ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

後編です。
ほぼ、駆け足の記事になっておりますが、ご了承ください。

仏徳山を下りてそのまま宇治上神社へ。



国宝の拝殿。
その右側をぐるりと回ったところにあったのが、

　←桐原水

御神水です。
このように石室でがっつりと囲まれたものはなかなかお目にかかれません。
しかもとても透き通ったもので、眺めているだけでうっとりとしました。

こちらの神社は社殿が有名すぎるのですが、磐座がごろごろとしている神社でもありました。
私は社殿前の信仰の方がより関心が高いので、そちらにメロメロ。
どのような思いをもって古代の人たちはこの磐座を崇めていたのでしょうか。

　　



こちらは対岸から見た宇治上神社の御神体山・仏徳山。
緩やかではありますが、まちがいなく神奈備の形。
美しいです。

宇治神社はほぼ宇治上神社のお隣さん。
ご祭神は朝日山の山頂にお墓があった菟道稚郎子。



対岸に渡り縣神社。
こちらは宇治平等院に近いので修学旅行生がたくさんいらっしゃいましたー。



神代の時代から創建しているこの神社の御神木（樹齢500年以上の椋木）がとても印象的でした。

駆け足での報告になっております。
宇治市内の神社の最後は橋姫神社。



住宅地の中にひっそり鎮座されておりました。

さて、少し時間があったので、電車で移動。
前回は早朝での登拝でしたが、今回は丁度お昼時の伏見稲荷大社。

いやーーー、参りました。
電車を降りた時から激混み。
参道への道はひとひとひと……。
こんなに人で大渋滞の伏見稲荷を知りませんでした。
ようやく境内に入ってもひとひとひと。
でも、茅の輪が出来ておりました。



ここをくぐった後は奥社に行き、その脇から下ったところにある役行者がお祀りされた祠へご挨拶。



ここは人が全く来ることなくゆっくりとお参りできました。
が、余りにも奥社以降も人が多くあちこちで大渋滞。
しかし、駅へ戻るにしても相当の人混みをかき分けるという大仕事を行う気力はなし。
そこで思い立ったのが、お山の反対側の山裾に出て、東福寺方向に向かうというルート。
恐らくそのルートには人がいないはず……。
ということで、四辻から向かって左の参道を選択。
そして、御膳谷奉拝所のところから清滝方向へ。

　←こちらが清滝。

清滝方向に一歩足を踏み入れるとほぼ人がおらず。
麓からお山に上がってくる人が数名。

あーーーまだお山に静かなところがあるーーーと思いつつの帰宅となったのでありました。

稲荷山は早朝に登拝するしかないなーーー。

とこんな感じのお散歩でした。
本当に駆け足の「徒然」になってしまい申し訳ございません。

お散歩記事が滞り過ぎ！
もう七月だーーーーー！！！！


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