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カテゴリ:風の言葉
無傷って言うじゃないですか。 あれは「ムキズ」で「六傷」なんですってね。 やきものはそうなんですよ。 まあ、傷といってはいけないんですかね、 景色、表情としてみればいいわけです。 そういうものがないと、なんとなく冷たく感じちゃうでしょう。 単なる器物ということになってしまいます。 日本の工藝というのは「六傷」って言われるような傷があったほうがいいんです(笑)。 手仕事っていうのは完璧なものになるはずがないんですから。 十四代酒井田柿右衛門『余白の美 酒井田柿右衛門』
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最終更新日
2017.08.11 18:07:07
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