毎日、素敵な人間になりたいと奮闘している訳だが、それでもやっぱり
時に腹の立つこともあれば、自分の感情がうずまいてどうにもならない時もある。
そんな時、
「あぁ~、素敵な大人なんてまだまだ先だ」
と思ったりする。
こんな感情は、これからどう折り合いをつけていくんだろう?
私が目指す理想の大人になった時には、こんな感情はどうやって
コントロールしているんだろう?
それとも、人間として深まっても、この感情はそのまんまなんだろうか?
例えどんなに徳を積んだ人でも、こういう感情は持つものなんです、
それが人間なんだよ、って言われたら、何だかものすごく楽になる気がする。
そっか、このぐちゃぐちゃいろいろ考えるのが、人間なんだぁー、って
ちょっと、ほっとするような。
感情が水面のように動かない、仏様のような人間って多分いないよな。
私は、人間として、ものすごく魅力的な人になりたい。
私の大好きな友人がいるんだけど、私はその子の何が好きかって
何でも感情をストレートに言葉に出すのだ。
「嬉しい!」「大好き!」とか「本当に嫌だ!」とか。
私は、そんな感情豊かなその人を、人間としてものすごく魅力的だと思う。
何を考えてるのかわからない人や、何を言っても当たり障りなく
肯定的な反応しかくれない人って、何だかちょっと
「コミュニケーションとして物足りない」
ような気がしてしまうのだ。
やっぱりいつも「冷静な人」や「いい人」を装ってないで、自分の人間的な感情も
肯定してあげてもいいのかな、と今日思った。