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カテゴリ:映画
「かぐや姫の物語」観てきました。後ろの列に赤ちゃんと幼稚園児くらいの女の子の親子連れがいたのですが、始まってすぐ赤ちゃんがグズリ出しイヤ〜な予感。コレ子どもが観てわかる作品なの?などと思っていたのですが、なんとラストでちょうど自分がウルウルしてきた頃、その女の子が、グスグスヒックヒック本気で泣いているのが聞こえてきたのです。 あの年齢でも感じ取れる何かがあったのか、と一瞬冷静になり涙が止まりました、笑。その後、この作品で涙することができる子どもがいるなら日本の未来もそう暗いものじゃないかも、などとヨコシマなことを考えていたら、不思議とまた涙があふれてきてエンドロールが終わるまで止まりませんでした。エンドロールが終了した後の、しばしの間の真っ暗な闇の余韻が、なんと心地よかったことか。こんな経験は初めてです。 何がどう良かったのか、映像が美しいとか、色々意味が深いとか、そんなことを言葉で表現しても仕方がないと思えるような、濃密な作品だと思います。一人でも多くの人に観て欲しい、そして感じて欲しいです。 最後にアクション観察の視点から一つ、面白いことを感じました。素朴で荒々しい動きがなんだか懐かしく、何故だか名作スポ根アニメ巨人の星を思い出してしまったんです。かぐや姫の想い人が星飛雄馬にちょっと似ていたような気がしたからでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.12.18 23:23:54
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