ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

後編前に、「お知らせ」を挟みます。

木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。
（7月18日の記事）

今回は『​太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密​』です。

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ルポタージュです。
すでに私が生まれて以降の出来事でありながら、本書を読むまで全く知りませんでした。
それは国外で起きたことという理由だけでなく、民間の企業で起こった出来事だったので、事が大きくならなかったのかもしれません。
それでも、日本の高度成長の裏でこのような出来事があったという事実から目をそらしてはいけないのではないかと思います。
逆に「高度成長」とは何だったのかとさえ考えさせられるような出来事でもあります。
「出来事」と書きましたが、「事件」と語気を強めていいかもしれません。

とりあえず、一読して欲しいことと、この事件が今、大きく取り上げられて欲しいと思っています。


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