005年08月11日
貧乏人と金持ち ひ蜂ある幽霊の自慢話。「どうだい?私の墓は、全て金で出来ているぞ!」それがどうした「オレの墓は、全て息子の借金で出来てるぞ!」 終
2005年08月10日
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人魚の恋心 ひ蜂私は、特に豊満な胸と腰のくびれが自慢の人魚セレン。今、漁師の若者に恋しています。でも彼、顔が鯛の私に振り向いてくれるかな? 終
2005年08月09日
特殊温泉 ひ蜂刺青のかた専門、桜吹雪の湯。効能は、打ち身、捻挫、小指の傷。銃などの貴重品は、フロントか、コインロッカーをご使用下さい。 センター長終
2005年08月08日
金持ち ひ蜂俺は、金持ちだ。俺は、常に金で満たされていた。しかし、或る日、ある男が俺の金目当てに俺を殴り殺そうとハンマーを振り上げた。俺は、ばらばらになり、中からたくさんの五百円玉が出て来た。 終
2005年08月07日
メロン ひ蜂ある朝、八百屋の店先で、メロンは、リンゴ、レモン、ミカン、ブドウたちに囲まれ、いじめられていた。僕が高級なイメージだからって、なんか文句あるの!ちがうよ。オレたち漢字で林檎、檸檬、蜜柑、葡萄って書けるけど、君は漢字で書けないじゃないか! 終
2005年08月06日
指輪物語 ひ蜂この指輪を持つものは、非業の死を遂げる呪われた指輪なのです。だからこそ、妻にプレゼントしたいんだよ! 終
2005年08月05日
健二の未来 ひ蜂健二の家に未来の彼の娘ミノリが訪ねてきた。彼が今、交際しているシノブとの子だと言う。しかし、健二とシノブは最近、うまくいっていない。このままでは自分の存在がなくなると健二に泣きついて来た。健二はミノリの後押で、シノブと仲直りした。しかし、翌日マサシという未来の息子が現れ、シノブと別れ、幼馴染のアケミと結婚してと言うのだ。 終
2005年08月04日
子豚の頑丈な家 ひ蜂三匹目の子豚が建てた家は、レンガで囲まれた暴風にもゆれにも強い家だった。これで狼の恐怖から身を守ることが出来ると子豚の兄弟は、ひと安心。しかし、子豚は、住宅ローンが払えず狼の不動産屋に身を売ることに。 終
2005年08月03日
使えるもの ひ蜂妻は、何でも拾ってくる。ゴミの中から使えるものを探すのが日課だ。机やイス、テレビ、冷蔵庫、自転車など、それらは今でも立派に使えるものばかり。しかし、妻は、拾ったもので使えないのは「あなた」だけという。 終
2005年08月02日
番組規制 ひ蜂オズは、俺ん家のテレビの中に居座る悪魔。一人暮らしの俺にはかっこうの話し相手だが…。しかし、やつはホラー映画しか映さない。その後テレビは5台になった。中にはオズの兄弟が…。 終
2005年08月01日
玉の輿 ひ蜂マサミは、遂に玉の輿に成功した。これも整形手術に手術を重ね抜群の容姿を手に入れた賜物である。しかし、夫の醜さといったら何?お母様はこんなにお奇麗なのに? 終
2005年07月31日